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2018年 03月 20日
三月日記:ヒゲ好き疑惑
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お菓子食べて、映画見て、だらだら過ごす。そんな団欒があっても良い。この頃は西部劇が好き。

でも、「君らが好きなシャーロックの新しいの観るよー」と言えば娘たちが寄ってきて、「今日は刑事ドラマつきあうよ」と言えば夫がすごく嬉しそうにいそいそ準備するのに、「西部劇みよう!」と言うと、周りからサッと人がいなくなるのはちょっと寂しい風潮だ。

誰かと語り合いたく、職場でのトークにもちょくちょく西部色を挟み込んでみるが、誰も食いつかず。常に一瞬で流される。ちぇ。そんな感じでひとりぼっちで楽しむ西部劇、今のとこのマイ・ナンバー1フィルムは、セルジオ・レオーネ監督のOnce Upon a Time in the Westかな。

ウェスタン(”Once Upon a Time in the West”)

気の強いグラマラスなヒロイン、キャラの立った脇役たち、寡黙で謎めいているがそれがかえって微妙なおかしさを醸し出してる主人公ハモニカ、すべて完璧!

バリバリのマカロニ・ウェスタンのようでいて、時々挟まれるチラリズム溢れる謎の回想シーンにより「ハモニカ、お前は一体誰なんだ!?」というミステリ風味もほのかに漂う構成で、面白さいや増す。最後の回想シーンは圧巻。

間際にあいつは、ハモニカお前か!って思ったのか、最後までわからなかったのか?どう思う?(とか語り合いたい)

ウエスタン [DVD]

汚いヒゲのシャイアンが格好良い。綺麗なヒゲの鉄道王も渋い。登場人物みんなの背後にある個々の物語がちゃんと感じられるのが凄くイカす。

しかし、ハモニカの吹くメロディは、みんな褒めてたけどどうなのか?常にアレばっか繰り返してて、お前いいかげん他のフレーズも吹けよって、ボトルを割って怒り出す荒くれ男は誰もいないのか?

まあ、あまり芸達者になって、メリーポピンズのチムチムのハーモニカみたいになっても変だけどな……。


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西部劇と言っても、たぶん好きなのはマカロニ・ウェスタンで、アメリカの正統派西部劇はあんまり見ない。

どこが違うのかなーと思ったら、正統派は正義の保安官って感じであんまり笑えないけど、マカロニはただの個々の勢力争いっぽい感じで、どの悪役にも三分の理、って感じが良いんだと思う。

e0134713_14311640.jpg← 一番好きな悪役、『サボテン・ブラザーズ』のエル・アポ。凄い好き。

『サポテン・ブラザーズ』はマカロニですらないコメディだけど、中学時代からのお気に入りなので西部劇といえばまず一番に思い出してしまう。気に入った場面だけキャプチャーまでして、見れば即元気出た。


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ちなみに中二時代、あぶらだこの曲、「ローハイド」も西部劇の歌と思って愛聴していた。が、いま改めてタイトルを見たら、"Row Hide"(ってどういう意味だ?)なんだな。西部劇のRawhideとは別物だったのか……。


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by macchi73 | 2018-03-20 23:55 | 面白かった本など | Comments(5)
2018年 03月 17日
三月日記:春の珍事
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macchi〜、もう起きろー!と爽やか且つ快活な夫(珍事)がコーヒーを入れて持ってきてくれた。

ナニ?夫が元気ってことはもう午後か!?昨夜は同僚と日付が変わるまでワインバーでしこたま飲んでしまったし、寝過ごして休日を無駄にしちゃったか……と時計を見たら、なんとまだ朝(珍事)。嬉しくなって、夫に、今日は庭いっぱいの剪定枝を片付けてくれよう、頼むよう、と言って、もう一回ベッドに潜って、小一時間音楽聴いてゴロゴロしてからリビングに行った。

そしたら澄ました子供曰く−−−発表します、今日の予定を決めました。これからお父さんと一緒に庭の片付けをします。それからみんなで駅前に行って任天堂スイッチの保護シートを買います(これ、庭仕事の報酬ね)、それからみんなでお店でランチ。どうかな?

