カテゴリ:【自然】雑草、野草( 176 )

2018年 08月 24日
ハンカイソウ(樊噲草)
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湿原や水場付近の湿った草原に生えるゴツイ感じのキク科の花。大きい。そして硬そう。

大柄な姿が漢の武将、樊噲を連想させるため「ハンカイソウ」の名がついた。ということは、中国原産なのかな?朝鮮〜中国〜台湾に自生し、日本だと静岡以西に分布する。

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樊噲とは、劉邦の幼馴染で義弟でもある勇猛な男。人たらしの才能だけあるボス劉邦と、その下に集った有能な仲間たちと一緒に天下を勝ち取る。

しかし天下取りで活躍した有能な仲間たちも、のちにそのボス夫妻にみんな粛清されてゆく運命を思うと、時の移り変わりを感じて悲しい。チーム一団となってボスを沛公から漢王にまで盛り上げた、若い時代がキラキラしてるだけに。


『赤龍王』(本宮ひろ志)


チーム劉邦、右後ろに控えるのが樊噲で、その右が名高い軍師、張良。

しかし司馬遼太郎の『項羽と劉邦』でも、本宮ひろしの『赤龍王』でも、エピソードのドラマチックさは、ライバル・項羽の方が勝っている感がある。項羽には虞美人とのロマンスがあるけど、劉邦の奥さんは怖い。ラオウの黒王号的な、愛馬・騅(スイ)がいるのも格好良い。

楚を拠り所とする項羽が、四面楚歌に絶望して詠んだ垓下の歌をきけば誰でも泣く。樊噲草と同じように、虞も虞美人草として名を残しているが、花から想像するに、すごく可憐な感じだったんだろうと思う。
力は山を抜き 気は世を蓋う
とき利あらずして 騅逝かず
騅逝かざるは いかんすべき
虞や虞や なんじをいかんせん
物語ではライバルという感じだけど、たぶん実際は項羽は子供で劉邦は大人だったのかも。実は親子くらいの年齢差だし。

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ちなみに、項羽と劉邦が凌ぎを削るのは、秦の末期のこと。
秦の始皇帝は何度も暗殺を企てられていて、秦に故郷を滅ぼされた張良も若いころに暗殺に失敗したことがある。結果的に劉邦の漢王朝が秦にとってかわることになったので、張良的には悲願達成というところか。

『始皇帝暗殺』

悪者に描かれがちな始皇帝を、夢も可愛いところも繊細なところもある複雑な人として描いている映画。

勇敢なヒロインは架空のお姫様だが、史記にある色んなエピソードを色々取り上げつつ、暴虐の皇帝ができあがっていくまでの現実感のある一連の流れに組み立てていて面白い。

風景や城が大きくて、見てるとうっとりする。ヒロイン以外は役者らしい美形がまったくいないのも、なんか渋くて良い。


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by macchi73 | 2018-08-24 23:55 | 【自然】雑草、野草 | Comments(4)
2018年 08月 23日
白い薊
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紫の薊が咲いている草原に、一つだけ白花の株が混じって咲いてた。

野生の野薊は通常は紫色だが、時おり突然変異で桃色や白の花が咲く株が出るようだ。

それらを株分けして育てると珍しい色の野薊を増やすことができるらしく、花屋さんでは白花野薊などという名前で販売されていたりする。
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by macchi73 | 2018-08-23 06:00 | 【自然】雑草、野草 | Comments(0)
2018年 08月 22日
クサフジ(草藤)と水飲み蜂
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林縁に見るからにマメ科の花が沢山咲いてた。
葉と花が藤に似ている草だからクサフジという。全国の日当たりの良い草地に生える。花期は6-8月。

