ミズクラゲ
2009年 07月 12日
江戸川の砂浜に打ち上げられていた。
「クラゲは水から揚げると溶けて消える」なんてことを聞いたことがあるような、無いような。
なので、きっとヘチャヘチャした弱々しい手触りなんだろうと思っていたら、案外肉厚で強い弾力があるので驚いた。
無色透明な体の中に、四葉のクローバーのような模様。
その他、今回見かけた生き物は、
●イソゴ:
釣り餌が逃げたのか、それともその辺にいるのを釣り餌として売っているのか?
捕まえると、牙を剥き出して噛み付こうとする。うへー。
昔観た『トレマーズ』という映画を思い出した。
●手長エビ:
釣っている人がいた。名前の通り、極端に手が長い。
●チゴガニ(稚児蟹):
上の娘が「静かにしてこっち来て!」というのでついて行ったら、薄青いハサミの小さなカニたちが、全員同じ方向を見て、同じ踊りを繰り返していた。
ドタドタと近付いた私の足音に一旦みんな穴に隠れてしまい、娘に睨まれるが、またしばらく観ていたら、一匹二匹と、またすぐに穴から出て来た。
同じ踊りで微妙にタイミングがずれているのが、フツフツ・フツフツと地面で小さな泡がたってるみたいで面白い。
「これ、求愛ダンスなんだよ。テレビで見たことある」と囁く娘。
しかしこんなに皆で同じ方向を見て踊っていて、求愛されている対象は一体どこにいるのか?
●サッパ(鯯):
干潮の折り、波打ち際を歩いてみると、ビョンビョン跳ねる魚影が沢山ある。
こちらが歩くちょっと先で慌てて跳ねる様子が面白く、何度も突撃して捕まえようと試みていたら、コツを掴んで手採りできるようになった。
手の中でピチピチ跳ねる感覚がくすぐったくて楽しい。
ハゼよりもスイッとして、魚らしい姿だ。
別名ママカリ。ニシンの仲間で、酢漬けにして食べると美味しいらしいが、今回はキャッチ&リリース。