6月の庭、『電車は血で走る』
2017年 06月 07日
しばらく眺めてから庭に出たら、昨日のキアゲハの幼虫が消えていた。うわっ。
サバイバルって大変なんだな。虫の一生って儚い。
儚い一季咲きのオールドローズたちよサヨナラ、美味しい薔薇ジュースやジャムをありがとう、と感謝しながら、末っ子と二人で、家族の昼食パンを名残の薔薇ジャムと庭の収穫で飾る。
庭の季節の収穫は、薔薇から果実に移行しつつある。
夜には就職活動が解禁となったという上の子と劇場で待ち合わせて、二人で劇団鹿殺しの『電車は血で走る』を観た。うまくいかない現実や自信喪失と格闘しながら夢を追う人たちの物語。劇団名は怖いが、内容は詩的。太鼓とラッパの楽団パートが好き。生演奏楽しい。
観劇後、面白かったねえ、と満足そうにしながら、自分はどうしよう、そんなに夢とかコレってものが無いんだ……と言う娘。まあなー。双子の息子なんかは割と夢とか計画とか語る若者だけど、みんながみんなそうではないか。タイミングも性質も人それぞれだし。
でもまあ、別に夢を持つこと自体が重要なことではなくて、自分の人生を生きることが大事ってだけなんだと思う。本当に自分のこととして味わうなら、迷いもショボさも退屈も、夢や喜びや自己実現と、実は全く等価なものだと思う。何やっても、どうにでもなるよ。若いって、この先に長い時間がある−−それだけいっぱい経験が待ってるってことだから、羨ましいよ。
劇場で尾崎豊がかかっていて、今の子だとamazarashiが同系か?と思ったり。若者専売系フィールド。
尾崎って自分で聴いたことがなくて、放歌先輩が麻雀中に朗々と歌ってたのを聴いてただけなので、もしかしたら全く似てない可能性もあり。
テレビで国を追われた人々などをみてると大人は必死だけど子供は夢を語りますよね。
学校の先生になって人々を育てたいとか医者になりやはり人々を助けたいとか。
その中から偉人が育っていくのかな。
と最近考えちゃいます。
お洒落な朝食いいですね。そのパンに塗ってるのはクリームチーズですか?それとも生クリーム?
いずれにせよ絵みたいだ!^^
駅が地獄篇みたく深くなり、下北離れかなぁ~
沿線ながら・・
「若さに護られている」パベーゼだったか謂ってました、ほんとうにねぇ、
ジュヴィナイル、美しい人たち、
「花喰い」御一家!青いボリジや青い矢車菊食べたらアオスジアゲハになるかも・・
パンに塗ってるのはマスカルポーネです。蜂蜜やジャムと合わせると美味しいです。
そっかー。夢はそういう面あるかもですね。
何らかのインパクトが夢の種になることが多そうだから、静かで平穏なだけだと、偉人系の夢は出にくいのかな。
うり豆さん>
私も下北はもうあまり行かなくなっちゃって、鹿殺しも個人的にはアタリハズレ大きいのかなって気がするけど(失礼)、血で走るは楽団場面がけっこう好きでした。我が子たちの反応を見ると、将来どうしようかな的な時に見るとちょうど良いのかもなーとか。
パヴェーゼ面白そう!読んでみます。
本当にねー。ぐずぐずゴチャゴチャすんのも輝いてるの、若者特権ですね。ま、みんな来た道に対しては温かい目になるのかな。
薪の炎さん>
今、庭の収穫、楽しい時期ですねー!
うちも毎日もりもり穫れ始めました。ベリーでジュースはやったことないかも。試してみようっと。
すごい。主役経験者とは。
意外と、本人以上に親にとって強い思い出になってたりして……と我が子たちの色々な公演や発表を見た際、予想外の嬉しい衝撃を受けた経験から思ったりです。
しばらく思い出して、ニヤニヤしたりしてましたよ、私は。子供たちは、そんなこと知らないだろうけど。
なるほどー。
確かに庭でとれるベリーって、そんなに多汁じゃないですもんね。水分追加がコツっぽいですね。
甘味料替わりに、桃とかりんごとか、ジューシーな果物と一緒にジュースにしてもいいかも。
情報ありがとうございます。色々試してみます!