すばらしいね、ということで、まずは音楽かけてダンス。そして父子が庭仕事している間に私は片付けをした。洗濯物を干しながら外を見たら、テキパキ働く二人が見えて、庭がすごく明るく広くなってた。出て行くと、剪定枝を綺麗にまとめながら、娘が「良い匂いだー」という。月桂樹だから香るんだな。庭に積まれた枝の中から綺麗なものを選んで洗って、子供の隠れ家の壁に吊っておいた。

それから盛りを過ぎた花を摘んで回った。先日作ったリースを見たら、良い感じにドライフラワーになってて綺麗だったので、摘んだ花殻も並べて吊っておく。

行動的な夫、お手伝いの子供、暖かい春の日、すごく楽しいものだ。いつもこうだと素晴らしいね。
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 今日の休日ダンスのBGMはMatt Costa。ワンマンバンド楽しい。


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by macchi73 | 2018-03-17 23:55 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(2)
2018年 03月 09日
三月日記:春の庭のリース
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朝。庭に大量に落ちている剪定屑をクルッと輪にして、春の花を挿した。

向かって左。白いヒヤシンス、アプリコットのラナンキュラス、クリスマスローズ白、クリスマスローズ赤、緑色のビバーナム。向かって右。八重のクリスマスローズ、黄色い小花のサンシュユ、菜の花。ピンクと赤の撫子は、華道をやってる娘の花材から拝借したから、庭では本当はもっと後の開花かな。

昼。たまにランチに行くお店のお兄さんと音楽の話をチラッとしてたら、ちょうど隣に座ってたお客さんも音楽やってるということでライブに誘われた。

夜。色んなバンド出てて面白そうなので行ってみたら、どれもなかなか良かった。ピアニカとか入ってて可愛い感じ。ちょっとKlimpereiみたいな。


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by macchi73 | 2018-03-09 23:55 | 【その他】日記 | Comments(4)
2018年 01月 31日
皆既月食 2018
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庭ブログに書くような園芸的なことは何も起こってないが、何やかや慌ただしい日々だ。マルチタスクが得意な人って、同時に幾つものことを気に留めてられんのかな。私はそれがけっこう苦手かも。

複数の用事を同時に意識して滑らかに進めるんじゃなくて、一度に一つの事にしかフォーカスできず、それぞれを細切れにして一々ガチャガチャとザッピングしながら何とか進めてるって感じがする。で、そうすると細切れの案件が頭の中に散らばって、胸の中もいろんな気分の残骸で片付かず、散漫かつエネルギーのロスが大きい気がする。ぼんやりした気鬱が全身に広がってグッタリしてしまう。

だけど、そのザッピングの中にちょっと自然の視点が入り込んでくるだけで、散らかってたものがスーッと凝固して落ち着いていく感じがするんだよな。不思議。

今日は月食だよと朝のリビングで言われ、ガチャガチャした一日の中で、時折お月さまのことを考えた。それで帰宅して眠そうな子どもと外に出たらピカッと光る丸い月。だんだん欠けて真っ赤に染まって、「同じ月食は前にも見たね」と子ども。君は今よりずっと小さかったけどねと私。広い夜空を見ながら、仕事も人も自然も、常に一回きりであるのと同時に、何度も繰り返す円環のようでもあると思う。問題が起きては解決し、生まれては死に、欠けては満ちる。ぼんやり広がって胸を圧迫してた気鬱も落ち着かなさも、一つ一つがぎゅっと圧縮されて散在する小さな点になり、遠くから見る星空みたいに静かになる。

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(↑これは前回の皆既月食のとき撮った写真)

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後で知ったが、今回の月食って、スーパームーン(地球に近くて大きく見える月)+ブルームーン(月に2回の満月)+レッドムーン(皆既月食の赤い月)が重なる、特別な皆既月食だったらしい。

スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン。なんかレッド・ホット・チリ・ペッパーズを思い出させる語感だ。形容詞が多いから?それともブラッド・シュガー・セックス・マジックからの連想か?



