初めてみた鳥-141:カリガネ(雁金)/迷鳥は戻れるのか
2026年 01月 16日

少し遠出したサイクリング先でカリガネ(雁金)を見た。あまり日本には渡来しない迷鳥らしいから、一羽だけ、何かで群れから離脱しちゃったってことかな。珍しい鳥ということで少し離れた場所には大勢のカメラマンがいて写真を撮っていた。




シルエットはガチョウ系で、足と目の周りはオレンジ、嘴は綺麗な白とピンクをしている。
日本でも数を見られるマガンにそっくりではあるが、カリガネの方が小柄なのと、目の周りにはっきりした黄色のアイリングがあるのが違うようだ。イギリスでみた灰色ガンにも似てるけど、あちらはピンクの足でオレンジの嘴だったからカラーリングが逆だね。面白い。


カリガネの繁殖地はユーラシア大陸北部、冬になるとヨーロッパや東アジアに南下してくる渡り鳥っぽいから、ちょっと東南に流れて来すぎちゃった感じなのかな。
雁の仲間は雁行して−−つまりチームでV字隊列を組んで−−交代制の先頭が切り裂いた空気の流れに乗って効率的に長い距離を旅するというから、チームと離れて一羽になってしまってはこの後の戻りが大変だろう。瓢湖でも渡りの地に残っている白鳥たちなんかは見たけど、あれらは翌年また馴染みのメンツに会って合流できる訳だしなあ。
群れとはぐれた一羽だけの迷鳥って、戻ることができるのか?
ポツンと一羽、岸辺で他のカモたちの群れと離れてぶらぶらしているカリガネを眺めてたら興味が湧いてきて、さっそく、ポチポチとネットで渡り鳥関係の本を何冊か図書館に予約を入れたりして。ネットやAIで調べることもできるんだろうけど、丸っとそのテーマの周りだけ体系立てて知りたいときには、まだ本の方が満足感があるかもね。

