桐の花
2015年 04月 28日
川沿いの藪の中に、見た事がない花が咲いてる。
っていうか、身近な野の花によくある目に馴染んだ唇形花(シンケイカ)なんだけど、サイズが馬鹿デカイ!
これによく似た雰囲気の花って、うちの庭にもいっぱいあるが、トキワハゼ、サギゴケ、マツバウンラン、ヒメオドリコソウなど、どれもとっても小さい草花が多い。
それで変な感じがして近くでよくみたら、草ではなくて木だった。
なんかちょっと驚いた。
それで家に戻ってから調べたら、どうもこれは桐の花のようだ。
桐はゴマノハグサ科に属する樹木だが、ゴマノハグサ科の殆どは草であり、高木となるのはキリだけらしい。道理で、庭でよく見かける雑草たちとサイズは違えども花の印象が似ている訳だ。
それで思い出したのは、やはり庭でみかけるオジギソウとネムノキの相似形。
あれも、オジギソウは草でネムノキは樹木だけど、どっちもマメ科ネムノキ亜科に属するんだよな。
見た目そっくりなのに一方は小さい草で、一方は大きな木になるのって、なんだか面白い気がする。
(それともよくあることなのかな?)