カテゴリ:【生物】昆虫・その他の生物( 295 )

2018年 11月 03日
肉団子を作るクロスズメバチ(それとオオカマキリ、ジョロウグモ)
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庭の藪の葉が不審な揺れ方をしていると思ったら、裏側でクロスズメバチが毛虫を捕まえて肉団子にしている最中だった。前にウィンナーを肉団子化しているのは見たことがあるが、狩りでの様子は初めて見る。クロスズメバチには獲物を肉団子にしている間は周囲に興味を示さなくなるという習性があるらしいので、遠慮なく葉っぱを裏返して、すぐそばで観察させてもらう。

最初は毛虫の形をとどめていた獲物が、ガッチリ抱きかかえられて噛み砕かれて、だんだんと何だかわからない丸っこい肉団子になっていく様子に感心した。飛び出た毛も綺麗にカットして、なめらかな仕上がりにする丁寧さ。
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むむ。昆虫の世界は弱肉強食だなあ……としみじみしてたら、その藪の下に、そろりそろりと慎重に移動するカマキリの姿を発見。うわっ、大きい!この大きさはオオカマキリのメスか。晩秋に産卵を控えて、今はいっぱい食べて栄養を溜めようとしてる時期だろう。

さてスズメバチとカマキリ、どちらも昆虫界の両雄と並び称されるハンターだが(雌だけど)、この二つが対決したら一体どっちが勝つのか!?などと不謹慎な期待で胸高まったりして。しかしその興奮が息遣いで伝わってしまったのか、クロスズメバチは綺麗に仕上がった肉団子を抱えてすぐに飛び立ってしまったのであった。
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カマキリよ鼻息で邪魔して悪かったな……と思いながら立ち上がると、傍らの生垣には大きな女郎蜘蛛も控えているのが見えた。そうだった、昆虫界のハンターは蜂と蟷螂だけではない。蜘蛛という存在も忘れてはいけないのだった。失念していてすまない。春頃に見たときには小さくてほっそりして可愛い姿だった女郎蜘蛛だが、しばらく見ないうちに、ずいぶん大きくなっている。女郎蜘蛛の繁殖の時期もそろそろだもんな。

そういや、カマキリもジョロウグモも、オスに対してメスの方が体が大きく、交尾の際にはメスがオスを食べちゃうことがあることで有名だ。食べられたオスは栄養となって、我が子たちの成長に役立つ……のかもしれないけど、やっぱ食べられるのは嫌だろうなあ。

(↓ 離れた場所から大きなメスを見つめる小さなオス。たぶん、食べられずに交接する機会を窺い中)
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産卵を控えたメスがオスを食べちゃおうとするのも本能なら、危険を冒してでも繁殖したいオスの行動も本能で、だけどできれば食べられないで逃げ延びたい個としての自己保存の本能もあるだろうし、種と個の本能がぶつかった場合には、やっぱ虫でも個の本能の方が勝つんではないかなと想像する。


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by macchi73 | 2018-11-03 08:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2018年 10月 31日
ニホンミツバチと栴檀草と電柱
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庭のセンダングサにミツバチが何匹もやってきてて賑やかだ。栴檀草ってミツバチの大好物で、とっても良い蜜源になるらしい。

このようにお尻の黒帯が広くてはっきりしているのは、日本ミツバチだ。養蜂場で飼われている西洋ミツバチとは違って日本全国に野生で分布し、土中や木の洞に営巣する。

もしかしてこの近所に巣があるのかな?聞くところによればミツバチは越冬に備えて秋には何キロも蜜を溜め込んだりもするらしい。庭のどこかに蜜がたっぷり隠されてるとしたらワクワクするよねえ、と家族に話す。

そしたら娘が、電柱の穴にミツバチが入っていくのを何度か見たことあると言う。えっ、そんなことあるのか?と調べたら、コンクリ製の電柱の中は空洞で、市街地ではミツバチが電柱に営巣することは割とよくあることのようだ。

電柱の中に何キロもの蜂蜜!

