晩秋の庭仕事(←結局やってない)
2024年 11月 16日

今日は曇天。秋植え球根の時期を逃す前に庭仕事をするかーと外に出たら、なんだか庭が白っぽい。
曇りの日のミー拡散のせいかと思ったらそれだけでもなく、亀池の周りがこんもり育った白菊に埋め尽くされてて、薮の上に雪が積もったよう。葉っぱもシルバーがかってマットな感じで、その辺一帯、なんか白っぽく発光している。前の庭にもともと生えていた野路菊を一枝挿したら3年かけてまた元通り大きくなったって感じだけど、そう考えるともう20年以上の古株か。末っ子より年上だ。


他に咲いているのは、真っ赤なパイナップルセージ。
こちらも前の庭から持ってきた古株だ。今年で14,5歳かな。庭隅の環境の悪そうなところに挿したにも関わらず、背後のブロック塀を隠すように大きく育って、松明のような花をたくさん燃やしている。混み合った薮の傍を通るときに草を揺らすと、名前の通り、全体からパイナップルのような・セージのような良い香りがフワリ漂ってきて安らぐ。

手入れしていない庭だと適者生存の法則か、強い株はどんどん大きく・淘汰されるものはいつの間にか消えて、このように大味な植栽へと落ち着いて行くところがあるな。色んな園芸種の素敵なニュアンスカラーが競演する庭に憧れるけどなあ。目の前の現実は、紅白の陣取り合戦の様相。
……なんて思ってたら、足元に小さい星のような花がキラッと光って目についた。お、ホトトギスだ。昔はこれ系の山野草って地味でパッとしないと思っていたりもしたけど、荒れ気味の庭で見ると良いもんだよな。健気さを感じる。

そうやってサクサク落葉を踏みながら庭を巡回してたら、あらま、門の外まで落葉が出ちゃってんなあ。やばい、やばい。大きな庭箒を持って庭を出て、路地の落葉を門の中へと掃き入れる。で、我が家が原因と思われる路面が綺麗になると、続く他のお家の落葉も気になって、路地をずーっと奥から枯葉集めしてしまった。広い面積を効率よく清掃するためにしっかり腰を入れて、レレレのおじさん風。ゾーンによって集まる葉っぱの形や色が違って面白い。
そうして立ったついでに(←亡き祖母たちの口癖)庭中に散った落葉もぜーんぶ掃き集めたら、とんでもなく大きな山になって笑ってしまった。壮観!これを焚き火にしてお芋とか焼けたらなあ。


とはいえ面積としてはまだ窪地の半分程度を覆ったところなので、落葉格納の余力はまだまだありそうだ。この一冬、定期的な落葉掃除はこの方式で楽に済ましておいて……しばらくしたら嵩も減って下から腐葉土っぽくなるだろうし、そしたらそのまま庭土に鋤き込もうかな。


見るからに寒々しい灰色の曇りの空で寒いだろうと思ってたのに、動き回っていたら暑くなって来て、冬だ冬だとせっかちに思ってたけど実はまだまだ秋のうちかもなあと考えを改めた。亀もまだ冬眠してないしね。今月中にもう一回、時間を見つけて、秋の庭仕事はしよう。
庭奥の葉は門から出ていかないので、あまり掃除しない。落葉の地面好きなんだ)

