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2017年 04月 30日
ホワイトガーデンで
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庭で白木香バラが咲いて、子供達の庭の隠れ家を飾っている。

朝から庭に出たら、もう日差しは暑いくらい。
どんどん濃くなってきている緑の上を、アゲハチョウやモンシロチョウが飛び回っていた。今年初めてのアオスジアゲハも。青い蝶って綺麗。

薄着で家族とランチに出たら、春風がパタパタみんなの服をゆらしてとっても気持ち良い。下らない話で子供達が笑いが止まらなくなってヒーヒー言ってる。見てたらつられて、私も頬が疲れた。
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午後は庭の虫や植物を観察して過ごす。

もうずっと園芸的な処置はなにもしていない庭は、年々勝手に増えるオーニソガラムとシラユキゲシ、それから野イチゴ類で、どこも真っ白だ。大味なホワイトガーデン。風で草が揺れてる。
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藪のなかに腰を下ろして緑に溶け込んでいると、お目当ての虫も・全然知らなかった虫も・捕食も変態も・一年越しの再会も、色んなものが目の前で見られて楽しい。住宅街の中のこの程度の庭でも、極小の虫たちにとっては大きなボリュームを持った緑の空間なんだなと思う。この空間でこの状況ってことは、地球上は大変な数の生命に満ち満ちてるってことだ。物凄い。

そんな時、頭上からちょっとヒヤッとするような重低音の羽音が聞こえてきた。見上げたら、硬そうなオレンジと黒に光るスズメバチがそこにいた。
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うーん、どうしよう。見た感じ、まだ巣は作り始めたばかりで、女王蜂一匹しかいない。しかし場所がちょうどリビングの出窓の隣で、人の動きもある所だ。庭で遊ぶ子供達が刺されたりしたらまずいよな……とか見ているうちに、やるしかないか、という考えに至る。

で、捕殺。
ホースで強く水をかけ、地面に撃ち落とした姿を見たら、ピカピカでいかにも若い女王だった。本当だったら、この春じゅうは一匹で営巣して子供産んで育てて、夏からやっと仲間たちと自分の国を作るとこだった。こっちを見てカチカチ言って怒っているのを一撃、殺して埋めた。夫が寄ってきて、かわいそう、と言う。まあな。
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それから念のため種類を調べたら、オオスズメバチ(5cm)じゃなくてコガタスズメバチ(3cm)だった。獰猛で有名なオオスズメバチとは違って、巣を揺らしたりしなければ人を襲うことは殆どないという記述を読んで、なにか凹む。

まあでも、コガタスズメバチは住宅地に営巣することが多いこともあって刺傷事故は一番多いという記事もあるし、ご近所のこととかも考えれば、もし前知識があったとしてもやっぱり捕殺したんだろう。

でも、それでも勘違いした状態で殺した後ろめたさってのはあり、やられる前にやれ的なアレもきまり悪いし、とっくり型の面白い形の巣に君臨するっていうところも見てみたかった。
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子供がみてたアニメのエンディングが小さく流れてきて、ちょっと良い曲に思えた。
神聖かまってちゃん(変な名前)の次のシングルらしい。




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by macchi73 | 2017-04-30 23:55 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(2)
2017年 04月 29日
シリアゲアリと、モミジニタイケアブラムシ(尻上蟻と、紅葉二態毛油虫)
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朝、リビングの床にごろんと芋虫みたいに転がっていた。仕事行きたくねー。
そしたら足元から「学校行きたくなーい」と声が聞こえて、見たら娘も転がっていた。

なんとなくため息をついて、そのまま棒のように転がり続けていたら、「でも庭が綺麗だね」と娘が言う。転がっているので、頭上にリビングの掃き出し窓があり、緑色の光が差し込んでいる。黙っていたら、娘がまた、特にお日様に透ける緑って綺麗で好きだなー、ともう一度つぶやく。

それで、アオーン!と狼の遠吠えの真似をしたら、クロックロックロックロッ!と蛙の声で応える娘。幼稚園の頃から続く暗号の一つだ。ふふ。

日に透ける緑を見に、庭のモミジの樹の下に立つ。
そして異変に気付いた。カエデの上、生きたアブラムシが壊滅状態だ。
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たまーに葉の裏に一匹二匹ぽつりぽつりと褐色のアブラムシがいるが、それ以外は白金色に光るまんまるのマミーばかりが死屍累々と……。どうやらこのモミジ界隈では、アブラムシより寄生蜂であるアブラバチの方が優勢のようだ。


