夏休み
2011年 08月 04日
が、休みともなると突然のお客や外出が続き、結局やっぱり庭仕事は一番最後に回されて、殆ど何もやらないまま休みが終わろうとしている……。
でも、何にもしないダラダラ生活――ゴザに寝そべって扇風機に当たっての読書、蚊取り線香の匂い、泊まりに来る子供たち、プールの後の昼寝、友達とビールなど――の背景にちょうど良い庭ってのが、自分にとっての良い庭かもしれないなんて思ったりもする今日この頃。
きちんと綺麗な庭、オシャレな庭に憧れてはいるけど、生活がだらけてるんだもんなあ。
庭もだらけ気味でちょうど良いのかも。
……なんていうのは、庭の手入れをしたくない故の自己欺瞞か?
面倒くさくなって、庭整備の目標を下げているのか?
自分でも、ちょっと自信無い。
以下、夏休みのメモ。
身の丈に合った庭のヒントが隠されているかも、いないかも。
幼なじみ(私や夫の友人の子たち)が入れ替わりに泊りに来るのは、長期休暇中の定番イベント。
イトコのいない我が子たちにとって、彼ら幼なじみたちがイトコの替わりって感じがする。
夏に子どもが集まれば、当然花火をすることになる。
花火をし易い庭というのは、我が家にとって必須条件だな。
誕生日、夫が森の中のレストランに連れて行ってくれた。
む。花が無くって緑ばっかりなのに、何故かちゃんと絵になっているってのはセンスの有無なのか?
植栽をジロジロとチェックするに、あんまり植え込み過ぎないのが涼し気で上品で良いっぽい。
ハーブ使いたいんだけど分けてくれる?と言う友人宅に晩ご飯に行ったら、食後にバースデイ・ケーキが出て来て驚いた&嬉しかった。
ハーブ、育てておくもんだなあ!
父の母が亡くなったので700kmを飛ばして葬儀に駆けつけた。
母方一族の大きな葬儀とは違って、親戚もいないので、数人でのんびり弔うこととなる。陽気で酒飲みでジャンクな本好きの祖母だった。ばあちゃんは四国、満州、樺太、東北と女一人で子どもたち連れて点々として来たのさーとか昔話を叔母からきく。実家のバイオレントな気風を嫌な時もあるが、それが利点だった時代があったんだろうなあ……と昔日を想像。
風通しの良い華奢なお寺でチリチリ鳴る風鈴を聞きながらの読経とか、そこらに生えてる草を眺めながらの納骨とか、ある意味風情一杯で、ずっと忘れないと思う。
休み中、あちこち出かけたり人が出入りしたりの間に、ポカッとヒマな時間があればボヤーと庭を見て考える。
どういう風に手入れするかなあ。
花火しやすい上に、ハーブを色々植えて、涼し気なセンスある植物配置を心がけ、田舎の寺ののんびりした風情を取り入れるとか……!?
方針が定まらなくて混乱気味だけど、とりあえず夏の間は、薮蚊対策として草刈りだけはこまめにやろう。今年は電動草刈り機もあるし。
で、夏中にイメージをまとめて、本格的な庭作りは涼しくなった秋口から開始だな。
(やっぱり、夏の庭仕事を怠けるための言い訳の気にしか聞こえない気も)
筆者が一等大きくていらっしゃる。
普段の様に優しくあるも、受け継がれた強さを出すも、
縦横無尽そうで良いですな。
お祖母さまのご冥福を、心よりお祈り致します。
祖母は亡くなる4日前まで元気であったし、90も超したところだし、大往生かと。
上の代の嫌なところを子どもには味わわせまいと思って頑張ってみても、子どもから見たら今の生活にもまた別の不満はあるんだろうし……思い出話を聞いていて、みんな、やれることをやって行くしか無いんだろうなあと思いました。
しかしほんと、小柄な一族の中で、なんで私だけこう(縦にも横にも)伸びたものか……不思議です。
ムッ!
まさか、縦横無尽ってのは、サイズのことを言ってるのでは!?