
んん?なんか臭いな?
そう思ってクンクン匂いの出元を探したら、地面から奇妙なものが点々と生えているのを見つけた。
うわー、スッポンタケの仲間のキノコだ!
初めて見るキノコだけど、スッポンタケの仲間だということだけはすぐ分かる。「悪臭」「奇妙な形」「ネバネバしたグレバ(悪臭の元)」の三要素が揃えば、多分それはスッポンタケの仲間。カゴタケなんかも、そうだったよね。
それで調べたら、やはりスッポンタケの仲間の「ツマミタケ」だった。つまんだ指先みたいな形だからかな?
スッポンタケの仲間であれば、姿はそれぞれ全然違っても、幼菌の時には白い卵のような形をしており、卵を破ってグレバをまとった異形の柄が飛びだし、成長後は殻から簡単に外れる構造というのは共通しているはず。
で、ちょっと根本を掘ってみたら、真っ白な卵の殻がちゃんとあった。更に、そっと引っ張ってみると何の抵抗もなくすっぽり抜けるのも面白い。ペン立てに入っているペンを抜くような、何の引っかかりもなくスッと抜ける感じ。抜いた柄の先も綺麗に丸くて、一本の棒型オブジェみたい。
手にペンのように持って、グレバを鼻先で嗅いでみて「うえっ、臭っ!」とか一応やってみる。臭いものは嗅げ。
手に持ってみた柄はとても軽くてしっかりした多孔質のスポンジのような感触だ。スッポンタケに共通するこの軽く膨らみ易そうな肉質の構造で、格納されていた小さな卵から飛び出すや否やポコンと広がり展開して、様々なユニークな形を現すって仕組みなのかもな。びっくり箱式に。

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