
4月に植えたヘンテコ野菜「キワーノ」が、ちょっと見ないうちにだいぶ大きくなってた。そろそろ摘心の時期かもしれないな……ということで、育て方を確認しとく。
Webで検索したら、キワーノ(キワノとも表記される)は、ニュージーランド原産のウリ科植物で、別名ツノニガウリまたはツノメロン。苦瓜の如く苦いのか?メロンのように甘いのか?想像は膨らむが、ツノがあるのは確からしい。
【キワーノの育て方】
- 4〜5月に植え付け、7〜8月に収穫。
- 本葉7〜8枚で親蔓を摘心し、小蔓15節で摘心して、孫蔓に結実させる。
- 果実が黄色く色づいたら収穫。その後1〜2週間追熟させて食べる(日持ちするので1ヶ月くい保つらしい)。
- 果実の中は酸味のあるゼリー質なので、蜂蜜などかけて食べると美味しいようだ。
* * * * *
キワノの語感で連想しちゃったのは、『トミノの地獄』(西條八十)。というより、キワノの名前を失念してしまい、「トミノじゃなくって……なんだっけ?」くらいになってた訳だが。
可憐な少女の装飾的な地獄巡りの詩で、挿絵をつけるなら中原淳一や竹久夢二かなっていう大正ロマンの香りがする。夢野久作の『少女地獄』や北原白秋の『金魚』も同時代だと思えば、その頃の少女って何か夢幻のようだよな。
『トミノの地獄』(詩集『砂金』西條八十)
姉は血を吐く、妹(いもと)は火吐く、
可愛いトミノは宝玉(たま)を吐く。
ひとり地獄に落ちゆくトミノ、
地獄くらやみ花も無き。
鞭(むち)で叩くはトミノの姉か、
鞭の朱総(しゅぶさ)が気にかかる。
叩けや叩きやれ叩かずとても、
無間(むげん)地獄はひとつみち。
暗い地獄へ案内(あない)をたのむ、
金の羊に、鶯に。
皮の嚢(ふくろ)にやいくらほど入れよ、
無間地獄の旅支度。
春が来て候(そろ)林に谿(たに)に、
暗い地獄谷七曲り。
籠にや鶯、車にや羊、
可愛いトミノの眼にや涙。
啼けよ、鶯、林の雨に
妹恋しと声かぎり。
啼けば反響(こだま)が地獄にひびき、
狐牡丹の花がさく。
地獄七山七谿めぐる、
可愛いトミノのひとり旅。
地獄ござらばもて来てたもれ、
針の御山(おやま)の留針(とめばり)を。
赤い留針だてにはささぬ、
可愛いトミノのめじるしに。
ちなみに西條八十が北原白秋の『金魚』を残忍だと批判しているのを読んで、えっ、同類じゃん?!なんて思った後で、その論争については、どっちかと言えば自分は白秋派かなと思った。白秋の詩集は持ってて馴染みがあるけど、八十の詩は他にあまり知らないからってだけかもしれないけど。
『金魚』(詩集『とんぼの眼玉』北原白秋)
母さん、母さん、どこへ行た。
紅い金魚と遊びませう。
母さん、歸らぬ、さびしいな。
金魚を一匹突き殺す。
まだまだ、歸らぬ、くやしいな。
金魚を二匹締め殺す。
なぜなぜ、歸らぬ、ひもじいな。
金魚を三匹捻ぢ殺す。
涙がこぼれる、日は暮れる。
紅い金魚も死ぬ死ぬ。
母さん怖いよ、眼が光る。
ピカピカ、金魚の眼が光る。
少女と地獄の夢のようなイメージって、映画で言えば、
『パンズ・ラビリンス』とかもそうだよな。可憐で幽玄で怖いけれど煌めいている。洋の東西を問わないモチーフなのか?または経済のバブルみたいな感じで、社会の周辺的な存在だったものが認識され解放されていく時に定番で現れるステージなのか。
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