緑のアブラムシとはだいぶ見た目が違うこのアブラムシは、モミジニタイケアブラムシっていう奴だと思う。翅のあるのと無いのがいて、翅のある方はコバエみたいな雰囲気だ。モミジの上で見られる二つの形態を持つアブラムシだから、紅葉二態毛油虫ということらしい。
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ちなみに、二つの形態というのは翅の有無ではない(それなら他のアブラムシもみんな二態ってことになるし)。

ニタイケアブラムシは、夏には越夏型という平べったい形の幼虫で夏眠状態になり、また秋から活動を始めるらしい。暑いのが苦手なのか?と思ったが、まだ展開しきっていない葉の上で生まれると通常の姿になり、展開しきった葉だと越夏型になるという記事があったので、葉の成分で形態の変化が起こされているのかもしれない。

そしたらもうそろそろ、越夏型の幼虫も見られるのかな?

気になって開いたモミジの葉の上をしばらく探してみたが、見つけられず。そろそろ出勤なので時間切れか。

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カエデの樹上では、アブラムシは(マミー以外)あまり見かけなかったが、小さな蟻がせわしなく行き交っているのを沢山見かけた。大きさは2mmくらいかな。かなり小さい。これまで庭で見てきた蟻たちとはちょっと見た目が違う。

ツヤツヤした尖ったハート型のお尻が目立つので、シリアゲアリではないかと疑う。でも、つついてみたが全然お尻を上げなかったから違うかもしれない。

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それで気になったのは、餌のようなものを運んでいる個体が多いんだけど……運んでいるそれ、ニタイケアブラムシのマミーを解体したものじゃないか?

アリってアブラムシを保護するもんだと思ってたんだけど、マミーになってしまったアブラムシはバラして食料にするんだろうか。中のアブラバチの幼虫を殺すことで、アブラムシ保護になるっていう意図もあるのかな?
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もしこれがシリアゲアリだとすると、蝶の幼虫やツノゼミとも共生してたりするみたいなんだよな。とても巣を探したく思ったけど、出勤時間ももうすっかり過ぎてるので(いつの間に!)、それはまた今度とした。

その身の上で色々楽しいものたちを養っていそうなモミジの木を振り返りつつ、後ろ髪引かれる思いで出勤。

小枝の上では、今まさに孵化したところっぽいテントウムシの幼虫たちも見かけた。
ただでさえ寄生蜂にやられて続々とマミー化されているアブラムシたち、大食漢のテントウムシたちまでやってきて、これから受難が続きそう。
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よーし、この連休はモミジの上を探検だあ!とワクワクしながら仕事をざくざく片付けてたら、緊急ヘルプ!と別部署の同僚が飛び込んできて、週末が吹っ飛ぶ。

あれ、でももうこれ締切だよね、ダメじゃない?と指摘したら、ううん、これは提出先がヨーロッパだから大丈夫なの、あと一日あるの!と言う姿に、不屈の紳士フォッグ卿を見る。おお。ジュール・ヴェルヌ、大好きさ。お伴するさ。

という訳で、今年のゴールデンウィークは、しょっぱなから、なにか世界一周的な。


小さい頃、一番最初に読んだ時は、日付変更線ってのがよく分からなくて、なにそれ、この地上でそんなタイムマシンみたいなことが!?と、ぼんやりした不思議な気持ちが残ったのだった。

その後少ししてから読み返して、「なるほど!」と、やっと納得。

でも、よくわかってなかった時でさえも、とても楽しく読んだ記憶あり。章タイトル面白すぎ。フォッグ卿格好良すぎ。冒険感満々すぎ。

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by macchi73 | 2017-04-29 22:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)
2017年 04月 22日
アブラムシのマミー
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春先、バラの柔らかい芽が展開してきて、表面にはアブラムシがぎっしり。うわ。

これは壮観だなあ、全部合わせたら何千匹といそうだなあ……とまじまじ見ていたら、緑の柔らかそうなチビたちの間に点々と、まるまる太った褐色の大きなヤツが混じっている。

