ベニタケ(紅茸)の同定 → 齧ってみる(良いのか!?)
2019年 10月 12日
肉が脆くポロポロした感じの、赤いキノコを見つけた。どこでもよく見かけるベニタケの仲間だろうけど、ベニタケの仲間って種類が多いんだよな。
近くに来たキノコ・ジャッジャーが言う。
「ちょっと匂い嗅いでみな。カブトムシみたいな匂いしないか?」
→カブトムシの匂いってよく知らないが、んーどうかな?特に変な香りはしなかった。
「そしたら齧ってみな。たぶん凄く辛いから」
→齧ってみたが、特に刺激もない……というより、ん?モグモグ噛んでいると、なんかちょっと旨味があって美味しいかも!?
そうか、じゃあ食べられるキノコだな、という判定が下った。それで、収穫袋に入れて持って帰る。
歩きながら、でもさあ、キノコって生で食べない方が良いんじゃないの?こんな風に味見とかして大丈夫なの?と聞いたら、「齧ると食べるは違うだろう。すぐ吐き出すし」と言われてドキッとする。えっ、さっき、吐き出さないで飲み込んじゃったんだけど……。
楽しいキノコ狩りの間、そのうち症状が出て来たらどうしよう……と、しばらく微かにヒヤヒヤしながら森を流離った。結果、大丈夫だった。
……ってことは、同定のために毒キノコかもしれないものを齧るのか?命知らずか!?
ちなみに、色々図鑑を調べた結果、多分これは「ヤブレベニタケ」じゃないかなと思う。ボリュームがあって食べられるらしいが、味はなく、美味しいものでもないらしい。キノコ袋を開けたら、ベニタケだけバラバラに崩れてたので、今回は食べず。
以前こちらでは毎年のように毒キノコで1、2人は死亡の新聞記事を読みました。
最近は新聞を取らないせいか目にしないけれどいまだにそんなことが起こっているのかもしれません。
辛いキノコ、興味が湧きました。
赤や紫で美味しいキノコってけっこうあるような気がします。
地味な毒キノコも多いみたいだし。
昆虫なんかだと派手なのは有毒の警戒色だったりしますけど、キノコは関係ないのかも。
死亡事故、毎年ありますよねー。
森に生えるたくさんのキノコを見ながら、さあ、食べるのか?どうするか?って考えちゃいますね。