夏の企画展ごっこ
2014年 07月 25日
世間でも色々と夏休み企画イベントなどやっているのに触発されて、我が家の末っ子博物館スペースでも夏の企画展をすることになった。タマムシの標本も完成したばかりだし、テーマは昆虫展で行ってみよう!
そうなれば、まずは展示物のセレクトと入れ替えだ。
どんどん物が追加されて、この頃ややゴチャついていたケースの中身を全部出して、棚卸ししてみた。
そして企画展のテーマに合わないものは、ラベルをつけて整理して保管倉庫に回すことにする……って、ケースの下に置いた紙箱にしまうだけだけど。
おー、だいぶすっきりした。
所蔵品を整理していると、「次は海の企画展もできそうだね」「ピノコが拾った良いもの特集ってのもできるよね」とかアイデアも出てきて良い感じ。
次に、ポスターを作る。
どんな企画なのかをお客さんによく分かるように作るのが大事だよ、ほらチラシ見本も色々あるから見てごらんよ……なんて言ってたら、「お母さんは今は見ないで!あとで出来たらみせるから!」と、追い払われてしまった。どうやら制作に口を出されるのは嫌らしい。ちぇ。私はうるさいお母さんかよー。
そうして出来上がって見せてくれたポスターのコピーは……
『ど』んなに見てもタダ!
『う』りはリアルさ楽しさおもしろさ。
『だ』んだんとりこになっていく
『!』いつのまにか毎日見るようになる
なんだか怪しい催眠コピーみたいで笑った。
それから展示品をいい感じにレイアウトする。
主な展示物は、これまで作った紙粘土昆虫、昆虫プラモデル、標本等だ。
展示用にラベルがつけられているのを見たら、『ねむるタマムシ』『ちょうがはばたく時』など、微妙に詩的で面白い。昆虫名とかじゃないんだね。
ちなみに、ここでも私が曲がりを直したりすると「いいの、わざとパラッとした感じに置いてるんだから」と娘に警告される。ハイすみません。でも気になるんだよー。
それで最後に、家にある昆虫っぽい小物なども幾つかレイアウトし、見栄えを整えて完了。
どうかな、面白そうな感じになったかな?
これから長い夏休み、外の博物館なんかも色々見に行こう。
それで、見せる側の人たちはどんな工夫してるかっていう視点でも考えてみるのは面白いかもね。
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飾り付けとか楽しそうなところは口を出すなと言い、細かいものの片付けや整理は手伝ってと言う。子どもってわがまま。
長い休み、子どもがリビング常駐で四六時中なにか作っていて、どんどん部屋が散らかっていく……。
そんな時には紙箱にラベルつけて、関連するものは全部まとめて放り込めばスッキリ。
子供そっちのけで私でも夢中になっちゃいそう。
むかし母から、「子供の作品に親が手出し口出しした瞬間から親の作品になる」
って言われたこと思い出しました。(面白そうだとついついね‥トホホ^^;)
ピノコちゃんの発想力とか創造力はmacchiさん譲りですね。
今のままのピノコちゃんの個性を伸ばして行ってあげたいね^^
お母さん、含蓄のあるお言葉です……。
私は「どうせやるなら完成度高くしよう!!あ、これどう?どう?」とか、自分が走ってしまうタイプなので、とても気をつけねば。
子供の様子を見るに、自分で工夫したところがやっぱり一番得意で、何度も見返したり満足したりしてるみたいなので、大人視点での完成度の追求のためみ、そういう喜びを奪ってはダメですね。
ya-さん、
入場料は「いくら見てもタダ!」と朗々と言っていました。
よく展覧会にあるような説明ボードをつけたら見応えがあって面白さが増すのでは……とも思ったのですが、追い払われたので、それは次回展示の時に提案してみようかと (←結局、口を出したい)。
それか、実際に面白い博物館に行って、遊んで来るかですね。千葉の国立歴史民俗博物館とか上の子たちが好きだったので、夏休み中に下の子も連れて行こうかなー。
お嬢さん虫好きですね。虫好きの僕としては、大きくなってもこのまま(虫好き)でいて欲しいですが、どうなのかな?
あと、「床下の小人たち」読了しました。面白かったので続編も読みたいと思います。
年齢を重ねるにつれ本も興味も嗜好が偏ってしまい、気が付けば同じような本ばかり読んでいるので、新たな扉が開いた感があります。ありがとうございました。
床下の小人シリーズ、お好みに合っていて良かったです!
シリーズ5巻ですが、1巻が好きなら、読み進んでもきっとずっと面白いと思います。
冒険物語としてだけではなく、娘なんかは、話が進むにつれ、アリエッティはスピラー(質実剛健)とピーグリーン(知的で優しい)とどっちが好きになるかなー?とか、淡い恋愛物としても読んでましたが……これは女の子の読み方かな。
私も散歩中に、『思い出のマーニー』見つけて買ってきたんで、これから読むところです。