ヤマイモとオニドコロの見分け方
2009年 09月 13日
しかし聞けばヤマイモに似た毒草としてオニドコロという草があるらしい。
本当にこれはヤマイモだろうか・・・。
食べても平気だろうか・・・。
自分で植えた訳では無いだけに、疑念が晴れない。
そこでヤマイモとオニドコロの見分け方を、webと図鑑で詳しく調べてみることにした。
●山芋と鬼野老の見分け方:
(1) 山芋にはムカゴができるが、オニドコロにはムカゴはできない。
(2) 山芋の葉は細長めで、オニドコロの葉は丸め。
(3) 山芋の葉を透かすと横に走る細かい葉脈がはっきり見えるが、オニドコロの葉を透かしても見えない。
(4) 山芋の葉は対生で、オニドコロの葉は互生。
(5) 山芋とオニドコロでは、蔓の巻き方が逆。
(1)が正しければ、ムカゴができてる時点で、うちのはオニドコロではないな。
ヤマイモのムカゴに似たものができるニガガシュウという植物もあるようだが、そちらのムカゴは苦くてとても食べられたものではないらしい。
なので、生のまま一粒だけシャクっと齧ってみた。美味しいじゃん。よし、これはニガガシュウではない。
(2)は比較した話だからな・・・。ヤマイモに詳しくない身ではよく分からない。
(5)は、右・左を逆に記述しているものがあったので、どれが正しいのか判断できず。
(3)も試してみたが、細かい葉脈は見えるものの、はっきりかどうかというと・・・うーん。自信ないなー。
(4)については、ムカゴが出ているような部分については確かに対生(一箇所からペアになるように葉柄が出ている)だった。
ただし、地上から出ている最初の蔓に関しては互生だった。
あれ?オニドコロとヤマイモが混ざって生えてんの?なんて慌てたが、よくよくwebを調べると、ヤマイモも最初の蔓の葉は互生で、そこから枝分かれした蔓から対生になってるっぽい。
蔓植物全般に、最初の蔓は物に絡み付きやすいように互生であるものが多いということらしい。
結局、ひとつ食べてみた感じがまろやかで刺激がなかったことと、(1)(4)がハッキリと山芋の特徴だったので、これは山芋で間違いないと思う。良かった。
でも念のため、子供たちにはまだあげない。