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2022年 11月 26日
庭の姉妹猫、野良猫の冬
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急にとれた休みの日、うっかり自分のと娘のとお弁当2つ作っちゃった。なので夫の分は急ぎ近所で買ってきて、お昼は一緒に庭でお弁当にする。空気は晩秋って感じに乾いて冷たくなって来たけど、日向ぼっこしてるとまだまだ暖かくってセーター1枚くらいで気持ちいい。外で飲む熱いスープって美味しいなあ!

そうしてのんびり食事してると、いつもの耳欠け猫二匹が様子を伺いに来た。連れ立つ様子が何となくギャング風。こちらから近寄れば逃げたり小さく威嚇してきたりするが、人間からは餌がもらえる(こともある)と思っている様子。猫にあげて良いものがあれば、たまにポロッと足もとに落としてみる。すると用心深くジリジリ、またはサッと寄って来て、離れた場所に運んで食べたりしてる。野生動物との触れ合いみたいな気分になれて、ちょっと楽しい。ミニチュア・サファリの心持ち。

鳥の巣ハンターでもあるようで、鳥たちが騒いでいるのを見上げると二匹がすっごい高木の上にいたりしてビックリする。高木から高木へのルートも出来上がっていて、その移動の様子を見ると、普段自分が過ごしてる地面の上にもさらに何階層かの空間が拡がっているのに気づく。そうやって庭の水平方向だけでなく垂直方向も意識させられるのは、ちょっと新鮮な感じに広々した気分になれて良い。私たちって、深海魚みたいに普段は空間の底の方で暮らしているんだなあ。
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そのように棲息レイヤーも棲み分けて、基本的には知らんぷりで距離をとって紛争無く暮らしている我々だが、トイレだけは微妙な問題だ……と言っても、トイレ領土を猫と取り合っている訳ではない(念の為)。引っ越し当初、荒地だった庭を整備すべく全体的に異物を除いて耕したら、して欲しくない場所に限ってトイレにされるからちょっと参ったんだった。まあ、ふかふかのレイズドベッドなんて見た日には、猫的には「あ、これトイレですか?」って思っちゃうの分かるけどな。

なので庭の食物ゾーンには猫対策で枝や金網をフワッとかけたりしている。一旦繁っちゃえば、もう心配ないんだけどね。剥き出しのフカフカ・ゾーンは危ないんだ。今の時期だと、冬野菜の種まきしてるコンテナとか。
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近所の方々の話によると、この二匹は姉妹猫だということだ。道理で仲が良い。

こっちのミケっぽいのがお姉さんかな。
二匹のうちでは、肝が太くて強気な方。庭仕事してて接近すると、たまに掠れた小さな声で「ニ、ニ」と存在を主張してくる。手を伸ばすと、ハッ!と小さく威嚇音を出して、歯を鳴らしたり猫パンチの真似をするからちょっとスリリングで面白い。当たらないようにやってる感がアリアリで、実際に引っ掻かれたことはないので、前の庭にいた母猫との流血コミュニケーションとは全然違うけど(彼女は強気でとっても良い猫だった……)。
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それでこっちのトラっぽいのが妹かな。
もう一匹に比べて鼻ペチャで小ぢんまりした感じ。大人しくって殆ど無声で、気づくとソッとそこにいる。間合いも遠めで、そろっと近づいては来るけど、かなり遠方で腰を落ち着けて様子を伺うだけで、姉ほどの大胆さはないようだ。ただ、たまーに庭仕事中に(お互い?)気づかずお尻のそばにいたりすることがあって、そういうときに慎重に手を伸ばすと、躊躇いがちに爪も出てない弱々猫パンチしてくることがあって、なんか可愛いなあと思ったりもしてる。
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そして庭の池が、彼女らの水飲み場。
メダカのことも狙ったりすんのかな?と思ったけど、小さすぎて食指が動かないのか、特にメダカは減りもせず呑気に暮らしている。カメのことはときどき興味深そうに覗き込んでるのを見かけるけど、どっちかっていうと猫の方がカメを警戒してるっぽい。腰が引けてる。

そろそろカメの冬眠準備もしないといけない時期だが、冬眠しない野良猫の厳冬期の暮らしってのは、どんな感じなんだろう。猫科野生動物たちは世に数多暮らしている訳だから、寒さ自体は毛皮でそこそこ快適に暮らせるようになってんのか、それとも寒くて大変なのか。野良猫の暮らしを想像するたびに、室内飼いの猫とどっちが良い猫生だろう……ってつい考えてしまう。誰でも自分の生しか知れない訳だから、どっちがって比較できるものではなくて、それぞれがそれぞれの条件下での楽しみを追求するだけなんだろうけど。
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# by macchi73 | 2022-11-26 19:34 | 【生物】昆虫、その他の生物 | Comments(0)
2022年 11月 25日
ナラタケ&ナラタケモドキ(どっちも可食)/ヒラタケ&ウスヒラタケ(どっちも可食)/クリタケ&ニガクリタケ(後者は毒)
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里山散策中、目についたキノコを摘んで歩く。ふふふ。なぜって、先日作った収穫籠を実地で活用してみたいから。

