2018年 05月 28日
ハラアカマルセイボウ(腹赤丸青蜂)と、輝く虫たち
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草叢の中に、キラキラ動く小さな点を発見。昆虫アイが発動して、精神的ズームがかかる。視力が悪い目にもわかる、上半身(って言うのか?)はメタリックグリーン、腹部はメタリックレッドの派手なヤツ。これは虫好きなら誰もが憧れるはずのアレじゃないか?図鑑で見て思ってたよりずいぶん小さいけど、きっとアレじゃないか!?

「セイボウだ!」って、心躍りながら、駆け寄りたいのを我慢してジリジリ近づいたが、あいにくマクロカメラを持っていなかった。うう、残念。ピンボケ写真だけ撮って、後で調べたら、ハラアカマルセイボウだと分かる。
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メタリックカラーつながりで、アカガネサルハムシ(赤銅猿金花虫)も見つけた。こちらも小さいけど美しく輝く翅を持つ。
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休日は、友人知人同僚などとお出かけしたりも多いこの季節。昆虫アイが発動した時に一人じゃないと、後ろ髪ひかれながらその場を立ち去るということがしばしば発生する。だいたいそれを大幅に上回る楽しさが進行中なのでグッとこらえるが、あとで「アレって何だったろうなあ……」とかふと思ってしまうこともある。

しかし、夫と一緒の時はその手の我慢は殆ど発生しない。かわりに、もうー、macchi, すぐに立ち止まるのやめてくれよ!早く!おいってば!!!と怒っている夫がよく発生している。

そのくせ、今日はセイボウ見たのに綺麗に写真撮れなくて残念だったなーとか夫に話すと、それってどういう虫?どこにいたの?と聞いてきて、翌日あたり「見つけたよ!」と親切にも見せてくれる。そして、それが十中八九、違う虫なのである。

↓↓ 夫がみつけたセイボウ、ではなくてウデゲヒメホソアシナガバエ。メタリックカラーの虫を見つけるといつも嬉しくなるのに、ハエだけは光っていても全く嬉しくないのは何故だろう。しかも、夫は忘れているようだが、前にも「すごい虫みつけた」と、得意そうにこの虫を見せてくれたことがあるのであった。これはなあ、庭にいっぱいいるんだよ……。
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# by macchi73 | 2018-05-28 06:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(5)
2018年 05月 27日
コマルハナバチ(小丸花蜂)→ 一部、ハラブトハナアブ混在
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コマルハナバチが可愛すぎる。

オスはレモンイエローの、メスは黒のフワフワした毛に全身覆われた蜂で、オスもメスも、お尻の先だけがちょろっとオレンジ色なのである。優しい羽音で花から花に飛び回っているちょこまかした様子も可愛い。花に頭をつっこんで熱心に蜜を吸いながら、丸っこいオレンジ色のお尻をふりふりしてる。
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臆病な性格らしく近付くとすぐに逃げて行ってしまうが、バーベナやキャットミント、カラミンサが咲き乱れる藪にまずはじっと座っていると、そのうちすぐ近くまで寄って来る。カメラを構えても逃げていくので、しばらくはボーッとただ周りを飛び回るのを眺めてるのが楽しい。

あんまりフワフワしてて手触りが良さそうなので、近くを飛び回られると、ついパッと捕まえてしまいたくなってウズウズする。このウズウズは人類共通のウズウズらしく、昔の子供たちはコマルハナバチのオスを捕まえては糸でつないでペットのようにして散歩させたりしていたようだ。「ライポン」「ペット蜂」など、地域によっていろいろな名前で親しまれていたらしい。
しらべぇ:
【今だけ見られる】刺さないハチ「ライポン」って知ってる?

ちなみに、上の記事のタイトルにある【今だけ見られる】というのは、コマルハナバチに特徴的な生態だ。ハナバチを含む多くの蜂の生態は下記(1)〜(4)の通りなのだが、コマルハナバチは(1)〜(3)の時期がとても短いというちょっと変わった生活史を持ち、今の時期にもうオス蜂が生まれ、梅雨前にはコロニーは解散してしまう。

(1) 冬眠から目覚めた女王蜂が一匹で巣を作り、
(2) それから働き蜂をたくさん産んで幼虫の世話や餌集めをしながらコロニーを大きくしていき、
(3) 夏〜秋にかけて、新女王蜂とオスの蜂が生まれて羽化し、
(4) オスと交尾した新女王蜂以外のメンバーは死に、新女王だけが越冬する →そして(1)へ


下の写真のように、明るい黄色で目立つのがオス。針(産卵管)がないので掴んでも刺さない。
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メスの方は黒い毛皮で、ちょっと地味。
でも、お尻の先だけオレンジ色なのはオスと同じで、こっちのデザインも結構可愛いと思う。
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ちなみに、上・左の写真は交尾してるから、黒いのが次の年の新女王だろう。前に、ミツバチ研究家の記事で、コマルハナバチの交尾シーンは珍しいと読んだので、なんかワクワクした。
academist Journal:

コマルハナバチは珍しい蜂ではなく、どこにでもいるいわゆる普通種なのですが、交尾しているところが観察されるのは非常にまれです。そのため、この種がいつ、どこで、どのようにして配偶者を見つけるのかは、よくわかっていませんでした。

コマルハナバチの新女王は、交尾の後には土の中に潜って長い休眠に入り、翌年の早春に目覚めて、新しい巣を作るようだ。冬眠もうちの庭でするのかな?ちょっと嬉しい。

→とか書いておきながら思ったのだが、この交尾写真は、コマルハナバチではなくハナアブかもしれない。
小さい携帯画面(しかもガラスがヒビだらけ)で見ていた時は最近見慣れたコマルハナバチだろと思っていたんだけど、さっきPC画面でちゃんとみたら、なんだか顔が蜂ではなくてアブっぽいじゃないか……。がーん。
でもこんな風に、オスが黄色とオレンジの2色の毛皮でメスが黒の毛皮のハナアブっているのか?コマルハナバチに擬態してんのか?がっくりだー。

そして見つけた。これか!
コマルハナバチに擬態するハナアブ……。



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# by macchi73 | 2018-05-27 06:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(3)
2018年 05月 26日
ブドウスカシクロバ(葡萄透黒翅)
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この頃よく庭でブドウスカシクロバを見かける。
幼虫が葡萄の葉っぱを食べて育つので、台所の窓辺のグリーンカーテンがわりの葡萄が伸びるに従って発生してくる蛾だ。

雄の触覚はクジャクの飾羽のようにひらひらと青く光って頭を飾っている。黒く透ける翅には、青く光る刺繍が施されたように翅脈が走っていて、レーシーなガウンを纏っているようでゴージャス。

威厳のあるその姿から、別名、庭の皇帝と呼ばれている(私に)。
今日は、キャットミントの青い藪の上から、眼下に広がる領地を悠然と眺めておられた。
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オスの触覚は櫛状だが、メスの触覚はこんな感じ。
お日様の当たる加減がちょうど良いと、4枚の重なった翅が全部綺麗に透き通って、もっとドレッシーに見えるんだけどな。漆黒っぽいのもマダムっぽくて良いかな。
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↓↓↓ ボーイ・ミーツ・ガール or エンペラー・ミーツ・プリンセス
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# by macchi73 | 2018-05-26 19:07 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)