これはマミーだ。マミーと言っても、お母さんではない。ミイラの方。
寄生蜂に産卵されてしまったアブラムシは、体内で孵化した幼虫に内臓を食べられてしまった後、こんな風にパンパンに膨れて変色して固まってミイラ化し、そのうち体内から小さな蜂が出てくる。

アブラムシがびっしりいる場所を探してみると、白っぽいの、赤茶なの、黒いのなど、色々なマミーが見つかる。これらは違う種類のアブラムシという訳ではなくて、元は同じアブラムシでも、産卵した蜂によってマミーの色や形が違ってくるようだ。つまり、マミーはもう元のアブラムシっていうよりは、産卵した蜂たちの種ごとの蛹っていう方が正しいのかもしれない。
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とか見ていたら、若いサシガメがやってきて、弱々しくも瑞々しいアブラムシを一刺ししてそのままトコトコ運んで去っていった。アブラムシは柔らかくて動きが鈍くて甘いから(←試してないけど)、いろんな虫たちに美味しく狙われるんだよな。

今はポツポツとしか見えないマミーだが、これらのマミーから出てきた蜂たちも、またそれぞれが数百匹のアブラムシに卵を産み付けることとなる。で、今はびっしりのアブラムシたちも、これから気温が上がるにつれ加速度的に増える天敵たちによって、その数を減らしていくという訳だ。

そうやって季節によって増えたり減ったり、でも全滅は免れて適度に散っては翌年また姿をあらわす虫たちを見ると、なにか一つの波の動きのようで、一匹一匹じゃなくて群れで一つの生命体って感じがしたりもする。でも、それからまた近くに寄って一匹一匹を見ると、やっぱりそれなりに大きさや動きも違って、僅かな個性はありそうだなとか。人間も大きな視点で見たら、そうなのかなとか。

びっしり隙間のないコロニーを後にして新しい群れを作るために生まれてくる羽のあるヤツの姿も、もうちらほら見かけた。他の動けないアブラムシより、冒険心が強かったりするんだろうか。
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前に調べた、アブラムシの生態はこちら:



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by macchi73 | 2017-04-22 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(6)
2017年 04月 18日
夕暮れの緑の光
夕方、空を見たらカラフルだった。

東の空は薄青。そこから上空を流れる雲は薔薇色で、西の地平は夕焼けで橙色に染まっている。沈む太陽はちょうど雲で隠れて光芒しか見えず、その雲の下で区切られた空の一角だけ、クリアな緑色に光っていた。

緑色の光ってあまり見ないから、しばらく見とれてしまった。
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太陽から地球に届く光は、大気圏に突入するなり大気中の窒素や酸素などの分子や細かい粉塵にぶつかって、波長が短い光から順に四方八方に拡散しては消えていく。なので、空の色って、自分が光の散乱度合いのどこにいるかによって見え方が変わってくるのだと思う。

可視光線の波長は、短いものから順に、青紫・藍・青・緑・黄・橙・赤だ。
だから太陽光線が大気圏に入ってすぐの空の色はきっと青紫~藍色で、それから真っ青になり、段々と緑が混ざった水色のグラデーション、もっと進むと黄色~橙色になって、最後は赤色光だけが残り、その先は人の目に見える光は消えてしまうんだろう。

ふだん緑色の空をそんなに見かけないことから考えると、青と緑の光は重なり合いながら水色の濃淡を作り、ほぼ一緒に拡散しちゃうのかもしれないな。その、青色が届かず緑色だけが残ったポイントがあの一角なのかなとか考えて眺めてたら、大気圏をあっちこっち散りながらの光の道のりが想像されて、ちょっと楽しくなった。

それかまたは、単に太陽の前にかかった雲がプリズムみたいな分光器の役割を果たして、緑の光を分離して見せてるだけっていう可能性も高いかな?緑の光だけが何か唐突な感じでポコッと雲の下に隔離されてる様子を見ると、そっちの方が正しそうな気もする。

詳しくは、こんど早く帰れた日、子どもと屋根の上で考えてみよう。

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子どもと一緒に空の色について考えるための覚書
参考サイト:

