フォトジェニックなキノコたち:溢液現象の水滴、ダイダイガサ、シロオニタケ、サクラタケ(橙、白、桜)
2021年 09月 18日

キノコってフォトジェニックだよな。食べられなくっても見てるだけで楽しい。
森の中を散歩してると、ときどき見惚れて立ち止まっちゃう。

例えば時々みかける、こんな風に表面にキラキラした水滴をいっぱいつけている様子。
琥珀色の液を出してるこの白っぽいキノコは、たぶんヒラフスベとかの幼菌かな。これは水分を吸い上げ過ぎて外に排出しているところで、溢液って呼ばれる現象。この液体は分解水とか代謝水とか呼ばれ、キノコによって黄色かったり桃色だったり透明だったりして、たまに物凄く綺麗だ。
やはり一番有名なのは、真っ赤な血を流しているようなチャハリタケだろうな。
小さいけれど、オレンジ色のぽこぽこした感じの傘を持つダイダイガサ(橙傘)も可愛い。割といつでもどこでも生えているので、よくキノコ写真の被写体になっているのを見かける。

あとはシロオニタケ(白鬼茸)も、よく見るけど毎回目を引くキノコだと思う。全身純白で大柄だから遠くからでも凄く目立つんだよな。
タマシロオニタケ(球白鬼茸)、ササクレシロオニタケ(逆皮白鬼茸)、シロオニタケモドキ(白鬼茸擬)など、似た姿のキノコが幾つかあって、あまり見分けられてはいないと思う。基部が丸々膨らむのがタマシロで、柄がささくれてるのがササクレで、ちょっとゴツくて褐色がかったりしているのがモドキかな。

世界中で恐れられている死の天使、ドクツルタケにも似てるしな。

枯葉が積もった林床に生える細い柄を持つキノコたち−−モリノカレバタケ、ハナオチバタケ、ホウライタケなど−−の中にも綺麗なものが多いと思う。とっても小さいから見逃しがちだけど、赤やピンクや紫、黄色、と色のバリエーションも多いし、傘もヒラヒラしてたりランプシェードのようだったりして、よく見ると面白い。

桜鼠色のこのキノコは、乾燥気味のサクラタケ(桜茸)かな。
小型キノコって、種類が多い上に小さくてすぐ乾いたり消えたりするから同定が難しいけど。

