聖護院大根の千枚漬け
2023年 01月 11日
年末に漬けた千枚漬けが、もう無くなっちゃいそうだ。とっても美味しかったので名残惜しい。千枚漬けの終わりと共に、正月気分も終わっていくような寂しさを感じる。
作り方は簡単で、聖護院大根を慎重に薄くスライスしたら漬け汁につけるだけ。漬け汁も、いつもの自家製ピクルスと基本は同じで「酸っぱい(酢)・甘い(砂糖)・塩っぱい(塩)」をお好みの味になるように混ぜて、水を加えて一回煮立たせればOKだと思う。ピクルスの場合は適当なスパイスやハーブと一緒に漬け込むけど、千枚漬けの場合は昆布と鷹の爪と漬け込むところが違うかな。
ピクルスの場合は計量なんてしないけど、千枚漬けは初めてなので、一応レシピを見て作ってみた。今回は良い味醂があったから、甘さは味醂に任せるレシピで作る。漬け汁に漬け込む前に、スライスした大根を塩水につけて、しんなりさせておくのがコツっぽい。
そして、千枚漬けはやはり丸くなくてはね。
ということで、綺麗にスライスできたものを選りすぐって、畳むようにして漬け込んだ。それでも通常の漬物瓶にぎっしり二つ。さすが聖護院、圧倒的なデカさ。これで青空市場で一つ300円だったからなあ。ものすごくお得なもんだよなあ。
うまく丸くスライスできなかった部分は、千切りして、ごま油と塩を振って食べた。
キメが細かくてしなやかな瑞々しい食感で、辛味も無くてすっごく食べ易い。つい、一気に全部食べちゃった。大根じゃなくてカブみたいな食感。聖護院大根って、こういう味の大根なのかな。それとも単に個体差で甘いものにあたったのかな。初めて聖護院大根を食べるので、わからないや。
ということで、脂っこい焼肉を千枚漬けで包んで食べまくる。大根のさっぱりさで、いくらでも食べられる気がする。焼肉屋さんだと「もっと千枚漬けで包んで食べたかったなー」って思うことが多いので、今回は無尽蔵の聖護院のおかげで、長らくのドリーム実現だ。