2019年 03月 21日
エナガの巣作り
e0134713_21245673.jpg
庭の白梅の花が咲いて、早春らしくて綺麗だなと思っているうちに散ってしまった。白い小さな花びらで地面がずーっと水玉模様になって、それも綺麗だなと思っているうちに消えてしまった。

今は裏庭で桃色の杏の花が咲いてる。杏の花は、梅よりも大ぶりで赤みが強くて華やかな感じだ。もう、早春っていうより春本番の雰囲気がある。
e0134713_21245457.jpg

杏の花の後ろに見えている小鳥はエナガ。
これまで庭では見かけたことがなかったのに、ジ・ジ・ジという特徴的な声を聞きつけて外に出たりすると、この頃はリビング前の軒下にまでやってきて物干しのハンガーにぶら下がっていたりする。日本で二番目に小さな小鳥だけあって、ちんまりしてとても可愛い。

e0134713_21245265.jpg

どうも二羽が一緒に行動しているようだけど、夫婦なのかな?よく見ると、小さな嘴にいっぱい、植物の繊維や何かの羽毛なんかをくわえて忙しく往き来している。なるほど、春の子育てのための巣作りしてるのか!

e0134713_21244923.jpg

あまり興味津々で見てると警戒されそうなので部屋の奥からそっと眺めているだけだが(なので良い写真が撮れない)、よく出入りしている場所を見ると、庭の金木犀に巣をかけるつもりなのかもしれない。

これまで沢山のシジュウカラメジロを巣立たせて来た金木犀の大木から、今年はチビエナガが飛び立って行くのかもと思うとすごく楽しみだ。他にも庭のあちこちから生まれては育って行くスズメカナヘビヤモリトカゲカエル等々と一緒に、庭の毎年のメンバーになってくれたら嬉しいけどなあ。

e0134713_21244736.jpg
e0134713_21244402.jpg
e0134713_21244175.jpg




# by macchi73 | 2019-03-21 21:42 | 【生物】野鳥 | Comments(0)
2019年 03月 17日
オーツ粥
e0134713_18302294.jpg

日曜日は一日、のんびり休み。
最近、オートミールが体に良い&オナラがめちゃくちゃ出るという記事を立て続けに見かけて、興味津々、面白そうなので週末の朝食に試してみる。缶の裏面の料理法を見ると、1カップの水または牛乳に、お好みで塩少量を入れて沸かし、半カップのオーツを入れてかき混ぜながら中火で5分ほど煮るだけらしい。

e0134713_18301944.jpg

あっさりしててなかなか美味しい。私は好きな味だ。

健康に良いというから、夫にも勧めた。食べてみて、うーん、ミルク粥かあ、俺はあんまり……と気が進まないらしい夫。そっかー。

e0134713_18301770.jpg


それで昨夜借りてきたAnne Perryの短編を読んでたら、ちょうどオーツ粥の一文が出て来たので、あまりのタイミングの良さに可笑しくなった。なんだ、塩だけで供されるオーツ粥って、作ってくれた人に隠れて砂糖をかけて食べちゃうくらい、しょぼいメニュー扱いなのか……。私は美味しいと思ったけどなあ!
After a breakfast of oats porridge, taken the proper way, with salt (and a sprinkling of sugar, when Mrs. MacPhail was not looking), Talbot and I were on our way in the carriage.

(“The Case of the Highland Hoax” by Anne Perry & Malachi Saxon)

それから子供達も続々と起きてテーブルにつくが、見ていると、みんな一口目で「ん?」という顔をしてから、ナッツやフルーツ、蜂蜜をかけて食べているのだった。あまりに小説の通りの振る舞いで笑ってしまう。

e0134713_18301396.jpg

パジャマのままで外に出ると、庭の風がふわっと良い匂い。このところ一気に地面からも樹上の枝からも花が吹き出して、あちらこちらから少しずつ違う甘い香りが漂ってくる。春の空気だ!暖かい風に肌を撫でられて、爽快な気分で放屁。早くもオートミール効果か?

平日はなかなか開花状況を記録する時間もないが、このところ毎日、梅、沈丁花、水仙、ヒヤシンス、杏と、めまぐるしく盛りの花が移り変わっているのだった。こっから春本番、花の勢いに記録が追いつかない季節到来だ。

e0134713_18300583.jpg

* * * * * * * * * * * * * *


Quaker Oats、たくさん買ってしまったのでこれから私は毎朝だな……。健康効果、体感できるや否や。



なんだか懐かしい好きな味なんだけどなあ、この味って何だっけ、、、と朧げな味覚の思い出を探るに、高校時代にバイトしていた蕎麦屋でよく飲んだ、粉が沈んでドロドロになった蕎麦湯の風味に似てるのだった。

オーツに豊富な栄養価は、タンパク質、食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミンB群あたり。整腸、美肌、抗がん、血中コレステロール減に効果が期待できるらしい。その辺も、なんとなく蕎麦湯に似てるかな?



