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硬い木質のキノコ:サルノコシカケの仲間いろいろ(ツガサルノコシカケ、カワラタケ、ヒイロタケ、ヒトクチタケ、カイガラタケ)

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山歩きしてても公園散策してても、一番よく見かけるキノコってサルノコシカケの仲間だと思う。
キノコの仲間って、すぐに割れたり溶けたりする儚いモノが多いけど、サルノコシカケの仲間は硬く木質化するものが多くて季節を問わずいつでもそこにある。

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サルノコシカケって聞いて、すぐに思い浮かぶのはたぶんこのタイプのキノコだろう。これはツガサルノコシカケ(栂猿腰掛)かな。
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この、白黒のモノトーンタイプもどこでもよく見かけるよね。カワラタケ(瓦茸)。
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鮮やかな赤はパッと目立つが、やはり身近な公園や森、どこでも見かけて珍しくは無いキノコ。ヒイロタケ(緋色茸)。
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それと、これも松の木の上で時々見かける、ヒトクチタケ(一口茸)。
5cmくらいの小さくて丸い感じのサルノコシカケで、育つにつれてポカッと開けた口みたいな穴があくから、一口タケ。一つ見つけると、あとはポコポコって感じで幹に点在していることが多い。
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私が図鑑無しで見分けられるのは以上くらい。それ以外は、そんなに特徴的じゃないからいきなり見分けが怪しくなるが……。

次の写真はカイガラタケ(貝殻茸)かな。ご想像の通り、パッと見が貝殻みたいだからってだけで適当に判定してるが。一応、本当にそういうキノコはある。
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これは少し下垂して丸まった感じだから、ツリガネタケかなあ……。
もうこうなると、手持ちの「日本のきのこ」図鑑の一枚写真から、似た雰囲気のものを当てずっぽうに言ってるだけになっちゃうが。
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これらの木質化しがちなキノコは一般にサルノコシカケの仲間と大雑把に認識されがちだと思うが、実は「サルノコシカケ」っていう命名ズバリのキノコは存在しないらしい。手持ちの図鑑たちでも、正式にはタマチョレイ目という仲間で括られたりしてる。

その殆どが土ではなくて木から生えて分解を進めてしまう腐朽菌なので、木材には害菌とされる。ちょっと弱ったような木にはずらっと並んで、見るからに「うわー、やられたな」って感じだからな……壮観ではあるけれど。
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by macchi73 | 2022-10-18 06:00 | 【自然】きのこ、菌類 | Comments(0)

庭ブログのはずだった。なのに昆虫の記事がダントツで多い。虫 & 植物 & 子供の記録。日常読む本はほとんどブログのアフィリエイトポイントで買わせてもらってます。感謝。


by macchi73