タマゴタケ(卵茸)の美味しいレシピ
2014年 09月 07日
休日の夜。山遊び帰りの友人が、良いキノコがいっぱい採れたからとお裾分けに立ち寄ってくれた。
篭から続々と取り出されたのは、真っ赤なキノコ。
「あ、ベニテングダケ?」と娘。
ちがう、ベニテングダケは毒キノコだ、これは美味しいタマゴタケだ、と友人。
とりあえずその晩は友人と飲みながら美味しい調理法など聞き、明日の朝ご飯にすることにする。
すっごい綺麗な色と形。まるで模型みたい!
しかし見れば見るほど、前に娘と工作したテングダケによく似ている……ドキドキ。
友人のことはだいたい信じているが、念のためキノコ図鑑など引きながら、目の前のキノコをよくよく検分してみる。
万が一、何かあったらアレだからな(失礼)。
図鑑やwebによれば、タマゴタケは美味しい食用きのこであるということで一致している。
タマゴダケに似ている毒キノコは、ベニテングダケの一点のみ。なので、そこの区別さえしっかりすれば安心らしい。
ただしベニテングダケの傘には白い点々(外被膜の破片)があるが、雨の後などにはその白点が取れてしまうことがあり、タマゴタケとの識別が困難になるとのこと。むむむ。
それではベニテングダケとタマゴタケの確実な見分け方は?と言うと、柄が違う。
ベニテングダケの柄は純白。タマゴタケの柄は黄色。
そして貰ったこのキノコの柄は、明らかに黄色。
よってこれは食べて良し!
明日の朝ご飯が楽しみだ。
朝食のメニューは、友人からのレシピを参考に。
タマゴタケのパスタとムニエル、それとリンゴの赤ワイン煮にした。
ちなみにタマゴタケの味だけど、独特の香りとか味はそんなに無くて、うまみ成分が強いという感じ。
その旨味成分に、傘の柔らかい食感と柄のサクサク感も相まり、とっても美味しかったです。
【タマゴタケの美味しいレシピ】
●タマゴタケのムニエル:
純白の卵部分だけを外し、粉をふって軽く塩コショウし、バターでソテーする。
外はカリカリ、中はジューシー、たっぷりのうまみ成分で美味しい!
●タマゴタケのパスタ:
傘と柄を適当に切ってオリーブオイルで炒め、茹でたパスタと和えるだけ。
お好みに塩コショウして食べる。白いパスタが見る見る明るいイエローオレンジに染まって綺麗!
タマゴタケ 小生も食します なにしろ 極貧に行者生活ですから
羨ましい 美味しそうです 14代 拝
タマゴタケは絵本に出て来るキノコみたいで、ちょっと食べるのをためらいましたが、試してみたら美味しくってびっくりでした!
たぶん私も、次からは見かけたら「美味しそう」って思うんだろうなー。
タマゴタケ。 食べてみたいですが、
一度も食べたことが無いと、いくら調べて安全だと思っていても、
心のどこかで、「もしかして・・・・」と疑念があると思います。
美味しくても、そういう気持ちがあると、なんか100%味わうことができなそうです。
でも、食べてみたいです。
私もとっても恐がりなので、その気持ち分かります!!
実は、山の達人である友人のことは信頼しつつ、食べたい気持ちに傾いたのは、『多少ベニテングタケを誤食してしまっても、死ぬほどのことはなくお腹を壊すくらい』という知識を各方面で読んでいたっていうのが一番大きいかもです……。