西洋フジバカマ(コノクリニウム、ユーパトリウム、宿根アゲラタム)
2010年 09月 27日
●花期は7〜10月。種まきは3月。
●日当りを好むらしい。が、我が家では半日以上日陰になってしまうような場所でもよく繁り、かなりの勢いで年々勝手に面積を広げている。
●暑さにも寒さにも強く、地下茎でどんどん広がる。過湿にはやや弱いらしい。
●施肥は不要。
●3月に株分けで増やせる。または春遅くに挿し芽でも増やせる。
夏越しで荒れた庭の、あまり日当りの良くない場所を覆うように白い花が沢山咲いている。
私はずっと、この花をアゲラタムの白花種だと思っていた。
が、先日、「西洋フジバカマ」の名前で庭の白花アゲラタムが売られているのを発見。
そういえば、この花の広がる一角には、昔「西洋フジバカマ」の種を蒔いたことがあるような……。
あれ、ということは、まさか白花アゲラタム=西洋フジバカマと呼ばれているのか?
それともアゲラタムとフジバカマって、そもそも同じ花なの?
何だか混乱して、更に調べたところ、西洋フジバカマについて以下のことが分かった。
▶西洋フジバカマの別名が、「宿根アゲラタム」。
▶花はアゲラタムそっくりだが、アゲラタムとは別種。
▶現在では「コノクリニウム」属に入れられているが、以前はフジバカマと同じ「ユーパトリウム」属に分類されていた。そのため、今でも「ユーパトリウム」「フジバカマ」として流通している場合もある。
西洋フジバカマには、青花種もあったので、比較のためについつい購入。
本当にアゲラタムそっくり。
(なら買わなくても良かったか……アゲラタムは増殖中なので)