レッチリ的には血迷い路線扱いされがちな(←分かるけど)『ワン・ホット・ミニット』も割と好き。





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by macchi73 | 2018-01-31 23:55 | 【その他】日記 | Comments(2)
2017年 12月 25日
炬燵夫は電脳戦の夢を見るか
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最近仕事の移動中に自宅付近を通ることがあって、たまに自転車やお茶一杯のためにぶらっと寄ってみたりする。

昼の家では、夫がコタツにすっぽり埋まって顔だけ出して寝息をたてている。

外気が好きなんだな、窓は大きく開けてあってレースのカーテンがふんわり揺れてる。頭寒足熱ってとこか。

開きっぱなしのパソコンからは将棋の実況中継のようなものが流れている。TVもつけっぱなしだったりして、色んな音が混ざって嫌にならないのか?と思うけど、起きてる人がいない室内は、雑多な音が流れていても妙にひっそりしている感じもする。

いつも大事そうに傍にあるスマートフォンはたぶん将棋の友かなと思う。最近は将棋アプリをやりこむと実際に将棋連盟から段をもらったりもできるようで、家に免状が届いたりもする。ゲームで育てた野菜が届くサービスもあるというし、現実とネットとをつないだ商売はこれからもっと増えるんだろう。

時に気持ち良さそうに・時に寝苦しそうにしている夫をしばらく眺めて、すぐまた家を出る。寝顔でも撮ってやろうかと思ったりもするが、床に転がったボサボサ髪と無精髭のおじさんじゃ何かの現場写真みたいになりそうなので止める。

TVを消して部屋を出る前、床に広がる影、白く発光するカーテンや窓辺の葉を透過する緑や黄色の光の斑が綺麗すぎて、しばらく立ち止まって見てしまう。

家を出るとき振り向いて、もう一回だけ庭を眺めたら、門扉脇の白菊が寒さで赤みを増しているのに気づいて冬を感じた。

明るい住宅地を歩きながら、これらのどの家の中にも一つ一つ違う小さな空間があって、中には人や動物がいたりいなかったり、動き回ったりじっとしたりしているんだなと思う。
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教会のクリスマスイベントでウォーロックのベツレヘム・ダウンの合唱を聴きながら、また色々な時代や場所の家々が内包してきただろう小空間を思い浮かべたりする。ベツレヘムの厩に幼子。我が家の炬燵に夫。誰も知らない場所でひとりぼっちの人。

たとえ密室の中でも、誰にも知られなくても、起こった出来事・存在した物には、この世界を構成する重さみたいなものが宿っていると思う。もしクリスチャンだったら、「すべて神様がご存知」って思うのかも。

神様が作ったかもしれない、偶然の産物かもしれないこの世界には、光るカーテンやら野に咲く花やら、小さく綺麗な一瞬がいっぱいあって、そういうものがみんなの目にとまりますよう。良いクリスマスと新年になりますよう。


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by macchi73 | 2017-12-25 23:55 | 【その他】日記 | Comments(3)
2017年 06月 07日
6月の庭
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なんか庭に鳥がいっぱいきてるよ、と家族たち。見るとムクドリの群がローラー作戦風の動きで、庭の地面をつつきながら移動している。ふーん、そんなに何たべてんだろ。

しばらく眺めてから庭に出たら、昨日のキアゲハの幼虫が消えていた。うわっ。

サバイバルって大変なんだな。虫の一生って儚い。
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儚いといえば、ずっと美味しく食べまくっていた芳香性の柔らかいオールドローズたちもこの高温でハラハラ散ってしまった。代わりに、月桂樹に適当に沿わせて伸ばしたアンジェラがモリモリ咲き出している。これから冬まで咲き続ける四季咲きのアンジェラは庭をパッと明るくしてくれて好きな薔薇だが、香りは薄く花びらも頑丈で美味しくはないんだよなー。

儚い一季咲きのオールドローズたちよサヨナラ、美味しい薔薇ジュースやジャムをありがとう、と感謝しながら、末っ子と二人で、家族の昼食パンを名残の薔薇ジャムと庭の収穫で飾る。
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午後は小学生たちが遊びに来て、「みんなで拾ったよ」と、地面におちた杏の実を差し入れてくれた。サンキュ、それは明日の朝ごはんにしよう。