想像したらすごい変な感じで、それから道端の電柱が存在を主張して止まない。



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by macchi73 | 2018-10-31 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(5)
2018年 09月 15日
夏の蛾の生き残り:キベリトガリメイガ(黄縁尖螟蛾)
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赤い小さな蛾を部屋で見つけた。

メイガの仲間っぽく、背中を反らせた姿勢で壁にとまっている。
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赤い翅の肩の部分に、黒と黄のドット模様がついていて、ちょっとオシャレ。

通常は6〜7月に見られる夏の蛾のようなので、何かの間違いで遅れて生まれたか、暖かい室内で長生きしちゃったのかな。



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by macchi73 | 2018-09-15 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2018年 08月 14日
オナガグモ(尾長蜘蛛)
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夫実家に帰省中、気持ちよく昼寝していたら、「macchi, 起きろ、変な虫だ!」と夫が手のひらに何かを乗せてハイテンションで駆け込んできた。

あー、これはハラナガグモ(腹長蜘蛛)だな、ともっくり起き上がって教えたところ、「なんだ、知ってるやつか……」と急にテンションが下がって去って行こうとするので、笑った。

しかし後で念のため図鑑を確認したら、ハラナガグモではなくてオナガグモ(尾長蜘蛛)というのが正しかった。あれ間違っちゃった。でもどう見ても腹が長いだろう、腹長蜘蛛の名の方が適してるだろう!と憤ってみたが、実はお尻(肛門&糸疣)はずっと前の方にあり、その後ろの尾っぽ部分が長く伸びているということらしい。

ふーん。やっぱ知ってると思っても、機会があったら調べるのが良いな。だいたいいつも、知らなかったことを知る。
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オナガグモは蜘蛛を食べる蜘蛛として知られている。

Spider eat spider, dog eat dog...といえばAntsしかない。(って書くと、蜘蛛・犬・蟻で、意味不明)



Adam & The Ants

いま見ると80年代で笑っちゃうが、海賊ルックは後のデップもちょっと入ってる感があるし、私が生まれて初めてラップ(?)というものを聴いたのもアント・ラップだった気がするし、結構時代を先取りしてたんではという気がしないでもない……


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by macchi73 | 2018-08-14 23:30 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2018年 08月 11日
アサギマダラ群舞
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山の中で、ふわりふわり、と滑空するアサギマダラを見つけた。少し青みがかった透きとおった翅で、特徴ある優雅な飛び方をする。この、あまり羽ばたかない鷹揚な飛び方で何千キロも先の台湾まで海を渡ったりもする訳か。普段そんなに見かけない蝶だけど、いつ見ても綺麗だな。出会うと、なんか得した気分になる。

そしたらまた見つけた。お、ラッキー。

そしたらまた他の方向からも飛んできた。と思ったら、また向こうにも。あ、向こうからも。

えっ!?

驚いて見回したら、辺りに大小のアサギマダラが何頭も飛び交っていた。幻想的な風景。

つい、向こうからやってきた登山者の方に「蝶が……」と示したら、綺麗ですよね、向こうには四十頭くらいの群れがいましたよと教えられた。

どうもアサギマダラは、高原を辿りながら移動するが、その際に気に入った場所にはしばらく滞在して群れを作ったりするらしい。


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辺りにはヒヨドリバナが咲き乱れていて、それがオスのアサギマダラを呼び寄せているようだった。

毒蝶であるアサギマダラは幼虫の頃からアルカロイド系の毒素を含むガガイモ科を食草とするが、ヒヨドリバナにも"ピロなんとかアルカロイド(PA)"という成分が含まれている。オスのアサギマダラは、このアルカロイドから性フェロモンを作るのでヒヨドリバナの仲間が大好き。
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また、移動中のアサギマダラは白いタオルを振り回すと寄ってくる習性がよく知られている。しかし、その理由はよく知られていない(と思う)。すごく気になるんだけど。なんでなんだろ?

毒蝶のせいか人をあまり恐れないので、伸ばした手にも乗ったりする。手元でよく見ると、翅の白い部分から向こうが透けて見えるし、ステンドグラスのような影が手のひらに投影されて、アサギマダラの翅の透け透け具合がよく分かる。
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by macchi73 | 2018-08-11 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2018年 08月 10日
ルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂、ブルービー)
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九州旅行中に青い蜂をみた。ルリモンハナバチ。蜂で青毛ってのは珍しい。初めてみた。幸せの青い蜂と呼ばれているらしい(青い鳥と同じ効果?)。

臆病な性質らしくカメラを向けたり人影を見るとすぐ逃げてしまうのだが、少し離れたところから肉眼で十分鑑賞して満足しまくり、幸運パワー浴びまくり(たぶん)。で、すっかり満足して立ち去ろうとしたが、「いやいや写真も撮ろうよ!」と夫が全く動かない……。

