風呂場で会ったちびヤモリ
2017年 09月 26日
手首の先端の表皮は滑らかで、動きも別に鈍くないから、いま怪我したという訳ではないようだ。ずいぶん前に怪我はしたけど生き延びて治癒したのか、もともとそんな風に生まれてきたのかもしれない。
お湯がかかると悪いので、窓辺の方に連れてったら、スルスルっとパイプをつたって外に消えていった。まだ小さな子供っぽかったから、うまく生き延びて大きくなれよと思う。
あ、あいつだ、と思う。
干からび具合からみて、罠にかかったのは少し前のことだろう。ペンライトで照らしてよく見てみたけど、手足を縮めた状態で干からびてしまっているので、本当に先日みかけた片手のヤモリなのかは分からなかった。
傍には蜘蛛。