チョコレートマカロン
2017年 02月 14日
今年のバレンタインデーには、初めてマカロンを作った。
……って、私じゃなくて、末っ子がだけど。
「作り方おしえてね」と言われたけど、私もマカロンなんて作ったこともなければ、食べたことも殆どないので、「泡立てってこれくらい?オーブン、これでいい?」とか聞かれても、説明書の通りに作るようにしか言えず。娘と同じだけの知識しかない。
それで結局、鉄板に触れてた面が薄っすらときつね色に色づいた、軽くてフンワリしたあま〜いメレンゲクッキー的な何かができた。
味見させてもらって、あはは、ちょっと香ばしいかもね甘すぎかもね、と笑ったら、娘が「うう……」と唸って頭を抱え、お母さんの評価がアブナイ……お裁縫は得意だけどお料理はそうでもないねって思われるかも……とうなだれる。
なんでだよー!お母さん関係ないだろう、ピノの料理だろう!と、笑ってしまったが、うううーみんなはそうは思わないかもよーと唸る娘。それは脅しか。よくわからないがおかしい。
が、その後、甘々のマカロンにかなりビター目なチョコクリームを作ってサンドしたら、最終的にはなかなかバランス良く美味しいお菓子になったようだ。与り知らぬところで名誉毀損される危機を回避できて、私も嬉しい。
家族みんなに「おいしいじゃん!」と言われて一安心した顔の娘。それから「マカロンって食べたことなかったなー」とか聞いて、微妙な表情。なんと家族の誰もちゃんとしたマカロンを知らないのであった。
私も、友だちに一つ二つ貰って食べたくらいで、どんな感じだったか今イチ印象に残っていないお菓子のひとつですが…。
それにしても、最後の写真は凄い色ですね。
何か、食べてはいけないような・・・スライムを思い出すような。
冬の庭は寂しく、庭に出ても、決まらない樹形の白梅の下で深呼吸して終わる、って感じです。
マカロン、印象に残らないっていうの、そんな感じですね。
私も食べたことなくはないんだろうけど、「これがマカロンか!」っていうイメージがまだありません。たぶん、すごく美味しいのを一度食べれば違うんだろうなー。
冬の庭は緑が落ちてしまって寂しいですが、その分、日差しがすみずみまで落ちて、明るくて綺麗かも。
明るくて冷たくて乾いてる。陰影が濃くて蒸し暑い夏と、全然逆の綺麗さですね。
薪の炎さん>
庭でぽつぽつ咲いてる梅・椿・福寿草、冬の柑橘類の黄色さとか、綺麗だなーと思って、仕事の出がけにちょっと写真は撮ったりしてるんですよね。
で、せっかく撮ったから、季節のうちに写真アップはしたいなと思ったりして。それに合わせて書きたい内容は特にないのに……。
そのせいで、記事の内容はちょっと適当、スカスカかもです。
それでクイズみたいになってたかも。すみません。
仕事で出かけてるんですが、その内容とは別のとこで、移動や風景や出先の雰囲気みたいなものを面白がってるって感じです。もちろん出先でゲットする情報の方も面白くない訳じゃないんですが。
この世界って、手で触れない情報やデータみたいなものと、皮膚で感じられる物質的なものと、二重構造だなってよく思います。前者が社会で、後者が自然ですかね。
前者のおかげで暮らせてますが、後者の方が生命って感じします。
仕事や他人のためには前者を使うけど、ずーっと後になって「こういうことがあったな」って自分一人で思い出したりするのは、後者の経験なのかなと思ったり。
だから(?)、ずっと昔に出かけた旅日記、何十年もたってから、輪郭もぼやけて抽象的になったものを引っ張り出して書かれても、夢現つ入り混じり、旅情のエッセンスだけ抽出されてかえって面白そうな気がしますよ。
沢木耕太郎の『深夜特急』とかも、克明なようでいて、けっこうそれ系だと思うんですよね。
もしブログとかやられたら教えてください。読みに行きます。