ムラサキホコリ@越後妻有・美人林
2012年 07月 17日
今回、一番見つけたかった変形菌を見つけた!
娘が上野の地球館で標本作りを体験した「ムラサキホコリ」だ。
末っ子もムラサキホコリには特別な親近感を感じているらしく、とっても嬉しそう。
上の子たちに「そうそう、コレ!ピノコが作ったヤツ」って説明している。
そうして地べたにかがんでワイワイ言っていたら、少し離れたところにいた人影たちが寄って来て、What are you watching? とか何とか話しかけられた。
どうも、妻有アート・トリエンナーレのための制作スタッフ等が滞在中のようで、どこに行っても外国人の姿が多い。
やばい。粘菌って何て言うの……と、挙動不審になる私。上の子たちがこっちを見ている。
いつも高校生から英語の質問をされると、その程度のことくらい自分で調べなさい!とか、分かったふりをして偉そうにしていた手前、冷や汗をかく。
アー、イッツ・ア・カインドオブ・マッシュルーム……バット・イット・ムーブス・アンド・イーツ・ライク・エニモーズ……。
マッシュルーム!リアリー?とか何とか驚く皆さん。
一方、訝し気な顔をしている高校生たち。視線が痛い。
「お母さん、マッシュルームで良いの?何か勘違いされてない?」と言う。
そして、「粘菌って英語で何だろね」「アメーバじゃないかな」「お母さん、アメーバって英語で言ってみて」という子供たちに応えてアミーバと呟いたら、「オウ!アミーバ!」と、いきなり納得する外国人の方々。
その後、何度か道で会い、でたらめ英語説明をする羽目になり、子供たちの母に対する信頼が完全に失われたのを感じる。
調べてみたらslime moldとありました。
なるほど、スライム状の糸状菌。そんな発想出てきませんって…
「it moves and eats like animals」で十分通じてると思いますけどね。
私は粘菌を風の谷のナウシカの原作漫画で知りましたけど、さすがに外国の方は原作は知らないかなぁ。
マッシュルームはさすがにダメだったみたいです。
「菌類」ってのを表したかったんですが、「キノコ=菌類」って連想してくれたかどうか……。してくれてなかったっぽいなー。
歩くキノコとか、漫画的なものを想像させてしまったかもしれない。
moldに菌糸類の意味があると初めて知りました。鋳型?とか思っちゃった。
ナウシカ、原作漫画全巻持ってるけど、粘菌が出てきた場面を思い出せないです……。
多肉も種類が多くて、はまると深そうな世界ですね〜。