仕方ないので飽きた我々は少し先の涼しい木陰で昼寝して待つ。夏の空、広々した丘の草原が気持ち良い。で、ずいぶんたってから戻ってきた夫が「あっ、それは?」と指差す先を見たら、目の前にいた。おお。慌てて撮影。ちょいピンぼけだけど。
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その後、旅行中にクジに当たって豪華ご当地グルメがタダになったり、サイクリング中に寄ったラーメン屋が美味しかったりでラッキー続き。かと思えば、台風で飛行機が欠航になってアンラッキー。かと思えば、延ばした旅程は台風一過の爽やかさでラッキー。−−−そのように、何かある度に一々「ブルービー効果だ!」「ブルービー効果はどうした!?」と大ハシャギのうるさい女子供たち。ブルービー的には毀誉褒貶甚だしく迷惑な話だろう。総合的には、楽しい旅になってラッキー。
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by macchi73 | 2018-08-10 23:48 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2018年 08月 07日
セアカツノカメムシとヤドリバエ(背赤角亀虫)
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登山中に青っぽい綺麗なカメムシを見つけた。お尻に赤いハサミがついてる。ってことはハサミツノカメムシのオスかなと思ったが、図鑑をみたらその仲間であるセアカツノカメムシだった。
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ハサミツノカメムシにも似てるが、お尻のハサミ(交尾の時にメスを捕まえる)が短く、全体が強く青みがかり、背中が赤っぽいのが特徴。脚は明るい黄緑色で透き通り、とっても綺麗な配色だと思う。
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よく見ると、背中にポツンと出っ張った白っぽい点がある。これは模様ではなくて、カメムシに寄生するヤドリバエの卵。カメムシにつくヤドリバエの卵は、決まってこの部分にくっついている。

ヤドリバエはカメムシの出す集合フェロモンを嗅ぎつけてやってきて背中に飛び乗り、腹部背板の端に一粒だけ産卵する。カメムシが身繕いしようとしても届かず、かつ翅との境目で柔らかい部分だからっぽい。孵化すると幼虫はカメムシの体内に寄生するが、それほどのダメージをすぐには与えないようで、カメムシはそのまましばらく普通に暮らして、短命にこそなるが繁殖したりもするようだ。生存競争の末の貴重な生き残りである成虫たちに寄生する場合、根絶やしにはしないでできれば殖やしておきたいって感じかな。


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by macchi73 | 2018-08-07 08:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2018年 08月 06日
ムネアカオオアリの女王たち(胸赤大蟻)
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↑体が緑がかって見えるが、それは周りの木々が映りこんでるだけ。実際は黒。

九州の九重連山をハイキングしてたら、「macchi, 大変だ、異常に大きい蟻がいる!3cmはある!」と呼ばれた。あー、はいはい、それって蟻じゃなくてツチハンミョウの仲間とかじゃないかな?アリと間違えるよねー、うんうん、ありがち、ありがち、と微笑みながら余裕をかまして現場に近づく。

で、地面に本当に巨大な2匹の蟻の姿を見て驚いた。大きい!オオアリにしてもでかい!でもさすがに3cmはないかな。冷静に見れば2cmくらい。体に赤い色が目立つから、たぶんムネアカオオアリってやつだろう。日本最大種。
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よくよく見ると、胸部に翅がとれた跡が見られる。ってことは、これらは女王蟻たちか。どっちもヨレヨレであまり元気がなくて一匹は脚が折れてしまっている。複数の女王蟻がこんな風に落ちてるってことは、結婚飛行の後で、探せば辺りに他の新女王たちもいるのかも。しかし調べてみるとムネアカオオアリの結婚飛行は5-6月だった。全然時期が違う。じゃあ何だろう、何かに襲われて逃げてきたのかな?とも思ったが、まわりに働き蟻もいないし、それもイマイチ腑に落ちない。うーん。とりあえず、少し安全そうな場所によけておく。

気になって宿に帰ってから更にwebで調べたら、高山帯だと結婚飛行の時期が遅れて8月飛行もあるようだ。そっか、スッキリした。そして更に検索で知ったことは、ムネアカオオアリの女王蟻って、一匹3000〜7000円くらいで販売されてるではないか。ではあれって一万円札が落ちてたのを見つけたようなもんだったな、と何となくニヤニヤ。

wikipediaによれば、ムネアカオオアリの女王は10〜20年も生きるらしい。あの二匹も、うまく行けばそんなに生きるのか。でも難しそうだったかな。藪の中であのまま静かな死骸になった様子と、なんとか良い場所を見つけて落ち着く様子と、両方想像する。

