緑陰かジャングルか
2025年 04月 26日

来たよ、来たよ、緑がぐんと濃くなってきたよー。薄暮の時でも目に見える鬱蒼さ加減……。GW前の今、ここが極東の都市における狭小庭の運命の最初の分かれ道だと思う。草モジャの廃墟になってしまうのか?それともギリギリのラインで美しさの要素をキープできるのか!?
まずは、のっぺりした緑一色に覆われてしまうと厳しいんだよな……一面のヤブマメ、ヤブカラシ、ドクダミとかはNG。麻雀だったら緑一色はチョー嬉しいけど、庭の場合は緑の中のところどころには色がある方が良い。ほんの少しの人の気配は欲しいところ。いままさに薮に埋れそうになっている庭の花々たち、頑張って持ち堪えてくれ。


かと言ってさ、カラフルなお花がぎっしり満開なのも、自分的にはちょっとトゥー・マッチなんだよな。目が疲れるというか、暑苦しい気がするときがある。特にホラ、いまは更年期のホットフラッシュの最中だから。何につけても暑苦しいよりは風通し良くいて欲しいとこ。

そんな中で、あんまり煩くない程度のグリーンのバリエーションは結構良いなと思ったりもしている、今日この頃。
毎年冬には葉を落として目立たなくなっちゃうけど、夏に向けてフワッと広がってくれるこの細っそりしたイエローグリーンの薮は何だったっけなーと調べたら、黄金シモツケだった。新葉を出す今の時期は蛍光イエローみたいだけど、もう少ししたら薄紫色のフワフワした花を咲かせて、葉は落ち着いた緑色になる。アリだな。
