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ハゴロモの仲間:ベッコウハゴロモ、アオバハゴロモ、チュウゴクアミガサハゴロモ

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庭のブラックベリーの蔓枝に、2種類のハゴロモが並んでいるのを見た。桑の木に絡む蔓だから、食草は桑の方かもなって思うけど。
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後方にいるのはお馴染みの「アオバハゴロモ(青葉羽衣)」、小さなセミに近い虫で色々な作物を吸汁する庭の害虫だ(でも綺麗)。で、その前方にいる褐色の縞模様で黒点のあるハゴロモは「ベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)」

ちょっと面白いと思ったのは、アオバもベッコウも体型も顔つきもそっくりなのに、翅の休め方が違うみたい。ベッコウの方は平たく開いてとまっているのに、アオバは翅を立ててとまっている。

もう一種類、最近多く見かける外来種の赤錆色のハゴロモの「チュウゴクアミガサハゴロモ(中国編笠羽衣)」も、横に開いてとまっていることが多いかもな。でもベッコウハゴロモもアミガサハゴロモも翅を立てているのを見ることはあるが、アオバが平たくなっている姿って見ない気がする。アオバだけ、いつも貝のようにピッタリ閉じてる不思議。
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(↑身近で見る在来ハゴロモはどれも1cm前後なのに、チュウゴクアミガサは1.5cm位あるからかなり大柄に感じる)

ハゴロモの仲間は卵で越冬するから、こうやって成虫の姿を見られるのもそろそろ終わりだろう。寒くなるにつれ成虫は死に絶え、残された卵は樹木の窪みなんかで冬を越す。

春には木の上でよくアオバハゴロモが密集しているのを見かけるから、何となく「ハゴロモって成虫の姿で木のウロに潜って越冬するのかな?」とぼんやり思っていたりもしたが……。多くの在来ハゴロモは春の年1化性で、そのタイミングで皆で一気に羽化して繁殖する戦略だからこその密集風景っていうことのようだ。

一方、外来種のチュウゴクアミガサハゴロモは春・秋の年2化性(または多化性)みたいなので、もしかしたらもう少し遅くまで成虫の姿が見られるのかもしれない。

(↓「年n化性」とはどういうことか?という説明は下記参照)

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Commented by Spring at 2025-10-06 12:59
今年自宅の庭で今まで見かけなかった虫がよくいるなぁと思っていましたが、コイツ(中国編笠羽衣)ですよ。外来種なんですね。これからどんどん増殖しそうですね、、、
Commented by macchi73 at 2025-10-08 23:54
Springさん、
うん、年1化の在来種より年2化の方が環境に柔軟に対応できそうだから、有利な気がしますよね。食草は物凄くありふれてるから、即、お互いに影響するものかはちょっと分からないですが。

外来種自体は、新たにみかけるようになると正直ちょっとときめいちゃうところもあるけど、競合する在来種が減るのとセットだと、そこは回避したくなりますよね。外来種が悪い訳じゃないけど、バリエーションが減るのは寂しい。

最初のうちは「うわー、珍しい・映える虫を見ちゃったよ!」って喜んでたのが、そのうちソッチしか見なくなっちゃって、5年10年のうちには「またか」ってなるケースは多い気がします。
アカボシゴマダラとかも最初はかなり目を引いたけど、今はむしろアカボシしか見ないですしね。
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by macchi73 | 2025-10-05 00:50 | 【動物】昆虫、その他 | Comments(2)

東京の住宅地で試みる素敵ガーデン・ブログのはずだった。なのに昆虫の記事がダントツで多い。虫 & 植物 & 子供の記録。本は殆どブログのアフィリエイトポイントで買わせてもらってます。感謝!/【※】画面最下部の「表示モード」でPCレイアウト選択後、もう1回リロードすると広告無しにできます。


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