
ブルームーンの花が終わりかけてた。近くに行ったら青薔薇の特徴ある芳香がフワッと漂ってて、天気はどんより湿ってて、花の下で何となく少し悲しいときみたいな気分になった。
じーっと眺めてたら、ふと、もしかしたら、ガーデニングしていないとブルームーンやスターリングシルバーをなんで青薔薇っていうのかピンと来ないかもなと思った。で、園芸eyesを無理矢理リセットしてよく見ると、実際そんなには青ではない……っていうより「ピンクじゃん」ってなっちゃうのか?
ガーデニングにはまって色んなバラを育ててるうちに、青バラ系は、どうしても青いバラにしか見えなくなっちゃった。バラの色って同じ花でも条件によって出方が違ったりするけど、青味がかったピンクまたは藤色が、光の加減や時間帯によって本当に青っぽいことあるんだよな。特に、色んなバラの中でみると「青いな」って思う。見回すと、うちの庭にはピンクのバラが多いけど、黄味がかったアプリコットピンクやら、目に染みるショッキングピンクやら、ピンクといっても本当に様々だ。

それは白いバラも同様で、クリームがかっていたり微かな紅が感じられたり純白だったり、ちょっとずつ違う。
実際、白とかピンクとかいっても、色って皆んなで共有する代表値とかがある訳じゃないから、物凄く多くのバリエーションがある訳だよな。赤と青の間だってグラデーションで繋がってる訳だし、紫ゾーンはあるとしても、中間色を赤側と思うか青側と思うかって、人によりそう。
でもそれって色だけじゃないかも。何でもそうかも。そう考えると、よく言葉って通じてるなあ……本当に通じてるのかなあ……とか、変な感じがしてきたりして。これってゲシュタルト崩壊ってやつ?
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青バラって呼ぶから、青く見えるのか?私の認識は、言葉の霊に支配されてんのか?なんとなく思い出した話、中島敦の『文字禍』。
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今日の弁当。「新玉葱のステーキ」って単語を聞いたら、やたらリッチな味わいが脳裏に浮かび、食べたくなって急遽焼いた。ステーキって言っても野菜だけどな。言葉に踊らされてる。コピーライターってのがいるのも分かる。
娘のためには、マンゴー入りねっとり杏仁豆腐が目玉。
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