庭の季節の収穫は、薔薇から果実に移行しつつある。

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夜には就職活動が解禁となったという上の子と劇場で待ち合わせて、二人で劇団鹿殺しの『電車は血で走る』を観た。うまくいかない現実や自信喪失と格闘しながら夢を追う人たちの物語。劇団名は怖いが、内容は詩的。太鼓とラッパの楽団パートが好き。生演奏楽しい。

観劇後、面白かったねえ、と満足そうにしながら、自分はどうしよう、そんなに夢とかコレってものが無いんだ……と言う娘。まあなー。双子の息子なんかは割と夢とか計画とか語る若者だけど、みんながみんなそうではないか。タイミングも性質も人それぞれだし。

でもまあ、別に夢を持つこと自体が重要なことではなくて、自分の人生を生きることが大事ってだけなんだと思う。本当に自分のこととして味わうなら、迷いもショボさも退屈も、夢や喜びや自己実現と、実は全く等価なものだと思う。何やっても、どうにでもなるよ。若いって、この先に長い時間がある−−それだけいっぱい経験が待ってるってことだから、羨ましいよ。

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劇場で尾崎豊がかかっていて、今の子だとamazarashiが同系か?と思ったり。若者専売系フィールド。
尾崎って自分で聴いたことがなくて、放歌先輩が麻雀中に朗々と歌ってたのを聴いてただけなので、もしかしたら全く似てない可能性もあり。


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by macchi73 | 2017-06-07 23:55 | 【庭】収穫、料理 | Comments(6)
2017年 05月 15日
5月の日曜日
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休日の朝、庭を巡回。
カサカサッと木の枝や草薮が揺れる先を見れば、カナヘビの姿。今年も元気そうで何より。実家から、母の日の荷物ありがとうの電話。元気そうで何より。

裏庭は頭上も地上もエゴノキの白い花でいっぱい。
頭上では沢山のクマンバチの羽音。地上にはミドリガメのアオ。
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お昼、子供達がポテトチップスを作るというのでご相伴にあずかる。いつも料理なんてしない大学生だが、やればなかなか美味しい。青のり、塩味、コンソメ味、とテイストにバリエーションまでついてる。ポテチ大好き。揚げたての手作りなら更に格別。冷え冷えのビール。

末っ子が、何かして欲しいことある?と聞くので、散歩付き合ってよと言う。それでぶらぶら歩いて、娘の夏のサンダルを買ったり、フォカッチャを探して美味しそうなパン屋を回ったり、本屋や珈琲屋なんかも入っていたら2、3時間の長散歩になってしまった。おかーさん、これ母の日だから、と花の種をもらう。あらまサンキュ。短いパンツに素足でも寒くない夕方。少し空気に夏成分混じる。

夕方、夫と一緒に台所に立つ。今日の晩御飯は、昼間の揚げ油を有効活用すべく、大好きなフィッシュ&チップスなのでわくわくだ。

なのに、ええー、俺が料理するからmacchiは庭仕事でもしてなよ、外に行ってなよー、と夫が何か台所を追い出そうとするので多少ムッとする。なんなんだ。台所は夫の領地ってか。常時スマホが片手に接続されて、余所者がいると邪魔ってか。ち。今日は私も料理したいんだ。居座ってやる。

食後、子供たちみんな早く2階に上がってしまったので、長い夜。
夜中までやってるカフェーまで夜散歩に出かけたら、夫も一緒に来るが「俺は自転車〜、歩くの疲れる〜」と、やたらニヤついている。ふーん、私は歩きが良い。夫のにやにやと不審な動き、面白くはない。ニヤニヤされるほどに微妙な気分。

それで帰宅したら、玄関にカーネーションがデーン!と置いてあって、夫の不審な動きいや増す。なんだ、これのために今日は何かと外に追い出そうとしてたのか。了解。
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謝意を表してストロマエのダンスで夫の周りをぐるぐる踊ったが、そのダンス変、と笑うばかりで共には踊らず。フェンシングスタイルの決闘ダンス、イカすと思うんだけどなあ。