# by macchi73 | 2019-03-17 19:00 | 【その他】日記 | Comments(6)
2019年 03月 10日
雨の休日のホラーゲーム
e0134713_21244011.jpg
お母さん、高価な本が欲しいんだけど……と末っ子に相談された。いいよ、何の本よ、と二つ返事したら、ゲームの本だった。Table Talk Role-Playing Game, 略してTRPGの本。

TRPGというのは、「ゲーム機などのコンピュータを使わずに、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ“対話型”のロールプレイングゲーム(RPG)」とWikipediaには記載されている。つまり、舞台設定とミッション達成に必須の仕込みだけ決めて(それは登場人物役をしないゲームマスターだけが知っていて、流れに応じて情報を出す)、あとはプレーヤーたちの即興劇で進めるゲームという訳。

“Call of Cthulhu”(サンディ・ピーターセン)

ラヴクラフトの恐怖小説に登場する邪教、『クトゥルフ神話』をベースにしたTRPGのルールが載っている分厚いゲーム本。

プレイヤーの正気度を示すSAN値というものがあり、恐ろしい目に会うたびに、どんどんそれが減って行くのがユニークな点か。



で、本が届いたら、じゃあお母さんがゲームマスターね、といきなり振られた。「え、ピノコがやりたいなら自分でやりなよ」と答えると、私は兄姉たちと一緒にプレイヤーやりたいんだよねと言う。お母さんクトゥルフ詳しいし(ラヴクラフトや諸星大二郎の本を持ってるだけ)、前にやったことあるんでしょ、と主張される。

そうなのだった。お母さんもTRPGなら子供のときにやったことあるよとうっかり話してしまったのだった。当時小学生だった我々ちびっこプレーヤーが好き勝手動いて、「つまんなーい!なにこれー。話進まなーい」と文句ばかり言うので、ゲームの言い出しっぺの気の優しい中学生ゲームマスターがべそをかきだした記憶が蘇る。あれは酷かった……。

あんな目に遭うのは絶対にイヤだ!と思って、プレゼンツールなどを駆使して、徹夜でゲームの雰囲気を盛り上げるための資材を作った。架空の新聞記事や書物、幾つかの町や建物、怪しい登場人物たち、ぬるりと動くちょっとした動画などなど……。よし、準備は万端!それで、翌日の昼から夜にかけて、丸々半日かけてプレイした。F8サイズの大きなクロッキーブックをテーブルいっぱいに見開きで広げて、地図など描きながら、古いチェスの冷んやり重い駒を使ってゲームを進める。
e0134713_2252596.jpg

結果、「面白かった、来週もまたやろう!」と言われて安堵。しかし、いちいち沢山のダイスを振っての戦闘判定とかちょっと面倒で、これってプログラム書いて自動化すれば、もっと進行がスムーズなんじゃないのか?と思ったりもする。つまり家庭用TVゲーム機のRPGソフトが、やはり面白さと快適さという点で最適化されてしまっているのでは?なんて。



ゲーム前は一番強そうに自分のキャラやポイント計算について語っていたのに、本番では怖がりすぎてなかなか部屋の中に入らず、「待って、待って、怖いこと起こるかも」とサイを振るのをビビっている末っ子が可笑しい。

ゲーム後に末っ子がベッドに去ってから、ふふ、ピノコってやっぱりまだ子どもらしくて可愛いよね……とか大学生に言われたりして。本人が聞いたら憤慨しそうだ。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

これまでも各種ゲームを一緒にプレイしておきながら、子どもが思いの外ハマると「む。ゲーム脳になったらどうしよう」と心配するというショボイ癖が私にはある。今回も、ううーん、どうせならゲームをしつつ、なにか教養を高める方向にも使えないだろうか……とかついつい俗っぽいことを考えてしまうお母さん脳なのだった。

で、ゲームを盛り上げる素材として、現代美術家のジャン・シャオガンの絵をメインに使って資材を作ってみた(←製作者が知ったら憤死しそうな使い方)。案の定、ウワ、これ凄いね、お母さんが描いたの?どうやって作ったの?とか子らに興味を示されて、ちょっとアート紹介もしてみたり。

Zhang Xiaogang


ジャン・シャオガン(張曉剛)は、似たような顔の老若男女がモチーフになってるBlood Lineシリーズで有名な中国人画家。幻想的な夢か古い記憶の中みたいな作風で、見てると何となく腹の底がモヤモヤする(褒め言葉)。

人物画ばっかりなので、風景と組み合わせる時には(よくない使い方か?と言っても、無残に切り貼りしたりとか、そういう使い方ではなく)アンドリュー・ワイスとかデ・キリコとかが似合う気がする。


来週やその後もまたやろうと盛り上がっているので、その時には他の作家を使っても良いかもな。

『Yue Minjun: L'ombre Du Fou Rire』

こちらも中国の現代美術家、丘敏君(オカサトシ君、ではなくてユエ・ミンジュン)。

シャオガン氏よりもポップな感じで、好きかどうかと言うと私はあまり好きではないけど、パッと見が衝撃的なので子どもの興味は引きそうだ。若者ってバッド・テイスト好きだしな。

雰囲気は違うけど、日本の石田徹也なんかを思い出す。ギョッとするような見せ方で、「自分」ってものばかり扱ってる感じが似てる気が。中国の方が日本よりかなりタフそうだけど。


e0134713_2324854.jpg


# by macchi73 | 2019-03-10 23:55 | 【その他】日記 | Comments(6)