【光の波長と散乱】
イメージとしては、こんな感じか?
本当は、光っていうモノがそのまま遠くまで届くっていうよりは、電子の運動リレーで進んでいるように見えるだけという話も別のとこで読んだので、細かく見ると、もっと複雑なんだろうけど。水面の波もそうだけど、波形って成分自体が移動してるっていうよりは、エネルギーの移動なんだろうな。
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【光の波長と粒子のサイズ】
●可視光線の波長:赤700nm〜青紫400nm
●窒素:0.36nm
●酸素:0.34nm
●二酸化炭素:0.33nm
●一般的な雲粒:1000nm(=0.01mm)


【反射と散乱】
光は面にぶつかると反射する。しかし、自分の波長より小さな粒子にぶつかった時には反射せず、散乱しながら通り抜ける。光の散乱が少ないほど、光は遠くまで届く。

(A)粒子の大きさ<光の波長 → レイリー散乱(短い波長の光ほど強く四方八方に散乱される)
(B)粒子の大きさ≒光の波長 → ミー拡散(波長に関係なく、光の進行方向へ散乱される)
(C)粒子の大きさ>光の波長 → 反射(物体は反射された光の色に見える)

ふだんの空の色に影響するのは、主に(A)のレイリー散乱。
地球の大気を構成する窒素や酸素などの分子は光の波長より小さいため、大気中では、まずは波長の短い光が強く散乱する。空気中をさらに長く光が進む場合、より遠方まで届くのは、散乱されにくい波長の長い光となる。

以上のことから……

●昼間の空は青い:
昼間は太陽光の入射角が高く、地上までの空気の層の距離は短いので、より多く拡散されている波長の短い光(青紫・藍・青・緑)に染まって、空は青系に見える。

●夕焼け空は赤い:
夕方は太陽光の入射角が低く、人の目に光が届くまでの空気の層の距離が長くなるので、波長の短い光(紫・青)は拡散しきってしまう。そのため、拡散しにくい波長の長い光(黄・赤)だけが人間の目に届いて、空は赤系に見える。

●曇りの空は白い:
雲を構成する水滴や空気中の塵などは光の波長より少し大きいので、レイリー散乱ではなく、ミー散乱が起こり、全ての波長の光が等しく散乱されて空は白っぽくなる。

ちなみに、雲の隙間から太陽の光が柱状にさす薄明光線も、光の進行方向へ強く散乱が起こるミー散乱のせいっぽい。あれも綺麗なものだよな。
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旧約聖書のエピソードから、薄明光線はヤコブの梯子(ジェイコブス・ラダー)とも呼ばれる。


『ジェイコブス・ラダー』

自分は夢を見ているのか?狂っているのか?どこにいるのか?という恐怖と混乱の場面の中に、時おり唐突に静かな幸福の場面が挟まれる。

今だとわりとあるような映画かもしれないが、当時は結構ショックで、かなり好きだった。

陰惨な話が得意なウィリアム・ゴールディングの『ピンチャー・マーティン』に似た構造の話だけれど、ジェイコブス・ラダーの方は、悲惨の中のハッピーエンドだと思う。

この映画の中のマコーレ・カルキン、すごく良い。懐かしい子供のイデア。

天使みたいな人がいう。地獄で燃えているのは人をとらえて離さない愛着や思い出だ、それらは全部焼き尽くされる、でもそれは人を罰するためじゃない、それは……ってのは、多分本当にそうなのかもなと思うけど、それでもやっぱり、最後まで探し回って掻き集めちゃうだろうな、私も。


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by macchi73 | 2017-04-18 23:55 | 【こども】自然学習、自由研究 | Comments(7)
2017年 04月 12日
アミガサユリ(編笠百合)
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古いビルの裏手。アクセス経路がなくて人が入らないボサボサ気味の野原に、変わった花が点々と咲いているのがビルの窓から見えた。あっ、あれはもしかして。ひらりと窓から飛び出して、壁を伝って走り寄ってみたら、やはりアミガサユリだった(←嘘。脳内パルクール)。

アミガサユリは、ユリ科バイモ属の野草。別名、バイモユリ(貝母百合)。
野原でもたまーに見かける花だけど、山野草のお店で売られているのも見かけたりして、私の中では高級雑草というイメージだ。

バイモ属の仲間って、花が千鳥格子柄だったりシックな黒色だったりして、独特の洒落た雰囲気がある。そのせいか外国産の園芸種もけっこう出回っていて、ガーデナーの人気も高い。

