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2014年 03月 19日
ホンビノスガイ(本美之主貝)
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ホンビノスガイ(本美之主貝):

●もともとはアメリカ原産の貝だが、船舶の重しに使われる海水に混じって運ばれたようで、1998年に東京湾でも発見された。
●アメリカ人は大好物らしいが、日本で食用にされ出したのは2007年頃。多分、得体の知れない巨大な貝コワイと思われたのかも(というのは私の勝手な想像)。
●今では東京湾でも良くみるようになっており、市場にも出回っている。
●綺麗な水でしか生きられないハマグリと違って、かなり汚い水でも生きられる。
●一説によれば、世界一長寿な動物らしい。(→507才のホンビノスガイ。凄い!)
●美之主(ビノス)=Venus への当て字らしい。なんか上手いな!
●ビーナスが乗ってる貝に似てるから、venus属なのかな?

友達のライブを観て良い気分で帰宅した夜、変な袋を持った別の友人がいきなり家にやって来た。

今日の海遊びの収穫を持って来たよと見せてくれた袋の中には、巨大な貝がゴロゴロ入っている。
凄い立派な貝だ……だけどちょっと臭い……東京の汚れた海の臭いがする……(失礼)。

この貝はホンビノス貝という。
アメリカから入って来た外来種で、水の汚れに強い貝らしい。
アメリカではクラムチャウダーの具に使われる貝で、とっても美味しいんだと言うけれど……。
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せっかくの演奏の余韻がアレだしさあ。貝毒っていう言葉もなんかあった気がするしさあ。ちょっと今日はそんなにアレかも。お腹減ってないかも。

……と、明らかに乗り気じゃない我々を置き去りに、「臭いのは外側の泥だけだから。ちゃんと洗えば美味しいから。っていうか、俺たち今日ランチにこれ食べて来たところだから」と、タワシでわしわしと貝を洗い続ける友人。洗い洗って何十分。ついには、黒っぽかった貝が白っぽく光り出した。

あ、これって、このあいだ娘と拾った貝殻のヤツじゃん!ハマグリじゃあなかったのか……。

恐る恐る臭いを嗅いでみると、そうだなあ……確かに臭くはなくなったかも。
でも、料理してみて少しでも生臭かったり怪しかったりしたら止めとこうねと、まだまだ疑惑に満ちた眼差しで、ホンビノス貝クッキング開始!

アメリカ本場のクラムチャウダーと、油で煮込むコンフィ、それから酒蒸しを作ってみることにした。

庭のハーブたちよ、私達の胃腸を守ってくれ!とばかりに、料理に投入!
そしたら何と、途中からなんだか食欲誘う良い香り。むむ。
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そして結果から言うと、メチャクチャ美味しかった! びっくり。
慌てて、料理に合わせる良いワインを買いに走ったくらい美味しかった。

これまでクラムチャウダーって特別に美味しいものだって思ったことなかったけど、本当はこんな味なんだ……。
目から鱗がポロポロ落ちるくらい、ホッペも落ちるくらい、美味しかった。
ホンビノス貝、侮り難し。
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まあ、ホンビノス貝が特別に美味しい貝なのか、それともレシピが良かったのかは、まだ分からない(疑い屋)。対照実験のため、今度はハマグリでも作ってみようと思う。

すごく美味しかったレシピはこちら:ニューイングランド風クラムチャウダー

(今回は、これを倍量で作ってみた)

今日は本当に素晴らしいご馳走だった。ごちそうさまでした。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *          * *

美之主で思い出した。
ビーナスの生まれ変わりが、美奈子(=ビナス)であるという漫画。
「奇しくも名前まで同じ美奈子……!」とか言う台詞にウケた人は多いはず。
普通、美奈子って字面からビナスって思いつかない。

『悪魔(デイモス)の花嫁』(あしべゆうほ)

