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ベニナギナタタケとカエンタケ(紅薙刀茸と火炎茸)

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地面から立ち上がる炎のような格好いいキノコをみっけ。地面がチロチロ燃えてる。
先日がっつりめに調べたシロソウメンタケ科の仲間でナギナタタケ属の赤いヤツ、ベニナギナタタケ(紅薙刀茸)だ。シロソウメンタケと同様に可食だが、無味無臭のシロソウメンタケとは違って若干の苦味があるらしい。


炎のようなイメージが共通しているせいで猛毒のカエンタケとの誤食事故があるようなので、炎風のキノコは食べようとしないのが良いと思う。カエンタケなんか食べたら、お腹を壊すとかじゃなくて死んじゃうし。ベニナギナタは可食とはいえ全く美味しくはないようだし。

紅薙刀茸と火炎茸、両方の実物を見てみての印象は、紅薙刀茸の先端は尖っていて肉質は柔らかく脆い。一方、火炎茸の先端は丸くて指か角のような形で、表面には艶があり肉質は見るからに固め。大きさも細さも、全然違うしな。がっしり目のカエンタケ、ほっそりしたナギナタタケ。個人的には、どちらかというと紅薙刀茸のほうがゆらめく炎のように見える。


ベニナギナタタケとカエンタケ(紅薙刀茸と火炎茸)_e0134713_22245282.jpeg



カエンタケやベニナギナタタケって、
古代の地獄絵や戦絵に出てくる炎みたいだ。
おどろおどろしいけど迫力ある。
("地獄草子", 絵巻物, 12世紀)




で、そっからこうなって……
“大日本名将鑑 上毛野八綱田”, 月岡芳年, 1879
ベニナギナタタケとカエンタケ(紅薙刀茸と火炎茸)_e0134713_07593425.jpg


……こうなる、みたいな。
(“炎舞”, 速水御舟, 1925)


Enbu by Hayami Gyoshu

のたくる線で表現される血のような火焔。
怖いものと綺麗なもの、戦慄したり呆然とするのが似てるから、根っこで混同するのかも。




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by macchi73 | 2021-09-14 06:00 | 【自然】きのこ、菌類 | Comments(0)

東京の住宅地で試みる素敵ガーデン・ブログのはずだった。なのに昆虫の記事がダントツで多い。虫 & 植物 & 子供の記録。本は殆どブログのアフィリエイトポイントで買わせてもらってます。感謝!/【※】画面最下部の「表示モード」でPCレイアウト選択後、もう1回リロードすると広告無しにできます。


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