なので、こんな風に自生してるのを見かけると、ちょっとしたレア感があって嬉しい。ほくほくして頭の中のMY野草地図に書き込んでおく。

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最近、娘と夫が興味を示していたパルクール。壁や地形を活かした移動術のことらしい。
あー、私もだいたい脳内では日々こんな身のこなししてるや。


そしてこれは、ストーカーの壁よじのぼりソング。
Spaceのアルバム "Spiders" は全曲ふざけた感じ。演奏が楽しそうで好きだったけど、今聴くと時代を感じる……。


アルバムの中ではこの曲がお気に入り。映画オースティンパワーズに使われたみたいだ。



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by macchi73 | 2017-04-12 23:55 | 【自然】雑草、野草 | Comments(5)
2017年 04月 11日
雨天決行花見
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夫と娘とお花見サイクリングに出かけた。
天気が悪くて最初ぶーたれていた娘だが、途中で年の近い子達と合流したらすぐに上機嫌に。大人とのサイクリングは面倒臭い修行で、子ども同士だと楽しい遊びらしい。

しかし雨はどんどん強まり、合羽を着てもノーガードな顔面への冷たい雨で溺れそうになる。
始めは「ぶはー!なんでこんな日にサイクリングー!!」と不快感を示していた子ども達だが、濡れるに従ってどうでもよくなったようで、いっそ雨よもっと降れ!もっとびしょびしょにしろ!!びしょぬれフォーメーショーン!!!とハイになって笑う。

よく知らない子同士が仲良くなる過程を見るのって、楽しくて好きだ。最初軽い接触、ぎこちないのがニコッとして、それから馴染んでつるんでジャーゴンを得て。大人にはよく分からない合言葉でくすくす笑う。ちょっと動物の原初のコミュニケーションを感じて、なんか可笑しい。

雨天曇天の下で満開の桜、彩度が下がって、煙る霞のようで綺麗。
頭上も路面も花びらで覆われ、視界全体がすっぽり桜に包まれて、白いトンネルの中を滑走してるみたい。
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皇居、芝公園、明治神宮、神田川沿いあたり流して、ランチして帰る。
帰路は晴れて光が差し、雨上がりの路面がきらきら光って桜の彩度が見る見るあがって行く。やっぱ青空に桜が格別かな。帰ってお風呂!帰ってお風呂!って合言葉を唱えながら進む。

なんだかんだで50kmくらい走って、帰宅は昼下がり。お風呂入って温まって、それでもまだ半日休みがある。嬉しい。
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私の味方ゴアテクス。頼もしい奴。
雨でも雪でもサラサラ暖か、むしろ悪天候たのしい。(←顔面以外は……)


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by macchi73 | 2017-04-11 23:55 | 【その他】日記 | Comments(0)
2017年 04月 08日
見栄張りお母さん日記
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休前日の夜にゴロゴロしてたら、今晩ともだち泊まるね、と急に長男から知らされる。「断る!」と拒否しようとしたが、事情があってもう向かってるという。

なんですとー!と飛び上がって、他の家族に緊急速報メールを流して招集。知らない人が来るらしい!片付けヘルプ!!

で、集まったメンツに向かい、君は最南部から北上せよ、私は東端から北西へ進む、貴方は水辺を、お前は2階を片付けなさい、などと分担して、ローラー作戦で惨状を一掃する。

できるだけゆっくり帰ってきてね、と上の娘からも助け舟のメール。りょうかい、と息子。

毎日ちゃんと暮らしてる人々には想像できないと思うが(普段遊んでいる友人たちにも「え、散らかってるとか気にすんの?いつもじゃん」とか言われそうだが)、きちんとしてないワーキングマザーの家って酷い有様の時ってままある。というか、3月4月は特に惨状。というか、もはや酷い有様が常態かもしれない。となると、ワーキングマザーの部分は関係なく、単にきちんとしてない私個人の問題なのか?って気もするが。最近、眠くて眠くて仕方がないんだ。家事がどんどん溜まるんだ。

掃除のために窓を開け放っていたら、湿った夜の風。「雨ふるの?」と娘。この週末は雨らしいよ、と答えたら、ヤッター!!とガッツポーズをしている。雨の空気って好き、雨の空気吸いながら、家の中でゴロゴロするんだー!明日は休みでバクネだあ!!と、すごく嬉しそう。とんでもないインドア小学生だな。アンニュイな内容の割に、しゃべりが元気でちょっと変だ。ちなみにバクネって爆睡のことか?