ちょっと耽美な少女漫画という位置づけらしいが、梅図かずおの『おろち』とか『猫目小僧』とかの系統にも近い気が。

人外の者(デイモス)を狂言回しにして、一話読み切りで、ちょっと怖い話が続いて行く。ちなみにヒロインの美奈子の動じなさ、得体の知れなさが一番面白いかも。美少女のはずなのにおばさんの風格。



by macchi73 | 2014-03-19 23:53 | 【生物】魚・貝など | Comments(12)
Commented by satoru at 2014-03-20 12:32 x
 クラムチャウダー大好きです○キャンベルの缶詰を一人で一気に完食してお腹を壊すほどに…ちゃんとした貝で作ると、より美味しいんでしょうね。でもこのサイズでしかも泥臭いとなると…ご友人はチャレンジ精神旺盛の方なのでしょうか(笑)
 悪魔の花嫁、一話完結で読みやすくて良いですよね。基本的に理不尽な話が多いような気がしますけど。私は「うらみ虫」の話が好きです。
Commented by mu at 2014-03-20 13:44 x
『悪魔の花嫁』!懐かしいっ!
あの時代の少女漫画って、今読むと耽美な絵柄が余計に笑いを誘いますねえ。子供の頃は雰囲気重視でゴシックホラーな部分だけ読み取ってましたが、大人になって読み返すと突っ込みどころ満載で違った楽しみ方が出来るとゆー。
『美奈子=ビーナス』って当て字かいっ!って思ったの覚えてます。
全部読んでないのでほとんど覚えてませんが、髪の毛が抜けまくって悲惨な感じの女の子が印象に残ってます。
最後はどうなったのかな?って思ったら、新作が今でも連載されているんですねぇ。

楳図かずおもホラーですもんね。時代のせいか、おろちがおしゃれで可愛いです。『猫目小僧』は切り絵のようなアニメもありましたねー。大人になってから見ました。
楳図の『洗礼』は読みましたか?面白いですよ!
Commented by amelia42 at 2014-03-20 16:04
ホンビノス貝・・・ワタシは初耳でした。
そうそう!何でもそうかもしれないけれど、大きい=怖いというイメージなんですね。
正体が分かっていても、かなり大きい蛤にドン引きする自分がいます。
大好きなんですけどね。
このレシピ、美味しそうですね。リンク先へ飛んでみましたが、色々載ってて面白そう!
ちょっと気になるお菓子レシピもあったので、チャレンジしてみよう^^

にしても、ワインを買いに走るくらい・・・ そんなに美味しいなんて!!!
この貝、どこに売ってるのかな?見かけたことないなぁ。。。。
(大の二枚貝好き)
Commented by macchi73 at 2014-03-20 23:51
satoruさん、muさん、

おー、『悪魔の花嫁』 知ってる人がいて嬉しい!
ベタベタの少女漫画好き・ハーレクイン好きの祖母が読んでいた漫画でありました……。

私は失明しそうな宝飾師が、天使との契約で神様に捧げる綺麗なオブジェ(?)を作る話が忘れられません。制作中はどんな嘘をついてもいけないという契約だけど、かわいそうな女性を救うための嘘をついてしまって、目は見えなくなるわ、オブジェも天使に拒否されるわ、救った女性は他の男に持っていかれるわで、全部オジャンになるという話。
酷い! 杜子春だって、約束を破ってまで声を出したからこそOKだったのに!!こんなの良くない!と子供ながらに憤りを感じました。

『洗礼』も勿論読んでますよ。
楳図かずお好きです! (と言いつつ、毎回漢字を間違ってしまってますが)
楳図の女性は綺麗ですよね。

Commented by macchi73 at 2014-03-20 23:55
ameliaさん、
このレシピは本当に美味しかった。オススメします。作って損はしないと思います。

