元旦散策
2026年 01月 01日

大晦日に夫の田舎に集まった皆と賑やかに過ごした翌朝、まだ寝ている人たちを起こさないように抜け出して初日の出を見に外に出た。
方角を調べて、日の出を拝むのに良さそうな場所はないかなーと探し歩いてたら、木々も草も土も凍りついてて、地面を踏むたびに足元がサクサクいう。吐く息が白い。



それでこの辺で良いかと適当に場所を定めて、寒いので下手くそエアウォークを練習して体を暖めながら時間を潰していたら(←不審者)、そのうち雲の端が桃色に光りだして、それから金色の初日の出が昇ってきた。




清々しい新品の光を浴びているうちに、みるみる体が暖かくなってくる。
更に、さっきまで凍っていた全ても日が当たったところから溶け出して、小さな虹色の光の珠を散らしたような、日の出の下から足元の地面まで続く少し弧を描くキラキラした一本の帯が出現した。うわープリズムの道だ!と感動したけど、写真じゃ上手く撮れず。ちょい残念。


日の出の後には林の中の細い道を上って、小さな氏神様の祠に新年のご挨拶。あとで皆んなとも一緒にお詣りに来よう。

それからゆっくり山の上まで登ったら、大小の獣の足跡を沢山発見した。小さめなのは、前に見た狐かな。握り拳くらいある深めの大きな足跡は、最近よく出ると聞く猪かもしれない。ずっと辿っていったら、ちょっと潜り込む勇気は出ないような獣道の中へと消えていってた。そこでぐるりの木々や薮を見回したら、急に立ち止まったせいか、一緒にカサカサ歩いていた何かが地面から飛び立っていく大きな羽音、それから木を突く音なんかがあちらこちらで響くのを聞く。
藪の中でカサカサ、ガサガサいってる誰彼の姿は見ることはできなかったけど、人を怖がらないジョウビタキだけはヒョコッとよく見えるところに出てきてくれてニヤッとしちゃった。

林の中に一人のつもりでも、本当はたくさんの何かが一緒にいるのを感じる。それに家に戻れば、時間と共に増減した人たちも。
この世界は色んな生き物でいっぱいで、それぞれ全部が別々の視点をもって動き回って自分だけの体験をしている。他種には想像できない知覚の仕方、入れない獣道や穴、空間、地形、誰も知らない出来事、経験、そんなものでいっぱいだ。その一方で、全てが同じ太陽や時間の下で凍ったり溶けたり動いたりしていると思うと、その一斉にばらばらに動いてる巨大機構感が、何だか物凄い気がするな。ばらばらだけど一緒の全てに、今年もあけましておめでとう。

今年もよろしくお願いいたします
光の粒がきれいですねぇ…
こちら、昨日は雪だったのですが、
今朝、海で日の出を見ました。
同じように日の出前の足元がサクサクして、
そのあとお日様が高くなると、
岩手から宮城まで連れてきた、サイドミラーの雪が、
あっさり溶けてしまいました。
2026年も良い年になりますように^^
目で見ると、ずーっと一面、小さな粒がプリズム色に光って驚きだったんですが……写真って難しい!
雪景色のキリッとした朝も、本当に本当に懐かしいです。良いものですよね。
そして、雪に射す日の暖かさ・ありがたさも懐かしいです……。
はい、今年も良い年になりますように!
Like a Rolling Stoneさん、
いつの間にやら、何年目ですかねー。
コメントのやりとりで、今年もお元気そうで良かったーとか思ってます。
何が自分にとって大事なものかって考えたら、入り組んでて難しい……。
ポリコレチェックを外してみれば、家族が一番!とかも言い切れない気がするし、さらに自分でも心の中のポリコレチェックを外すことができないエリアがあって、自分でも直視を避けているものもある気がするし。
でも、確実に、健康は大事なものの一つですね。ムリしすぎないように気をつけます。
LRSさんも良いお年を。
