
雑草が蔓延る藪を探検。全てを飲み込む圧倒的ボリュームに、ちょっとうっとりする。見渡す限りの草、草、草。Weeds, weeds, everywhere! じゃwaterに比べてちょっと語呂悪いけどな。
やはり物凄く強いのはイネ科かな。こう一帯を覆ってしまうと、他の草がつけ入る隙が無い。分け入ったら手を切りまくりそうな、大人の胸ほどの丈で硬くて強そうなこの草は何だろう。花穂がないと
イネ科の同定って難しい……。他の写真の写り込みも見ると、イヌムギ、メヒシバ、
セイバンモロコシ、
エノコロ各種、ススキなど、幾つかの種類が生えてるみたいだ。

房状のピンクの花が目立つのは、
ヨウシュヤマゴボウだな。庭に蔓延るとやっかいな草ではあるんだけど、でも白っぽくほんのり光るような淡いピンクの花は綺麗だし、赤紫色の葡萄のような実も見栄えするしで、雑草藪に紛れても絶対に埋没しないフォトジェニックでパワーのあるヴィジュアルの草だ。

あと最近特によく見かけるようになったのはこちらの朱色の花、ヒルガオの仲間のマルバルコウソウだ。国立環境研究所の侵入生物データベースでは中部以南(長野・山梨以西)に分布する外来種ということになっているが、最近は関東でも東京でも色んな場所で見るので、だんだん北上しているのは確か。
園芸種として人気のあるルコウソウに似てるけど、園芸種のルコウソウは細く切れ込みの入ったフワフワした葉っぱで、花ももっと深い深紅色だ。対して、こちらのマルバルコウソウは、葉っぱがハート形で、花の色は少しオレンジっぽい朱色。こんなに鮮やかな赤みの花って雑草にはそんなに無いのでパッと目を引くが、蔓であちこち絡みつき、かつトウモロコシとの競合があるようで、畑に有害な侵入生物扱いされている。


それからもうお馴染みの黄色い花をタワーのように咲かせているのは、セイタカアワダチソウね。こちらはもう少しすると黄色い花の部分がフワフワの綿毛の実になって、そうするとその実を食べに来る優しい声の赤い小鳥、ベニマシコの姿も薮の合間にピョコピョコ見られるようになる。
染色に使っても素敵な色合いだし自生地ではハーブ扱いと聞くと、侵略種とか外来種とか言われてても植物それ自体が別に固定の悪い属性を持つって訳じゃあないんだよなあ……と不思議な気持ちになる。

秋の藪も・夏の藪も・水辺の藪も、季節や場所によって顔ぶれを変える野生の草たちを調べてみると、今は必ずといって良いほど外来種の問題が出てきてしまうけど、草藪自体はいつも綺麗だ。
じっと見てると、ウィリアム・モリスのテキスタイルやアンリルソーの緑の絵画たちみたいに見えてきたりもする。たぶん地球ができて植物が生まれたときからずっと移り変わりながら、いつもそれぞれの時代なりの美しさだったろうと思う。
(↓割ない素材だから、庭での食事に使ってるウィリアム・モリス・シリーズ。
荒れて雑草の絡み合う庭にも見えてきて、気に入ってる)
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