日陰の草花たち(白雪芥子、釣鐘水仙、壺珊瑚)
2023年 04月 23日

前の庭から持って来た、シラユキゲシ(白雪芥子)が日陰で花をつけてた。かなりの日陰でも元気でいてくれる貴重な花だ。
いまのところ見かけるのはまだほんの数輪だが、シラユキゲシは広がり始めると勢いが凄いからな。たぶん今、地下茎を着々と地面の下で張り巡らせている最中のはず。そう時間もかからずに、きっとこの日陰ゾーンはシラユキゲシだらけになると予想。
これはツリガネズイセン(釣鐘水仙)という花のようだ。スイセンという名前だが、スイセンではなくどっちかっていうとユリに近い仲間らしい(昔はユリ科、APG IVからはキジカクシ科)。原生地では木陰で群生する植物のようなので、うまく行けばここから年々増えるんだろう。庭植えなら植えっぱなしでOKの丈夫で世話要らずの花のようだ。

あとは、去年植えたツボサンゴ(ヒューケラ)たちもすくすく育って株を大きくしている。
いつも夏後の庭は緑一色でトゥー・マッチ・ナチュラルな感じに藪化してしまうけれど、カラーリーフが混じってれば少しは人の手が入ったガーデン感が醸し出せるんじゃないかという狙いで植えたんだ。
ツボサンゴのカラフルな葉は観葉にも良いし、ユキノシタの仲間だけあって初夏に咲く繊細な小花も割と風情があって綺麗なものが多いんだよね。品種によって花色も様々なようだけど、これらはどんな花が咲くんだろ。もう少ししたら初めて見られると思うと楽しみだな。

