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サギの混合コロニーでの子育てについて

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今の時期、公園を散歩していると巣作りのための材料を集めているサギたちによく出喰わす。

枯枝なんか地面にいっぱい落ちてるのに、一生懸命あれこれ物色している様子を見ると、どれでも良い訳じゃなくて、たぶん「あのカーブに合う枝が欲しい……」とか「もう少し補強のための引っ掛かりのある枝がないか」とか、または経験的にどのくらいの枝が扱い易いとか、ある程度の考えを持って材料集めしてるっぽいなと感じる。そりゃそうか。たまに人間以外の生物の知能を過小に見積もっちゃうけど、そんなことない、みんな色んなこと考えながら生き延びてる訳だしな。物を読んだり空想したりしないだけで、ある意味、人間より野生動物の方が忙しく頭をつかっている面は絶対にあるだろう。
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サギの仲間は色んな種類で集まったコロニーを作るから、1箇所で様々な種の営巣の様子が見られて面白い。

近所の公園の池の一角も、アオサギ、コサギ、ゴイサギなんかが入り混じったアパートメントみたいな様相を呈していた。巣作りの最中のペアもいるし、巣でじっと卵を守ってるっぽい親鳥もいるし、子育て中の親たちもいるし、ちょっと育った若い幼鳥たち−-まだ親に世話を焼かれている−−もいて、賑やかだね。

でもサギって肉食だし、特に夜行性のゴイサギなんかは夜にコロニー内の他のサギのヒナを襲っちゃったりすることもあると図鑑で読んだ気がするから、集まって子育てするメリットってあるのかなあ……と調べたら、ハシブトカラスやタカへの集団防衛の意味があるようだ(「バードリサーチニュース」)。

みんなで団結して防衛っていうよりは、大勢いれば威嚇や見回りに割く時間が節約できる的な感じっぽいな。また、一般的に長寿な鳥は繁殖の機会も多いせいか、ヒナを命がけで防衛するってよりは自分の命を優先するから、育児で色々と手薄になる親鳥たち自身の防衛や省力化のためってところもあるようだ。それならサギ類で集まるのは合理的そうだ。食性から親鳥同士が襲い合うことは無いだろうし、好む環境も天敵も一致しているだろうし。
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探鳥的な意味では大柄なサギたちってあんまり面白くないんだけど(小鳥の方が探すのが難しくてゲームっぽいし見た目も愛らしい)、生態を調べると、いきなり毎日の暮らしが具体的に想像されて親近感が湧く。我々、姿も思考も違っても、おなじ空間を共有して日々色んな出来事を体験している仲間だと。


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by macchi73 | 2025-05-04 19:26 | 【動物】野鳥 | Comments(0)

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