蜜が美味しいのか、沢山のミツバチが周りを飛び回ってる。淡い黄色から紅藤〜青藤〜藍になる花色のグラデーションがとても綺麗だと思う。
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蜂の中には、川辺で水を飲んでいるように見えるものもいた。
なんと、蜂も水を飲むのか?と思って調べたら、巣に持ち帰って、打ち水のようにして巣の内部の温度を下げるのに使うらしい。
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by macchi73 | 2018-08-22 08:30 | 【自然】雑草、野草 | Comments(0)
2018年 05月 14日
母の日散歩(桑、忍冬、空木、苗代苺、オーニソガラム・コーダツム?)
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休日の朝、寝室の扉の外でゴニョゴニョ声がする。
どうかした?と声をかけたら、あ、起きてた、と娘たちの声がして、「これ母の日」と、リボンがかかった綺麗な小箱を渡された。開けたら二つ折りの革財布が入ってた。今の財布はいつもお尻のポッケに入れてるせいかペッタンコで穴も開いてきたし、そろそろ買い換えようと思ってたんだ。ナイスタイミング。

ベッドの中でお礼を言いながら、あのねえ、このお財布のポイントは小銭が探しやすい開き方をするところで……と子供たちが得意そうに口上を述べるのを聞く。いつもは手作りお手伝い券とかなのに、今年は奮発したもんだなあ。さらに中を見ると子供たち全員からのメッセージが入っていて、読んで笑ってしまう。お母さんは、子供というものは親から何をされても良くも悪くも当たり前に受け取って、感謝も何もなく、ただただ恩知らずに屍を越えていく生き物かと思ってたよ。

それでベッドから出て、身支度しながら、これから朝ごはん食べに5,6km散歩に付き合う?と聞いたら、子供達は一瞬目を泳がせてひるんでから「うん……行こうかな」と答えた。ふ。この流れでは断れまい。人の好意につけこむ母は、オレは歩くの嫌だから後で自転車で追うよーとシレッと言う夫を子供らが羨ましそうに見るのは敢えて気付かぬふりをする。

それで曇天の下、子供たちを引き連れて上水沿いを散歩したら時々いい匂いがして、見ると色々な花が藪の中に咲いていた。

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▼スイカズラ(忍冬):甘い香りの蔓花。いろんなところで藪を成して自生しているが、花屋さんではハニーサックルという名前でカラフルな品種が売られている。
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▼ウツギ(空木):庭に生えてる姫空木に感じが似てるから、たぶんこれがウツギかな?肉厚の大きめの花、そしてほのかな芳香。
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▼ナワシロイチゴ(苗代苺):上水沿いを盛大に覆っているノイチゴの藪が、赤い花をつけていた。ノイチゴは花も綺麗なものが多い中、苗代苺は見栄えの良い花ではないが、それでも白い花が多いノイチゴの中で赤花というのは目を引く。
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▼オーソニガラム(大甘菜)の一種?:藪の中に、見たことの無い花が咲いていた。花の形はシャープな白い星のようで、スッと直立する茎と葉はちょっとニラっぽい。初めてみる花なのに、なぜかすごく知ってる感じがする……と記憶を探ったら、花と蕾の形が、うちの庭を覆うオオアマナにソックリなのだった。ウェブで検索すると、オーニソガラムのうちの、コーダツムっていう品種かな?這性じゃなくて、立性のタイプもあるんだな。
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▼桑の実:あっ、これは桑だね!うちのマルベリー(大実桑)に似てる、と末っ子が指さすと、ピノって物知りだね、と長女が感心しきり。そうなんだよ、私の植物好き仲間は子供らの中でも末っ子1人だけなんだよな……面白いものだ。ちなみに、一番右に見える真っ白な果実は、キツネノワンダケの菌にやられてしまっている。我が家のマルベリーも同じ症状で、桑の実にとっては、なかなか厄介なキノコだ。

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帰宅して夕方、両実家からも母の日のプレゼントありがとうの電話が入る。

自分の実家からの電話というのは常に酔っ払っていて軽く1時間も話し続けるものだが、その間、私はいつも上の空かつオートマチックに2,3音節の短い相槌を打つばかり。親子なんてそんなものかと思っていたが、今朝の子供たちのことを思い出して自分も少しプレゼントの能書きを喋ってみたら、電話の向こうのハイテンションが更に上がっていくのがわかった。長い電話の様子を見にきた娘がポンポンと肩を叩き、お母さん親孝行しているんだね、と囁いて満足そうににっこりする。……苦笑するしかない。やはり君らもこんな気分なのか?

