白木蓮の収穫、『季節に寄り添う韓国茶』(コウ静子)
2023年 03月 10日

このところ夫が珍しく毎朝一緒に起きては玄関の外まで見送ってくれると思ったら、庭に落ちたばかりの白木蓮の蕾の殻を拾い集めているのだった。洗って干して、どうやら今年もまた自家製のお茶を作るつもりらしい。このお茶は鼻がスッキリするんだ、と絶大な信頼。
なので私も、まだふっくらした若い蕾を摘んで、ほの甘い花茶を仕込む。
白木蓮の花はほんのりレモンみたいな甘酸っぱい良い匂い。肉厚で柔らかい花弁を傷つけないように優しく開いて、明るい日陰の干し籠で乾燥させる。




蕾を摘むのは勿体無いよ、咲かせようよ!といういつもの夫の声はちょっと放っとく。
だって家屋をすっぽり飲み込む巨木いっぱいに大きな蕾がぽんぽん膨らんで、庭の上空は既に真っ白、どれだけお茶にしても全然消費が間に合いそうにない。庭全体が白木蓮の甘い香り、明るい白い光に包まれてて天国ぽい。