一年で巣が完成して女王交代する蜂なんかとは違って、一般的にアリの場合は、女王一匹で石の下などにモソモソ潜り込んで最初は小さな働き蟻を少しだけ生み(女王は餌集めできないので初期は栄養がない)、それからその仔蟻たちの働きで段々とコロニーを大きくし、生まれてくる働き蟻の体格も良くなって、成熟した地下帝国が完成するのに7,8年かかり、新女王や花婿たちが生まれ出すのもそれからのようだ。蟻の巣に歴史あり。ゆめゆめ面白がって壊すべからず(ま、働きアリが増えた後の巣ならすぐ復旧するだろうけど)。

旅行中は、他にもいろんな虫や動物を見つけられて楽しかった。
生き物に注目すると、見渡す限りの草原・湿原・山地・渓流などが、その中にいろんな巣や活動を内包している塊に見えて、また別の感じで迫ってくるのが好きだ。うまく説明できないんだけど、綺麗な静止画だった景色が、地中や樹上、藪の中まで、一斉に賑やかな動画になるような。
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by macchi73 | 2018-08-06 07:30 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2018年 07月 13日
クロバネツリアブ(黒翅吊虻)
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虫なら何でも知りたいぜ!っていう熱い虫好きではなく、虫なんてどうでも良いよ……っていう無関心な人でもなく、ごく軽度の虫好きに図鑑のページをめくらせる虫ってのがいる。地味でもちょっとだけ珍しくて何故だか目についてしまって、「きっと何らかのエピソードや名のある虫に違いない」と思わせるような虫。ちょっとだけ模様がユニークとか、ちょっとだけ動きが特長的だとか……。

ツリアブもそんな感じ。ホバリングしながら宙で静止するような動きが面白く、空中に吊り下げられているように見えるので「吊り虻」と呼ばれるようだ。ホバリングする虫なんていっぱいいるが、そこがわざわざ名前になってしまうのが分かるような、微妙にくどいホバリング具合。

体と翅が黒くて腹部に白い帯模様があるこのアブは、クロバネツリアブ。ツリアブの仲間内では一番大きいので、ホバリング具合も目立つ。

成虫は花の蜜や花粉を食べるが、幼虫はハチに寄生して育つようだ。地面にお尻をつける動作を時々しているが、これは別に地面の幼虫に卵を産みつけてるとかじゃなくて、「尾端接触」という行動で、お尻にある砂室という器官に砂を取り込んで、卵にまぶしてからバラまくように産卵するらしい。

なんでそんなことを?と考えるに、針で卵を産み付けるハチと違って、寄生性のハエやアブって、たしか卵から孵った幼虫が、宿主が通りかかるのを待って寄生するんだよな。だから多分、卵を砂でコーティングするのも、孵化した幼虫が隠れて待ち伏せするのにちょうど良いからかなーと想像する。
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by macchi73 | 2018-07-13 22:09 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2018年 06月 20日
アオイの葉を巻く幼虫:ワタノメイガ(綿野螟蛾, 葉巻虫)
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庭隅のホリホック(って格好良く言ってみたけど、タチアオイだ)の葉っぱが、急にヨレヨレになってしまった。良く見ると、あちこちでクルクルと巻かれて糸で綴られ、筒状になった中には怪しい顆粒状のものが……。

まあ、だいたい何だか分かるけど。一応、中を確認してみる。

クルクルっとまいてある葉っぱを一枚取って……
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巻を外していってみると、中からまずは一匹、小さい青虫が出てきた。
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さらに巻きを解いて行くと……大きいむっちりしたヤツがいた!

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これは葉巻虫と呼ばれる、ハマキノメイガの幼虫。アオイ科の葉を巻いて綴って、その中で葉っぱを齧りながら育つ。庭だとタチアオイやアオイ、畑だとオクラなんかが食害に遭いやすい。

それはまあ良いんだけど、葉巻の中は大量の糞が溜まってるんだよなあ。それがちょっと嫌。
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筒の中のびっしりの糞の状態も写真で載せようかと思ったけど、やめた。

糞の中で暮らす幼虫たち自体は、透明感があって綺麗といえなくもない。
頭の付近だけ、黒く艶のある模様があって、大きな頭を持つように見えるが、実際は小顔だ。胸部にある本物の脚(6本)は黒い。それ以外の足にみえるのは、疣足という移動用の突起。
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そんな感じで、庭仕事的には嫌な幼虫だが、成虫は意外と綺麗。ベージュ地に焦茶色でステンドグラスみたいな模様が描かれた蛾になる。小柄で迫力もなくて可愛らしいし、見ると割りと嬉しい蛾かも(成虫は)。


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by macchi73 | 2018-06-20 06:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)