そして夜遅く。朝早くから出かけていて帰宅した息子にも財布サンキュと声をかけたら、ういす、とぶっきらぼうに一瞥して去って行った。いろんな親や子がいて、相性や表現も色々で面白いもんだと思う一方で、親にも子にも、色々期待に沿えなかったとこは残念だったなとも、たまに思う。
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by macchi73 | 2018-05-14 23:30 | 【自然】雑草、野草 | Comments(4)
2018年 04月 24日
庭の花と虫(2):春紫苑と針亀虫
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春本番を迎えた庭には、植えた花も咲くが植えてない花も咲く。というより、植えてない花の方がずっと多く咲く。中でもこの時期はハルジオンの花が目立つ。

上の写真は、ハルジオンの上で寛ぐハリカメムシ。この時期、いろんな種類のカメムシを見かける。何もしなければ臭気も出さないし、私はカメムシはけっこう好き。色や形にバリエーションがあって、蒐集欲を刺激され、図鑑コンプリートしたくなる。

下の写真は、別のハリカメムシ。勿忘草の上で日向ぼっこしていた。今年の庭は、カラフルな勿忘草が沢山咲いている。(勿忘草は、植えた & 毎年の零れ種)
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雑草は早めに抜いちゃえば端正な庭にできるんだろうけど、咲いてるのをみればどれもけっこう綺麗で困る。それで結局抜かずに放置して、来年もまた雑草の花畑になるという訳。
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by macchi73 | 2018-04-24 07:00 | 【自然】雑草、野草 | Comments(0)
2018年 04月 21日
春の山野草:紫華鬘、深山黄華鬘、深山樒、蝮草、紅葉苺、山吹、芹葉飛燕草
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山で見かけた素敵な春の花のメモ。
なのにどういう訳か毒の有無にうるさいメモになってしまった。ケシ科、キンポウゲ科は基本的に危険だな(……って、普通食べないから別に危険じゃない)。

【ムラサキケマン(紫華鬘)】

ケシ科の毒草。ウスバシロチョウなどの毒蝶の食草になる。
名前の由来は、ケマンソウ(=鯛釣草)に似てるからということらしいが、全然似てなくて不思議だ。花も葉も似てないし、どこを見たんだろ?

華鬘(仏具)はケマンソウに似てる。ケマンソウは紫華鬘に似てない。そして紫華鬘は華鬘に似てない。
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【ミヤマキケマン(深山黄華鬘)】

ムラサキケマンの仲間の、黄花タイプ。花が紫華鬘より大柄で見栄えが良く、暗い林床でもパッと目立つ。
紫華鬘と同様、けっこうな毒草。葉っぱがちょっとチャービルに似てるのにな。
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【ミヤマシキミ(深山樒)】

「ミヤマキシミ」と覚えていたが、漢字変換できなくて間違いに気づいた。「キシミ」ではなくて「シキミ」か。なんとなく、軋むからキシミなのかと思ってた。

ミカン科だが果実には強い毒がある。果実は赤い球状で、ミカンには似てない。
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【マムシグサ(蝮草)】

名前もそうだが、見るからに毒草。間違って食べると、激痛を味わうらしい。そして死ぬこともある。
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【モミジイチゴ(紅葉苺)】

見るからに木苺の仲間で、葉っぱがモミジっぽいからモミジイチゴ。
嬉しいことに、これは毒じゃない。しかも美味しい。花後にオレンジ色の綺麗で美味しいベリーができるが、お店で売ってるイエローラズベリーにかなり似てる。
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【ヤマブキ(山吹)】