それでガタガタやってイイ感じになって、お風呂入ってみんな寝る支度してる頃に息子帰宅。余裕かまして挨拶。お友達もいらっしゃい。

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翌日。
コタツを片付けたリビングにまたコタツ布団を広げて、怠け者体勢バッチリの娘を発見。
お母さんと一緒に観ようと思ってたしゃべくりセブンのビデオあるよ、進撃の巨人の新刊読もうよ、トランプしようよ、懐かしゲーしようよ、と楽しそう。怠け者のくせに早起きか。

それで芯から一日、ゴロゴロする。
昨夜バタバタしたおかげで週末は家事に追われずのんびり過ごせる。これもまた良し。

ってか、普段からもっとちゃんと家事しよう……。
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妙に好きな古いゲーム、『パイロットウィングス』。
昔のしょぼいCGだが、なぜか風景や空気をリアルに感じるので、たまにやりたくなる。
今のCGに慣れた上の子にも末っ子にも好評なので名作なのかもしれない。ま、家族でリビングに布団しいてお菓子食べてのゲームナイトが楽しいだけかもしれないが。

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by macchi73 | 2017-04-08 23:55 | 【その他】日記 | Comments(2)
2017年 04月 07日
裏庭で亀鳴く
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起きるなり、今にも降り出しそうな曇り空。
このところ天気がパッとしない。会う人会う人、花曇りとか花散らしとか、そんな単語を言ってるのを聞く。薄暗いと目が覚めないんだよな。窓をあけてベッドの上でぼーっとしてる。

子供たちも新学期だし、起きてちゃんと朝食準備しないとなー、億劫だなーと布団の中でぐずぐずしてたら、末っ子がパタパタ走ってやってきて、ベッドの上にダイブしてきた。夫と私の間に挟まって伸びをしながら、春の空気だー!こういう時はずっと寝てたいよねーと、気持ち良さそうに言う。

言われてみれば、曇天の光はぼんやり灰色がかってるけど、空気は微妙に暖かくて花の香りも微かに混じってる。春の空気かあ。

裏庭に冬眠明けの亀を見に行く。
亀もまだぼーっとしているが、裏庭一面を覆い尽くしている紫花菜に囲まれて、何らかの春は感じているんだろうか。

断食明けに野菜はどうか?と、紫花菜の柔らかそうなところを鼻っ面に差し出してみたら、ジロッと睨まれた後、フ・フーッ!と唸られた。あ、亀鳴くっていう春の変な季語があるけど、これのことか?(たぶん違う)
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by macchi73 | 2017-04-07 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(3)
2017年 04月 06日
春の衣替え
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月に2回、子の習い事のお迎えに行く。
夜の街で、必ず一箇所だけ寄り道して帰るのが娘との約束。

本当はもう送迎なんてしなくても大丈夫そうだし、繁忙期は仕事が終わらなくて慌てることも多いんだけど。娘が一杯やりながら(←ソフトドリンク)、プハー!この時間が至福だねえ!この一杯のために習い事しているよー!という様子がサラリーマンみたいでおかしいので、小学校のうちは続けようかなと思ったり。

今日も夜桜が見えるお店で一杯やりつつ、この頃身長の伸び著しい娘に、週末には春服でも買いに行こうかと話したら、えー買うより作って欲しいんだけど!と叫ばれる。家にある材料でいいよ、そしたら節約だし!ピノがデザイン描くね!あ、もう思いついた、もう思いついたから!!と、あまりの意欲に、「いやあ、作るより買う方がずっと安いよ……工賃が一番高いんだぜ……」と怯む。

けど、うわーワクワクしてきたー!と目をピカピカさせて話し続ける娘の様子に、なにかホロリともさせられたりして。もうそろそろ気づいて良い年だと思うが、お母さん、別に手芸は得意じゃないんだぜ……通信簿は家庭科2だったぜ……どうみても縫い目はガタガタ、絶対に自慢の出来じゃないだろう……?

で、気づいたら、「よし、作りましょう!いえ、むしろ作らせてください!社長!」と固い握手を交わす夜。また近々徹夜の予感。ま、これも小学生のうちはだな。
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身長が伸びてもOKな子供服本。希少。


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by macchi73 | 2017-04-06 23:55 | 【その他】日記 | Comments(4)