結果、使い勝手は上々!スポーツバッグのフック式の肩掛紐を付けて斜めがけして歩けるようにしたのが便利だったな。急斜面を這っても、鎖場にへばりついて進んでも、キノコが全然潰れないし蒸れない。最高じゃん!道々見かけたキノコをちょこっと摘んではポイポイ籠に投げ入れてご機嫌。

夜にはキノコ鍋でとっても美味しくいただいた。今回の収穫はナラタケ・ヒラタケ・クリタケ。ちなみにこれら3つのキノコにはどれも似たキノコがあるから、以下、見分け方のメモ。

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1. ナラタケとナラタケモドキ :(楢茸、楢茸擬)

まずはナラタケ。弱った木に取り憑いて枯らす「ナラタケ病」の原因でもあり、森林メンテナンス的には嫌われがちなキノコだ。狭い範囲にモリッと群生する様子は夏に近所でよく見る「ナラタケモドキ」にそっくりだけど、「ナラタケモドキ」にはツバはなく、「ナラタケ」にはリングみたいなツバがある。

ナラタケモドキと同様、見るからに繊維質で硬い柄が、汁物にするとシャクシャクして美味しい。ただし硬いだけに消化が悪く、食べ過ぎると消化不良でお腹を壊すこともあるらしいから大きくて綺麗なものを5,6本だけ摘むくらいにしとく。
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傘裏にはセンチコガネ。
メタリックに輝いて美しいが、名前の由来(雪隠)を思うと、収穫物で見つけるのは多少微妙な気分にもなる……。
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2. ヒラタケとウスヒラタケ :(平茸、薄平茸)

ヒラタケが倒木の上に並んで生えているのを何度か見かけた。エリンギの仲間でスーパーなんかでもたまに売られているキノコだ。身近な公園なんかでもよく見る白っぽい「ウスヒラタケ」に生え方は似てるけど、「ヒラタケ」の傘はエリンギっぽい灰褐色ってとこが違うかな。


若いうちは傘の色は濃くて傘裏と柄は真っ白で、いかにもエリンギ・カラーという感じ。それから段々と全体的に薄褐色になってくようだ。こちらも、若くてまだプリっと硬いものだけ10片くらい収穫する。
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3. クリタケとニガクリタケ :(栗茸、苦栗茸)

そして、ピカピカのクリタケ(栗茸)!
こんがり焼けたパンみたいな赤っぽい狐色がいかにも美味しそう。

毒性の強いニガクリタケ(苦栗茸)との誤食事故が怖いようだけど、そこまで似ていない気はする。ニガクリタケは黄色っぽいし、クリタケは赤っぽい。ニガクリタケの柄はヒョロっとしてるけど、クリタケの柄はしっかりしていて根本が褐色。ニガクリタケは小柄で3cm前後のことが多いが、クリタケは5cm以上にもなる。



ただし、ニガクリタケが年取って傘が開き色も茶色っぽくなってくると、間違える可能性が出てくるっぽい。なので、クリタケを採る場合は若くて傘や柄にささくれが残っている状態のものだけに限定するのが安全なようだ。ニガクリタケにはササクレがなくて滑らかな質感だしね。
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# by macchi73 | 2022-11-25 20:08 | 【自然】きのこ、菌類 | Comments(2)
2022年 11月 23日
クダマキモドキ(管巻擬)
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夫と歩いていたら、目の前を緑色の大きな虫が横切って、公園の植え込みの中に飛び込むのが見えた。うわ、蝶か?って思って駆け寄って探したが見当たらない。アレー?絶対にこの辺りだったけどなあ……と、よくよく探したら、いた。葉っぱにそっくりだ。蝶じゃなかったや、バッタ系か。葉っぱに擬態してる感じはツユムシにも似てるけど、平べったくて体側が広い感じはクツワムシ(轡虫、別名クダマキ)にも似てる。

しかしクツワムシより翅の質感が厚くてしっかりした感じだし、お尻の産卵管の黄褐色が目立つから(ツユムシなら緑色)、これは多分クダマキモドキか。それにクツワムシは飛ばないが、クダマキモドキは蝶と見紛うほどによく飛翔するはず。里クダマキモドキ・山クダマキモドキの二種がいるけど、前者は脚が緑色・後者は褐色だからこれはサトの方だろうな。写真を一枚だけ撮って、満足して去る。

それからしばらく歩いてて気づいたが、夫がいない。振り返ったら、ずっと後ろを歩いてくるのが見えた。

さっきのムシ大きかったよね、なんだったろう、見つけられなかったよーと残念そう。写真を見せたら、うわ、こんなに葉っぱにそっくりだったのか!これは見つけられなかった、子どもに取ってあげようと思ったんだけど……と驚いてた。そう言や、虫取り網持ってるようなチビッコが後ろにいたっけ。そっか、思いつかなかったけど、取ってあげれば良かったな。

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# by macchi73 | 2022-11-23 18:52 | 【生物】昆虫、その他の生物 | Comments(0)