どこの山野でも群れ咲いてるので「山野草みっけ!」という喜びは少ないが、でもやっぱり山吹色の花をいっぱいに咲かせる様子は、目に鮮やかで綺麗。

たぶん毒ではないが、食用にするという話は全く聞かない。果実も硬くて食べられないようだ。そして、ヤマブキの木にそっくりなヤマブキソウという草はアルカロイド系の毒があり、食べると麻痺したりする。だから食べない方が良いと思う(と、誰も食べないのに念をおす)。
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【ニリンソウ(二輪草)】

よく広がり、可愛い白い花を咲かせるので、園芸種としても出回っている有名な山野草。いつの間にか我が家の庭にも根付いて咲いている。

毒草ばかりのキンポウゲ科のくせに毒性が低いので(ちょっとはあるけど問題にならない程度ってことらしい)、春の山菜として食用されたりしている。が、同じキンポウゲ科の猛毒トリカブトを二輪草と間違って誤食するという事故も多いらしいし、わざわざ危険を冒して食べなくても良いと思う。
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【セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)】

こちらも同じくキンボウゲ科の毒草。葉がちょっと芹っぽいが、食べちゃダメ。
割と新しい外来種のようだが、今ではかなり広がって、どこでもよく見かけるようになった。
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by macchi73 | 2018-04-21 23:55 | 【自然】雑草、野草 | Comments(0)
2018年 04月 20日
ネコノメソウ(猫の目草)
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渓流の中の苔岩に、綺麗な草が生えているのを見つけた。スッと細い赤褐色の茎を伸ばして、その先に展開した葉の中心が明るい黄色に色づいているのが、遠目には花のように見える。

これはネコノメソウという草の仲間のようだ。名前の由来は、果実が熟すと二つに割れて、中にある種子が猫の瞳孔のように見えるかららしい。図鑑によれば、こんな渓流の苔石の上に生えるのはタチネコノメソウかツルネコノメソウかだと思うけど、どっちかな?
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少し離れたところに、果実をつけた状態の群れも見つけた。
這うように茎を伸ばして群生しているから、たぶん、これはツルネコノメの方ってことだと思う。猫の目に似るという裂開した状態の果実もないかなと探してみたけど、まだ時期が早いのか、見つけられず。
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しばらく歩いていたら、渓流を少し離れた林でも似た雰囲気の草を見つけた。こちらは葉の中心が黄色ではなく淡い黄緑色をしている。

山野草として割と有名な「イワボタン」(ミヤマネコノメ)に似ているが、イワボタンの特徴は黄色い葯ということなので、葯が暗褐色のこの草はヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)なのかと思う。綺麗なグリーンに見えるけど汚れ猫なのか……って思うけど、葉の上に白っぽい小さい斑が少し入ってるから、これが埃や乾いた泥の跡みたいに見えるってことかな。
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by macchi73 | 2018-04-20 23:55 | 【自然】雑草、野草 | Comments(0)
2018年 04月 18日
カタクリ(片栗)
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先々週だったか、夫とサイクリングしてたらカタクリ祭りっていう看板のある小さな公園のようなものがあったんで散策してみたんだけど、時期柄、花は全部終わってて、ちょっと残念に思っていたところ。

山で蝶を追ってたら、突き当たった場所が思いがけず自然のカタクリ群生地だった。飛び去ってく蝶を見上げたら、ちょうど正面に薄桃色の花が逆光で浮かび上がっていて、よく見るとその辺一帯が点々と薄紫に光っているのに気づいたのだった。

ほー、と息を吐いて、なんかラッキーだなあ、そう言やおみくじ大吉だった、と思ったという話。

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by macchi73 | 2018-04-18 22:00 | 【自然】雑草、野草 | Comments(2)
2017年 11月 15日
秋の山野草:釣舟草、竜胆、秋海棠、現の証拠、天南星、黄花秋桐、薬師草、野紺菊、山芹、野原薊、森薊
山歩きすると、気づけばいつも皆からずっと遅れて一人歩きになってる。別に体力が無いからじゃなくて、すぐに道端のものに興味を惹かれて立ち止まってばかりだからだと思う(多少負け惜しみ)。

