ジャノメチョウ(蛇目蝶)
2019年 08月 31日
ジャノメチョウは、ジャノメチョウ亜科の仲間の中で一番あっさりした見た目をしてる。
翅裏も表も大人しいモノトーンな感じで、だけどよく見ると眼状紋の中心が、微妙に、薄っすらと淡く青みがかって見えるのが綺麗で好き。
あと、他のジャノメチョウの仲間たちのジャノメにはくっきりした金色の縁取りがあっていかにも蛇の目っぽいギラギラした目力があるのに、ジャノメチョウの眼状紋には縁取りがなくて、非常に素朴な、茫洋とした目をしている。そこも好き。
表情は全く読めないけど、人は悪くなさそうなその眼差し。なんとなく、何かのキャラクターを思い出すんだけど、何だったろう……。喉元まで出てきてるようで、でもコレだと思い出せない。このトゥー・マッチ・シンプルかつミステリアスな顔貌(って、翅の模様だけど)は、ショーン・タンの絵本に出てきた異次元からの留学生ericなんかにも似てるかな。ショーン・タン、淡々として面白くて好き。
ジャノメチョウの仲間の食草はイネ目の植物。今の時期、ススキやスゲなどがこんもり生い茂った野原に行くと、黒っぽいチョウがヒラヒラとあっちこっちで飛んでるのが見られる。警戒心が強いから、ちょっと藪から飛び出しては、また藪に戻って、って感じだけど。
構成内様は肩透かしの感が否めないものの「内なる町から来た話」の原画が見れました、
「セミ」を未だ手にいれていないけれど、
エリック、毎年家の何処かで鳴いているカネタタキの様に戸棚の中にしづもる・・
ベランダにツマグロヒョウモンが来ていました。
そういえば、先日夜に仕事してたら窓にセミがカツンとぶつかって、キャっと一声だけの悲鳴をあげてました(私が、じゃなくセミが)。夏も終わりですね。
台風で暑さぶり返してますが、庭では彼岸花が咲き始めてます。
今年はまだ秋の虫の声を聞いてないけど、そろそろかな。