きのこ狩りサイクリング:獣の水飲み場、ウスヒラタケ、ホオベニシロアシイグチ(薄平茸、頬紅白足猪口)
2021年 09月 13日

運動不足で脚力が弱ってんだ。でも自転車なら平気なんだ。不思議だね。ってことで、早起きしてキノコ探しサイクリングに出た。今日は友達はいないから、ポッケの中の、紙&電子のキノコ図鑑だけが先生だ。
しかし山のデコボコ道をロードレーサーで移動するのは大変で、省エネになったかどうかは不明。マウンテンバイクじゃないから用途が全然違うしなー。でもまあ、遠出するにも車や電車に乗らなくて良いし、ルートも時刻表も気にしなくて良いから、そこは自転車ならではの気楽さだ。
それに自転車と一緒だと、何となく心強いんだよね。例えばこういう時とか。

答えは、写真の左下でした。
近寄って見るとこんな感じ。4本指が平たい感じについてるからタヌキだろうな。

しばらく休憩がてら、水辺で喉を潤す獣たちの様子を想像してみる。見てみたいような、見なくても満足なような。誰に見られず知られずとも、みんなそれぞれの生活を生きている。こうやって休んでる自分の様子や痕跡も、もしかしたら森の動物たちから「この足跡は?」なんて観察されるのかもしれないと思うのも可笑しい。
休憩後、また斜面を登る。"きのこ狩り with 自転車” の不便さだ。林縁に自転車を括ってから森林探索したりするからな。探索後はまた自転車スポットまで戻らないといけない。ちょっと不便だけど、おかげで迷子になりにくいとも言える。そうやって移動中、色々と良いものを見つけた。
あっちの木、こっちの木に群れ生えている、大量のウスヒラタケ!かなり大きく育ってるけど、どれも綺麗な状態でしっとり瑞々しい。

似ている毒キノコにツキヨタケやスギヒラタケがあるようなので注意して図鑑と比べてみる。ツキヨタケは柄の付け根にリングのひだがあり傘を割ると黒いしみが見られる。スギヒラタケは純白で柄が無く、肉質がやや固め。ウスヒラタケには淡い芳香がある。状色、柄、匂いで要確認。

落ち葉でふかふかの斜面には、大きなイグチ科のキノコが群生しているのを発見した。数えてないが、20本はありそう。一本一本がしっかり大きいので、食べるにしても1,2本あれば家族に充分そうだなーとホクホクして近寄る。ふふ。なんてキノコだろ。

傘の表面はビロード状で白〜淡褐色、傘裏はほんのりピングがかった白っぽいスポンジ状。柄には上から下まで、非常にハッキリした深い網目模様がある。手触りは弾力があってフカフカで、身を割くと、マシュマロみたいな純白の肉質をしていて、変色性は無い。


肉質は高級ハンペンみたいに白くふっくら、非常にきめ細かくて物凄く美味しそうなのになー。鼻を近づけてクンクンしてみても、匂いはあれども特別良い香りでもないし、酸っぱいなら良いやと思って収穫せずに帰った。

そしたらその後、どんどん指先が強い芳香を放つようになるという、不思議な現象が起こった。
どう考えてもホオベニシロアシイグチを裂いた指先なんだけど。この素敵な香りは何なんだ。特別甘い子猫みたいな、なんとも言えない良い香り。うーん、やっぱり1,2本収穫して来れば良かったなーと少し後悔しながら、でももう自転車は夜の街。

今回、Kindle版で買って良かったなーと思った図鑑。
今までこういう美麗写真本って、電子版で買っても「やっぱ大判の紙書籍で読みたいなあ」と思って結局紙でも買い直すことが多くて二重の出費になっちゃって、「美麗本は紙で買う方が良い」と思い込んでいたんだけど。フィールドに持ち運んで使うには重すぎる図鑑でも、電子で買うことでいつでもどこでも利用できる便利さがあることを実感。
あとは、検索や目次機能、音声連携がついてれば便利なんだけどなあ。まあでも別にもうできることではあるし、きっとそのうちそうなるだろう。期待。
