初めて見た鳥137-ハッカン(白鷴)
2023年 12月 29日

それで公園を散歩してたら藪の中でガサガサいう音がして、覗き込んだら見たことのない鳥がいた。丸い体型はコジュケイみたいだがもっとずっと大きくて、キジみたいな顔をしている。がっしりした脚でテクテク歩きの感じがオーストラリアの森で見たツカツクリに似てるけど、初めて見る鳥だ。
ちょっと興奮して、同じく野鳥観察を好まれると見える近くの散策者に、あそこにキジみたいな鳥いますよ、変わった鳥!と伝えたら、あー中国のね、カゴ抜けで夏頃からいるみたいねと淡々とした様子。どうも、野生では中国の山地で暮らすキジ科ハッカン(白鷴)という鳥がどこかから逃げ出して居着いたものらしい。
それはそれで、ペットだったのがこうやって広い公園に居着いて元気に暮らしている……と思えば「やるな!」とその冒険が想像されて感慨深い気もするが、バーダーって野鳥以外にはちょっと興味レベルが下がるものっぽいんだよな。私はナンチャッテ・バードウォッチャーなので、マイ・ライファーっていうか初めて見た鳥にカウントしちゃうけどね。私の定義だと、飼育環境下ではなく野で見かけて・きちんと証拠写真が撮れ・種が同定できた鳥のカウントではあるんだけど、「野鳥」じゃなくて「鳥」ってしてるからOK。
でもカゴ抜け故にこの公園にメス一羽しかいないと知って、なんだか可哀想だねと夫。どうなんだろう、この個体の年齢も性格も、ハッカンの生態についても詳しく知らないが、群れで暮らす生物じゃなくても一羽きりは寂しいとか感じたりするのかな。それとも餌さえ確保できれば、ナワバリ占有でストレスが少ないなーくらいの感じなんだろうか。同じことを、うちの亀についても時々考えることがあるんだけど。



