ベニナギナタタケとカエンタケ(紅薙刀茸と火炎茸)
2021年 09月 14日

地面から立ち上がる炎のような格好いいキノコをみっけ。地面がチロチロ燃えてる。
先日がっつりめに調べたシロソウメンタケ科の仲間でナギナタタケ属の赤いヤツ、ベニナギナタタケ(紅薙刀茸)だ。シロソウメンタケと同様に可食だが、無味無臭のシロソウメンタケとは違って若干の苦味があるらしい。
炎のようなイメージが共通しているせいで猛毒のカエンタケとの誤食事故があるようなので、炎風のキノコは食べようとしないのが良いと思う。カエンタケなんか食べたら、お腹を壊すとかじゃなくて死んじゃうし。ベニナギナタは可食とはいえ全く美味しくはないようだし。

古代の地獄絵や戦絵に出てくる炎みたいだ。
おどろおどろしいけど迫力ある。
("地獄草子", 絵巻物, 12世紀)
で、そっからこうなって……
(“大日本名将鑑 上毛野八綱田”, 月岡芳年, 1879)

……こうなる、みたいな。
(“炎舞”, 速水御舟, 1925)
のたくる線で表現される血のような火焔。
怖いものと綺麗なもの、戦慄したり呆然とするのが似てるから、根っこで混同するのかも。
