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セツブンソウ(節分草)

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地面に何かモサモサ落ちてると思ったら、節分草の群れだった。キンポウゲ科セツブンソウ属。

とても背が低くて小さな花だけど、傍に寄ってよく見ればカラーリングが可愛い感じ。
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キンポウゲ科の花によくあるように、白いヒラヒラした花びらにみえる部分は、実は発達した萼片だ。
2つずつ並んだ黄色の点々が花粉のついた雄蕊みたいに思えるけど、実はこっちが本当の花弁なんだよね……。
黄色い部分が蜜線で、その下の2裂した細く白い柄のような部分が退化した花弁、そしてその内側の青のが雄蕊、最中心部のピンクっぽいのが雌蕊って訳。一番外側について蕾を包む形の葉(苞葉)から見ていくと、緑→白→黄→青→ピンクの彩りで、とても小さな薬玉みたい。
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いわゆるスプリング・エフェメラルの戦略をとる植物の一員であり、雑木林の林床の地下に根塊を広げ、早春のまだ木々が落葉している時期に茎を伸ばして花を咲かせる。見た感じ、茎は赤っぽくて一本の茎の先に一輪の花をつけ、花の基部の苞葉には深い切れ込みがあるのが特徴かな。
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地面の節分草の花を見て、顔をあげたら頭上にも梅の花が咲いてた。

一方は草本で他方は木本だし、同じ双子葉類とは言えキンポウゲ科とバラ科は図鑑の系統ツリー上ではけっこう離れたところで分岐しているはずなのに、花の見た目はよく似てるなあ……ソックリとすら言える。どちらも「お花」って思ったときに思い浮かぶシェイプで、なんだか面白い。これって植物とかの方から見ても「同じ哺乳類とは言え、人と猫ってツリー上では割と離れてるはずなのに、目が二つ・その下に鼻、口が一つずつで、よく似てるよなあ!」ってレベルの話なのかな。
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Commented by ymomen at 2024-02-15 02:20
節分草、なんと可憐な花でしょう。
よくよく見れば、ずいぶん凝った作りなのですね。

ほんと、哺乳類の顔の作りも、胴に頭と手足がついているのも、大まかに言えば似たような作りですね。
顔の部分の位置を変えたらどうかと考えてみたけど、やっぱり目が口より下にあるのも、鼻が目より上にあるのも具合がよろしくないと気がつきました。

Macchiさんのブログは、生きているといいことがあるもんだ、と思わせてくれます。
Commented by macchi73 at 2024-02-15 18:56
もめんさん、
そうなんですよね、そう考えると動物の形ってみんな似てると思えて、仲間感いや増します。
そして、命があるっぽいという類似点まで広げると、動植物も結構似たようなものの気がしてきて、さらに仲間感広がります。そういう感覚は、暖かい慰めのような感じもあって悪く無いですが……。

でも、生きているといいことがある反面、悪いこともある。良いなと思っちゃったら、それが終わるの悲しいですし。
何でも起こるこの世を今のところどっちかというと楽しんでるけど、楽しいことだけで終わるのはきっと無理だろうなーという気分がベースにあるので、基本的にはびびって暮らしています。
だけどこのごちゃ混ぜ世界を本当に好きになれたら、たぶん悲しいことも好きな世界の仕様の一部として、少しはマシに耐えられるなかもなという期待をしつつ。
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by macchi73 | 2024-02-14 21:59 | 栽培日記:冬の植物 | Comments(2)

庭ブログのはずだった。なのに昆虫の記事がダントツで多い。虫 & 植物 & 子供の記録。日常読む本はほとんどブログのアフィリエイトポイントで買わせてもらってます。感謝。


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