夕刻の庭
2012年 03月 27日
このところ夫が家にいないので、時々、まだ辺りが薄明るいうちに帰る。
子供たちになに食べたい?と聞いて、チャチャッと夕ご飯の買物に出て、リクエストのあった晩ご飯なんか作ったりして。
洗濯して掃除して、お風呂入って、何かちょっと自由時間あって、子供寝かせて。
なんだか一日が長いなあ。
「晩ご飯食べてもまだ時間が早い!」と子供たちも、変な感じだねーといった様子。
「あれ、お母さん休みだったっけ?なんかそんな感じする」なんて勘違いしたりしている末っ子。
夫は凄い夜型なので、晩ご飯もいつも遅いからなあ。
でも、7, 8年前までは、毎日こんな感じだったんだよね。覚えてないか。小さかったもんな。
暗くなるちょっと前、薄灰色に染まった庭に目を凝らしたら、あちこちにポツポツと花の色が見える。
風呂場の窓から石鹸の匂い。
なんか懐かしい、中途半端な時間帯。
今年は子供たち全員一年生で新生活だし。
ホントにホントにちゃんと家に帰って、規則正しくて居心地良い家にしよう。
良い匂いなのはヒヤシンス。
暗くても目立つ真っ黄色のティタティタ。
庭隅にはボサボサと大株化したクリスマスローズ。
先月一度刈り込んだのに、いつの間にかまたモッサリしてるビオラ。
新しい葉が出て、色が鮮やかに蘇ったツボサンゴ。
芍薬も、もう芽を出してる。
バラの新芽も動き始めた。
地面のあちこちにチオノドクサ。
とても小さいけど、暗い中でもけっこう目立つ。