春の七草
2014年 01月 07日
って、本当は、年末からずっと末っ子が呪文のように七草の名を唱え続けているから、作るしかなかった。一体、彼女と七草の間に何が。
春の七草が、小学校の教科書に出て来たらしい。
で、秋にも七草があると発表したら、よく知ってるねと先生に褒められたらしい。
なんだか嬉しそうに植物図鑑を図書館から借りて来て、写真を参照しながら呪文を唱え続けている。
「秋の七草!ハギ・オバナ、クズ・ナデシコ・オミナエシ。フジバカマ・アサガオ……オバナはイネ科のススキのことで、アサガオはキキョウ。ハギとクズはマメ科で似てる……」「春の七草!セリ・ナズナ、ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ、スズナ・スズシロ! ゴギョウは母子草で、スズナはカブ、スズシロは大根なんだ……」 ぶつぶつ。ぶつぶつ。
たまにコッチ見て、七草を早口言葉で全部言えたらなんか格好良くない?とか言う。そう言われれば、格好良い気もする。
子どもって、先生とかに褒められるのって大事なんだなと思った。