こっちの方が夫と娘にはウケて、一緒に踊ってくれた。
……って言っても、夫は両腕を曲げて固まってるだけで、その周りを私と娘が踊り狂うだけだけど。


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by macchi73 | 2017-05-15 23:55 | 【生物】爬虫類・両生類 | Comments(0)
2017年 05月 13日
雨の日の薔薇シロップ
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休日の朝、雨の音で目が覚めた。
仕事で続いた肉とワインと寝不足で体が良い感じに気怠く、今日は外出せずに家でのんびり回復するかーとか考えてたら、身支度をととのえた末っ子がベッドにやってきた。今日は朝イチで学校や習い事の友達とウォーキングラリーに出かけるという。ええー、窓の外、ざあざあ降りなのに?

雨天決行なの、という娘を「本当かよー、中止だったらすぐ帰っておいで」と送り出す。

子供達は全員出かけてしまって、家の中がシーンとしてる。窓から雨と植物の色んな良い匂い。それで先日仕込んだバラジュースのことを思い出して味見したら、とっても美味しくできていた。いつもは水と砂糖とブランデーを煮立てたシロップで抽出しているんだけど、今回はレモン汁とハチミツ、砂糖で抽出してみたんだ。甘酸っぱくて、このやり方も良いなと思う。花びらを濾して、瓶詰めしとく。
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庭に出たら、このあいだ種播きしたルッコラ、二十日大根がもう芽吹いていた。

真っ白な群星、オレンジ色のジャストジョーイ、鮮やかなピンクのゼリフィーヌドルーアン、薄青のブルームーン等々、庭に点在するバラたちも続々と花を咲かせていて、雨に打たれた花首が重そうだ。雨の庭も綺麗だと思う。
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昼は夫が蕎麦を茹でたので薄暗いキッチンでモソモソ食べる。二人とも無言。我々の間に音声会話というものは無い。省エネ仕様。

そしたら、「ただいまー!」「こんにちはー!」と、末っ子が友達を引き連れて帰宅。
ウォーキングラリーの参加賞って商店街の商品券なんだよ〜全員で全クリアしたら大金になったから、お菓子いっぱい買って来たよ〜と嬉しそう。大勢だとボードゲームできるよねえ!とキャアキャア盛り上がってる。ギャッ!電気までつけられた。部屋が、空気が、いきなり明るい。ううう。

疲れた中年に優しい雨の仄暗さが見る間に霧散……子供達の若さが眩しい……。

しかたないので(せっかくなので?)子供たちには人海戦術の片付けをちょっと手伝わせて、それから非社交的な大人たちは奥の部屋に撤退。明るい子どもたちの声を扉と廊下の向こうに遠く聞きながら、コーヒーを入れて音楽かけて、ひっそりごろごろする。暗い部屋で。

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昔から、雨の日によくかけちゃうL'Affaire Louis Trio。中でもこの "Ni avec toi, ni sans toi" が一番好き。兄でリーダーでおかしな髪型のボーカルが、1年前に亡くなってたことを知ってショック。夫も愕然&しょんぼり。もうメンバーは弟一人だけか。悲しい。


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by macchi73 | 2017-05-13 18:00 | 【庭】収穫、料理 | Comments(6)
2017年 04月 30日
ホワイトガーデンで
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庭で白木香バラが咲いて、子供達の庭の隠れ家を飾っている。

朝から庭に出たら、もう日差しは暑いくらい。
どんどん濃くなってきている緑の上を、アゲハチョウやモンシロチョウが飛び回っていた。今年初めてのアオスジアゲハも。青い蝶って綺麗。

薄着で家族とランチに出たら、春風がパタパタみんなの服をゆらしてとっても気持ち良い。下らない話で子供達が笑いが止まらなくなってヒーヒー言ってる。見てたらつられて、私も頬が疲れた。
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午後は庭の虫や植物を観察して過ごす。