目の端に動くものや色付いたものがあると、すぐそっちに目がいっちゃう。木漏れ日なんかも光と色がチラチラ揺れるから、ついついずっと眺めちゃう。ちょっと馬鹿なのか、または蛙の仲間なんじゃないかと思う。でも一緒に行ってる人たちも、どんどん一人だけ先に行っちゃう人、ずっと喋ってる人、一言も喋らない人、落語家、スピリチュアル、サイコパス、みんなバラバラなので、まあいっかと思う。そう思って一人でゆっくり見て歩く。

そういう訳で、今回もいろいろ野の花を見た。見るとだいたい名前が頭に浮かんで、いつの間にか植物の名前が自分の中に溜まったもんだなと可笑しい。よく忘れもするけれど。

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ツリフネソウ(釣舟草)。

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リンドウ(竜胆)。

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シュウカイドウ(秋海棠)。

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ゲンノショウコ(現の証拠)かな。前に見たのとちょっと花弁の感じ違うけど。

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テンナンショウ(天南星)の実。見るからに猛毒。

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キバナアキギリ(黄花秋桐)。秋の山に咲く、薄黄色の和風サルビア。

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庭のオニタビラコ(鬼田平子)に似てる。
茎が分岐する感じ、仏の光背に似た形の葉が茎を抱く感じから、ヤクシソウ(薬師草)ではと思う。

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野菊って、株の個体差もあるし、そっくりなものが多すぎてあまり見分ける自信がないが、たぶんノコンギク(野紺菊)の白花種か。

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セリ科も花だけだとよく分からないな。たぶんヤマゼリ(山芹)。

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アザミが色んなところに咲いてた。全部同じ種類だと思ってたけど、よく見ると葉っぱの感じが違うものがある。最後の写真は森アザミ、他のは野原アザミかな。

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多分これだけ種類が違うモリアザミ。
森アザミは葉っぱが特徴的で、根っこは「山ゴボウ」という名前でよく漬物にされて売られている。

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by macchi73 | 2017-11-15 22:00 | 【自然】雑草、野草 | Comments(0)
2017年 07月 09日
エゴノネコアシ(エゴの猫足)
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小学生たちは友達で連れ立ってプールに出かけてしまった。夏の休日だなあ。暇。

大学生の娘に誘われて、学校に公演を観に行った。時間が来るまでキャンパスをぶらつく。古い建物や荒れ果てた雑草藪、大きな池なんかがあって、長閑な良い雰囲気。

同じく連れ立って散歩かなにかしているらしき人たちが、エゴノキの下で「この実可愛いね」「あ、こっちには花も」なんて話している。むむっ。
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失礼、その丸いのは確かにエゴの実ですが(ちなみに有毒です)、そちらのミニバナナの房みたいなのは花じゃないのです。エゴノネコアシと呼ばれる虫瘤なのです。バナナ部分の先端が裂けて、虫が出てきた跡が見えるでしょう?

……と、少し離れたところから心の中だけで解説を念じる。でもテレパシーがないので当然通じない。人見知り。

その後、池のほとりで時間を潰していたら、手製らしき素朴な竿で釣りをしている子がいて、何釣ってるんだろ?と思って見てたら、手に持ったザリガニを掲げて見せてくれた。お。テレパシー。
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へえ、いいね、魚も釣れるの?と、今度は音声で聞いたら、あー、いるけどこれで釣るのは難しいですね、蛇はあっちで捕まえたことあるんですけど、とニコニコ礼儀正しい言葉づかい。えっ?と思って立ち上がって来たのを近くでよく見たら、大学生のようだった。あらま。

大学生が子供に見える。もう年寄りだな、と思う。少なくとも自らの学生時代は遠くなりにけり。

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エゴノネコアシが出てくる小説。
何が書かれてる訳でもない気がして私はピンと来なかったが、内容というより文章の雰囲気を読ませる話っぽいので、面白いと思う人とそう思わない人とに分かれるのかも。芥川賞受賞作。


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by macchi73 | 2017-07-09 17:00 | 【自然】雑草、野草 | Comments(2)