新薔薇ポルカ(葉色も花色も明るいつるバラ、ティー香)、生オカラのしっとりキャロットケーキ
2022年 05月 15日
新しい庭に植えた、新しい薔薇ポルカが咲き始めた。苗を植えたのが去年の秋だから本格的に楽しめるのは来年からだろうと思ってたけど、つるバラらしい柔らかい枝をぐんぐん伸ばして、もう人の背丈を越して良い感じに花をつけ始めている。育つのが早いなー。
写真だけ見てた時にはポンポン咲きみたいなのを想像していたんだけど、実際に咲いてみたら思っていたより一輪一輪が大きくてアンニュイな雰囲気。ま、単に曇天で自分がアンニュイな気分だからそんな風に見えるだけって気もするが。そして、期待の香りは……我が家に多いダマスク系の香りとはまた違う、ふわっと甘い芳香だ。紅茶の香りに似てるからティー香ってやつかな、だけどアプリコットみたいなフルーツ香もあるような。花の色がアプリコットだからそんな風に感じるだけって気もするが(←自分の判定に自信が無いヤツ)。
庭が良い香りの時期なので、窓はずっと開けておく。
バラジュースには、薔薇感溢れる主張の強いダマスク香が向いてるけど、窓からふわっと香るなら、ティー香も良いな。これから元気にもっと育って窓辺を花いっぱいで香らせてくれますように。
ポルカ初咲きを記念して、夜にはオレンジ色のキャロットケーキを焼いた。なんてね、嘘うそ、こじつけだけど。
先月先々月はずっと日に15時間とか働いてて頭が凝り固まっちゃったから、5月はまた少し思いつくまま家のことやったり一人でぶらついたりして気分を柔らかくしたいんだ。生活変え中。季節も良いしな。あと、ちょっとずつ部を不在にしてる間に新しい長たちやみんなが急なことにも対応してくれてるのを見ると、ほんのり胸が温かくなったり、そっか老兵は去るのみだなーとか思ったり、ここからは自分の働き方を変えないとこの先で新しい面白味は発見できないんだろうなと感じる。多分ここで上手く色々手放して、新しい方法を身につけないといけないんだろう。それがきっと50代とかになるってことなのかも……まだよく分からないが。
で、いつものレシピ(とにかく人参とナッツとスパイスをどっさり投入する)で、小麦粉の代わりに生オカラを使って焼いてみたら、焼きたてでも非常にしっとり。クリームチーズのフロスティングには柑橘汁を多めに入れて、やはりポルカのイメージに仕上げる。夜に一人で端っこをつまみ食いしてみたら、ふふ、すげ美味しい。
一晩冷蔵庫で寝かせて朝食にサーブしたら、前の晩よりしっかり生地が馴染んだより美味しい一品になってた。ペロッと食べちゃって、これまた作って!と早くも娘からリクエストが飛び出す。そうそう、キャロットケーキは二日目からが美味しいんだよね。
小麦粉の代わりに生オカラを使うと、味自体はそんなに変わらないけど、小麦粉より膨らみは出ず、しっとり感は強い仕上がりになるようだ。
私はフワフワよりシットリ、軽いより重い食感の方が好きなので、最初は糖質制限目的でだったけど今では単にオカラ好きになって積極的に利用している。しっとり系の焼き菓子には、オカラは向いてると思う。