薔薇のレシピ色々(ジュース、サワー、花酒)
2018年 04月 29日
玄関沿いのゼフィリーヌ・ドルーアンが咲き始めてから、家を出入りするたびに魅惑の香り。子供が「ううー、薔薇ジュース飲みたい!」と何度もいう。
それで週末、子供が友達と遊びに行っている間に花を摘んで、薔薇のジュースとサワーとお酒を仕込んだ。
ちなみに、バラのドリンクとしては、薔薇ジュースが一番手軽に作れてしかもダントツで香り高く美味しいと思う。でもジュースは保存がそんなに効かないからな。長く保存するなら、お酒とサワーになる。
朝摘みの薔薇、まだ咲いたばかりの花、これから咲かんとする蕾、そういうのだけで作ったジュースの方が瑞々しくて美味しく霊験あらたかな気はするが、たぶんそれって乙女崇拝とか錬金術系の感覚とかってだけかもしれない(または、本当にもっとトンデモなく美味しいのかもしれないが)。
まずは薔薇のサワーとお酒を作った。サワーは子供用、お酒は大人用。
綺麗に洗った薔薇の花弁をレモン汁で揉んで、輪切レモン・白ザラ糖を、熱湯消毒したガラス瓶に、適当に重ねて入れていく。そして最後に、酢またはホワイトリカーをひたひたになるまで注げばOK。
この状態からだと想像しにくいが、1週間もすれば濃い薔薇色の液体になる。そうしたら花びらを取り出して濾過しておく。保存は常温でOK。
それからバラジュースを作った。こちらは熱湯を使うせいか、仕込んで1, 2日もあれば完成するし、味も香りも一番濃厚に抽出できる。
作り方は、よく洗った薔薇の花弁をレモン汁と砂糖でよく揉み、煮沸消毒したガラス瓶に入れる。そして、小鍋で煮立てた水・砂糖・リキュールを注ぐだけ。リキュールは、今回はコアントローを作って爽やかさを狙ったが、ブランデーやラムでも芳醇な感じになって美味しい。いつも子供達がごくごく飲んですぐに無くなっちゃうので大量に仕込んでおく。
こちらも作りたては「本当にこれで綺麗な薔薇ジュースになるの?」って感じの薄い色だが、冷蔵庫で一晩おけばびっくりするくら綺麗な薔薇色になる。翌日でも十分美味しいが、2, 3日くらいは色と香りを抽出し、花弁を取り出してコーヒーフィルターなどで濾過すると、より濃厚&美しい。
お酒やサワーと違ってそんなに日持ちはしないので冷蔵庫で保存すること。まあ、すぐに全部飲まれちゃうんだけど。
詳しいレシピはこちらにも: