硬い木質のキノコ:サルノコシカケの仲間いろいろ(ツガサルノコシカケ、カワラタケ、ヒイロタケ、ヒトクチタケ、カイガラタケ)
2022年 10月 18日
山歩きしてても公園散策してても、一番よく見かけるキノコってサルノコシカケの仲間だと思う。
キノコの仲間って、すぐに割れたり溶けたりする儚いモノが多いけど、サルノコシカケの仲間は硬く木質化するものが多くて季節を問わずいつでもそこにある。
この、白黒のモノトーンタイプもどこでもよく見かけるよね。カワラタケ(瓦茸)。
鮮やかな赤はパッと目立つが、やはり身近な公園や森、どこでも見かけて珍しくは無いキノコ。ヒイロタケ(緋色茸)。
それと、これも松の木の上で時々見かける、ヒトクチタケ(一口茸)。
5cmくらいの小さくて丸い感じのサルノコシカケで、育つにつれてポカッと開けた口みたいな穴があくから、一口タケ。一つ見つけると、あとはポコポコって感じで幹に点在していることが多い。
私が図鑑無しで見分けられるのは以上くらい。それ以外は、そんなに特徴的じゃないからいきなり見分けが怪しくなるが……。
次の写真はカイガラタケ(貝殻茸)かな。ご想像の通り、パッと見が貝殻みたいだからってだけで適当に判定してるが。一応、本当にそういうキノコはある。
これは少し下垂して丸まった感じだから、ツリガネタケかなあ……。
もうこうなると、手持ちの「日本のきのこ」図鑑の一枚写真から、似た雰囲気のものを当てずっぽうに言ってるだけになっちゃうが。
その殆どが土ではなくて木から生えて分解を進めてしまう腐朽菌なので、木材には害菌とされる。ちょっと弱ったような木にはずらっと並んで、見るからに「うわー、やられたな」って感じだからな……壮観ではあるけれど。