大きいの怖いですね。
東京湾の何かを吸って、こんなに巨大化したのかも……!?とか想像してしまいます。
ヘドラ v.s. ゴジラ v.s. ホンビノス、みたいな。

Commented by draw at 2014-03-21 23:15 x
わっ!! 『悪魔の花嫁』やっっ!!
思わずコメです。懐かしいなぁ。
実は、最近よく行く喫茶店に、『悪魔の花嫁』が置いてあるのですが
棚のすごく高い位置にあって、手が届かないので読めないんです。
誰も興味がないのか、ずーっとその場から動かされた気配もない。
取って下さいとも言えないし。明日、またモーニング(知ってます?岐阜・名古屋のモーニング♪)に行ったとき、勇気をふりしぼってお店の人におろしてもらおうかな。でもマッチさんの記事を見て、思わず買いに行きそうな衝動に(笑)。
Commented by macchi73 at 2014-03-22 00:03
drawさん、
モーニング、末っ子がサイクリングで行くのが大好きな喫茶店、コメダ珈琲で知りました。なんか名古屋だともっと盛りだくさんなメニューらしいですね。羨ましい。

悪魔の花嫁、実は最近古本で読み直したんですが……。
美奈子って普通の日本の高校生だよね?あれ、でもなんか時々お話に欧米混じってる!?どこ住んでんの!?とか、あらゆる設定がとても柔軟な(いい加減な)感じのところが可笑しかったです。
読み終わったら、自分の浮き世の悩みなんて大したことないね……おかげさまで周りに悪魔も愛憎も犯罪もないし……とか思うこと間違いなし。
是非ぜひ勇気を出して、お店の人にリクエストを!
Commented by ゆう at 2014-03-31 12:08 x
レシピのご紹介&リンクありがとうございます。
作ったことはありませんが、ハマグリで作ったほうがおいしくできそうな気がします。
あと悪魔の花嫁、私も読んでいました。美奈子って事件に巻き込まれてもいつも無傷ですよね。
Commented by macchi73 at 2014-03-31 23:38
ゆうさんのレシピ、面白いのが多いですね〜。
なんか、クックパッド的でない、読み応えのあるレシピって感じで楽しいです(クックパッド、便利ですけど)。
しょっちゅう色んな人に勧めてるんですが、タイムライフブックスの『世界の料理』っていうシリーズ本も、読み応えがある感じがゆうさんレシピに通じていて凄く面白いんで、ぜひ機会があったら読んでほしいです。

それと、悪魔の花嫁……美奈子、いつも無傷な上に、なんか動じない娘ですよね。
悪魔の方がしょっちゅう動じてる感もあって可笑しいです。
Commented by avocado2015 at 2016-10-13 00:27
過去記事にコメント失礼しますf^_^;
ブラッドペリのあのお話はまだ本屋に行く機会がなく出会っておりません。
この貝はじめて知りました。このご友人はこの貝を採って来られたんですかね。とても自分も食べてみたくなりましたが、ばっちい成分は貝の体内に蓄積はされないのでしょうか。クラムチャウダーは料理の腕が良いのもすごくありそうですね(≧∇≦)
悪魔の花嫁自分も好きでした。砂漠かなんかで、さあっと消えてなくなるような話とかんざしの話が印象的でしたと思ったら、話全く覚えてませんでした(≧∇≦)
Commented by macchi73 at 2016-10-13 21:20
貝の身は全く臭くはなかったんですが、ばっちい成分が蓄積されてないかは、、、不明です。でも本当に美味しかった!
いまだにあれが人生NO.1の美味しいクラムチャウダーです。

その辺の話、私もうろ覚えですが、好きだった気がします。
動じなくておばさんの風格の美奈子より、感情が分かりやすい妹ビーナスがかわいいなと思ってたので、だいたいビーナスが活躍する話は全部好きでしたねー。
Commented by avocado2015 at 2016-10-14 12:43
貝とってきたと書いてあったのに、読み逃していてすいませんでしたf^_^;うつらうつらしながら読んでおりまして。
本当にこの貝食べてみたくなりました!東京近郊のはちょっとばっちい成分が気になりますが(笑)、本場に行く機会があったら必ず食べてみます!
自分は早く美奈子とデーモンがくっつけくっつけと思いながらひたすら読んでいたような気がするので、ビーナスに翻弄されるデーモンを見ると「これだから男はいやだな」と幼いながらに思っていた記憶があります!(≧∇≦)
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