オニグルミ(鬼胡桃)のフロランタンサブレ
2014年 09月 23日
秋晴れの爽やかな日、山の病院に入院している人の見舞いに行こうと自転車を漕いでいたら、道中にクルミがいっぱい落ちている。
頭上を見ると、林縁にずっと生えている木にたわわについている果実の中身がクルミということっぽい。そっかー、クルミって木の実の種なんだな……って、そりゃそっか。
これは山に生えるオニグルミ(鬼胡桃)という種類らしい。普通のクルミより先が尖った形をしている。
とにかく大量に落ちているので、面白くなって拾い集めてみる。
が、地元の人に、山クルミの殻はたいへん堅固で割りにくく、そのうえ中身は小さいから拾っても食べるのは大変だよと聞く。金槌で割るのが一番だけど、間違って殻を食べて痛くしないようにねと教えてもらう。
で、webでやり方を検索してみたら、水に浸してから煎るとパックリ2つに割れるようになるという。
やってみたが、2つに割れた状態から実を綺麗に取り出すのが至難の技で、結局ボウルいっぱいのボロボロのクラッシュドクルミが……。
仕方ないので、粉々クルミでも問題ないと思われるフロランタンに焼いた。
オーブンから漂う香ばしい良い匂いに、家族がみんな集まって来た。
生地にも混ぜ込んだオニグルミの香ばしさが効いていて、とても美味しいお菓子になった。
サクサクホロホロしている。「おいしーい!!」と家族たち。
山のお日様の風味がする。
で、豆煎餅が好きでそればっか食べてるという入院患者に送った。
豆煎餅じゃないけど。 似たようなもん。
私だったら拾い集めて飾るとか、写真にとるとか、せいぜいそのくらいの発想どまりかも^^;
macchiさんはいつもその先の行動があってすごいなぁ。
だから、ここに来るといつも面白くて楽しませてもらえる。
私も一歩踏み出したいな~なんて気持ちになります。
なぜだか、ありがとねって言いたくなります^^
秋の空気になりましたね〜。
ナッツが大好きなのと、ヤマクルミは割と美味しいってかねてから聞いていたので試してみました。味は普通にクルミですね〜。今日もおやつに食べてます。
そして今は、綺麗な材になりそうな殻の使い道を考え中……。
義父の奥さんが教えてくれて、殻を割るのに、地面に並べてその上を車で行ったり来たりしたのを割るというので、たべものをそんなふうに!とびっくりしました。
バケツにいっぱいもらったことがあったけど、ちょっぴりしかない身を取り出す作業がたいへんで、諦めてしまいました。
車で割るのは凄く良さそう!本当に殻が硬いですもんね。
私もその後は見かけても、処理の大変さを思って、鬼グルミはなかなか手がでません。
でもその代わりによく行く森にペカンナッツの大木を見つけて、そちらは殻が薄いので最近のお気に入りです。
カラスたちも好物みたいで、上空から落として割ろうとしたりするんですよ。
それが面白くて、苦戦してるカラスを見るとちょっと踏んづけて割ってあげたりして、同じフィールドで胡桃狩りする仲間として協力したりしてます。カラスの方に助けてもらったことは、まだありませんが。