もうずっと園芸的な処置はなにもしていない庭は、年々勝手に増えるオーニソガラムとシラユキゲシ、それから野イチゴ類で、どこも真っ白だ。大味なホワイトガーデン。風で草が揺れてる。
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藪のなかに腰を下ろして緑に溶け込んでいると、お目当ての虫も・全然知らなかった虫も・捕食も変態も・一年越しの再会も、色んなものが目の前で見られて楽しい。住宅街の中のこの程度の庭でも、極小の虫たちにとっては大きなボリュームを持った緑の空間なんだなと思う。この空間でこの状況ってことは、地球上は大変な数の生命に満ち満ちてるってことだ。物凄い。

そんな時、頭上からちょっとヒヤッとするような重低音の羽音が聞こえてきた。見上げたら、硬そうなオレンジと黒に光るスズメバチがそこにいた。
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うーん、どうしよう。見た感じ、まだ巣は作り始めたばかりで、女王蜂一匹しかいない。しかし場所がちょうどリビングの出窓の隣で、人の動きもある所だ。庭で遊ぶ子供達が刺されたりしたらまずいよな……とか見ているうちに、やるしかないか、という考えに至る。

で、捕殺。
ホースで強く水をかけ、地面に撃ち落とした姿を見たら、ピカピカでいかにも若い女王だった。本当だったら、この春じゅうは一匹で営巣して子供産んで育てて、夏からやっと仲間たちと自分の国を作るとこだった。こっちを見てカチカチ言って怒っているのを一撃、殺して埋めた。夫が寄ってきて、かわいそう、と言う。まあな。
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それから念のため種類を調べたら、オオスズメバチ(5cm)じゃなくてコガタスズメバチ(3cm)だった。獰猛で有名なオオスズメバチとは違って、巣を揺らしたりしなければ人を襲うことは殆どないという記述を読んで、なにか凹む。

まあでも、コガタスズメバチは住宅地に営巣することが多いこともあって刺傷事故は一番多いという記事もあるし、ご近所のこととかも考えれば、もし前知識があったとしてもやっぱり捕殺したんだろう。

でも、それでも勘違いした状態で殺した後ろめたさってのはあり、やられる前にやれ的なアレもきまり悪いし、とっくり型の面白い形の巣に君臨するっていうところも見てみたかった。
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子供がみてたアニメのエンディングが小さく流れてきて、ちょっと良い曲に思えた。
神聖かまってちゃん(変な名前)の次のシングルらしい。




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by macchi73 | 2017-04-30 23:55 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(2)
2017年 04月 12日
アミガサユリ(編笠百合)
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古いビルの裏手。アクセス経路がなくて人が入らないボサボサ気味の野原に、変わった花が点々と咲いているのがビルの窓から見えた。あっ、あれはもしかして。ひらりと窓から飛び出して、壁を伝って走り寄ってみたら、やはりアミガサユリだった(←嘘。脳内パルクール)。

アミガサユリは、ユリ科バイモ属の野草。別名、バイモユリ(貝母百合)。
野原でもたまーに見かける花だけど、山野草のお店で売られているのも見かけたりして、私の中では高級雑草というイメージだ。

バイモ属の仲間って、花が千鳥格子柄だったりシックな黒色だったりして、独特の洒落た雰囲気がある。そのせいか外国産の園芸種もけっこう出回っていて、ガーデナーの人気も高い。

なので、こんな風に自生してるのを見かけると、ちょっとしたレア感があって嬉しい。ほくほくして頭の中のMY野草地図に書き込んでおく。

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最近、娘と夫が興味を示していたパルクール。壁や地形を活かした移動術のことらしい。
あー、私もだいたい脳内では日々こんな身のこなししてるや。


そしてこれは、ストーカーの壁よじのぼりソング。
Spaceのアルバム "Spiders" は全曲ふざけた感じ。演奏が楽しそうで好きだったけど、今聴くと時代を感じる……。


アルバムの中ではこの曲がお気に入り。映画オースティンパワーズに使われたみたいだ。



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by macchi73 | 2017-04-12 23:55 | 【自然】雑草、野草 | Comments(5)