2019年 01月 22日
キセキレイ(黄鶺鴒)
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【キセキレイ(黄鶺鴒)】スズメ目セキレイ科
  • ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイのうちでは一番見かけない気がするので、遭遇するとちょっと嬉しい。
  • ハクセキレイは街でも海でも川でも見るが、セグロセキレイは淡水の水場でみかける。キセキレイは渓流っぽい環境を好む。
  • 他のセキレイは白黒だけど、キセキレイだけ明るい黄色。冬より夏が鮮やかな体色となる。オスは喉が黒いが、メスは喉が白くて羽の色も淡い。

キセキレイが、下半身(?)をたっぷり水に浸して歩いているのを見てちょっと驚いた。そんなに水鳥みたいに思い切った感じで水に入ってしまって平気なのか。

でも水からあがった後、岩に登ってちょいと身繕いしてブルブルっと羽を膨らませて水滴を飛ばしたら、すぐにまたふんわりしたピカピカの羽になった。かなりの撥水加工らしい。
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しかも小魚なんか食べているから、またちょっと驚かされた。

セキレイってどの図鑑見てもクモや昆虫を食べるって書かれていて、あんまり魚好きのイメージなかったけどな。しっかり嘴で挟み込んだ獲物を大きく振り回して、何度も石の上に叩きつける様子は獰猛かも。
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色々とイメージと違って驚かせてくれる。黄色いにくいヤツ。
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↓ 一方こちらは、街でも見慣れたハクセキレイ。
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# by macchi73 | 2019-01-22 22:55 | 【生物】野鳥 | Comments(0)
2019年 01月 20日
ベニマシコ(紅猿子)
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【ベニマシコ(紅猿子)】スズメ目アトリ科
  • みんなが憧れる(?)赤い小鳥。和名も、全身が紅く、猿のように顔が赤い鳥という意味。ただし赤いのはオスのみで、メスは胸に黒っぽい斑点を散らした明るい褐色。茶葉が浮いたミルクティーっぽい見た目だと思う。
  • 夏は北国にいるが、冬になると南下してきて本州全域の藪やアシ原で見られる。草の穂をついばんでいることが多く、セイタカアワダチソウなんかの上でもよく見られるようだ。
  • 藪の中にいるので視覚だけでは見つけにくいが、藪の中から聞こえる「フィ、フュ、フィ、フュ」という柔らかい笛のような鳴き声をたよりに探すと良いとコメント欄で教えてもらい、試してみたら本当に見つかった。嬉しい!
今回は地味と言われるメスの方しか見つけられなかったので、次回は赤いオスも見てみたい!でも優しい声と姿で、メスも可愛いと思う。

土曜の夜に仕事から帰ったら、夫に「明日も探鳥サイクリングしようよ、バードウォッチングの本見つけたんだけど多摩川でベニマシコ見られるかもだって」と誘われた。うーん、でも最近また遅い帰りが続いてるしなー、週に1日だけの休みは家事もしたいし、アウトドアは疲れちゃうかもしれないから自重しとく方が良いかなと、腹が決まらない。明日のことを思い煩いまくる中年だ。仕事でもぐずぐず思い悩むことがちょい多い最近。

しかしシツコク誘われていたら、日曜日の朝、パッと目が覚めた。む、サイクリングいいかも!てな気分で開眼。溜まった洗濯物を急いで洗濯乾燥コースにセットして、寝ている子たちにご飯に関するメモを残し、夫と二人で家を出る。そうして今日も途中のコンビニでお茶と肉まんを買って腹ごしらえして、川を辿って都を西進した。

西に進むにつれ視界はぐんぐん開け、あちこちの広々した明るい草っ原で若いお父さんお母さんが鮮やかな色の上着を着た小さい子たちを連れて自転車練習したりボール遊びしたり凧揚げしたりしてるのが見える。自分たちの昔の感覚を思い出して懐かしく思う。のどかな小道をゆっくり散歩している年配の方々やご夫婦もいたし、河原でBBQをしてる若者たちもいた。川では釣りを楽しむ人たち、野球の練習、ランナーやライダー。広い景色の中にいろんな人たちが点在していて、とても綺麗。たまに、あの人も探鳥かな?っていう双眼鏡やカメラを持った人も見かけて、親近感を覚える。
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そうして60km弱のサイクリングの間に、いろんな鳥を見た。鳴き声を頼りに藪に潜んで、ベニマシコも見つけることができた。こんなにだだっ広い風景の中で、小さい野鳥を探し当てるなんて無理だろうって思われるのに、なぜか無理でもないところが面白いなと思う。でも、もっと小さい虫たち、たとえばフユシャクの雄とかだって、どこかでジッと待ってる伴侶をあてもなくあちこち飛び回って探し出す訳だしな。案外、探してみればなんでも見つかるものなのかもしれない。
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昼下がりには帰宅して、夜には夕食の鍋をつつきながら家族それぞれ今日の出来事なんかを話す。お母さんたちは今日のサイクリングで10以上の市を通ったよーなんて得意気に言ったら、そこから家族みんなでの山手線ゲームならぬ東京都23区26市ゲームが始まって、結果的に、我が家で最も思い出されにくい東京都の地区は羽村市であるということが判明した。

そっかー、羽村市、今日は惜しくも通らなかったんだよな……隣の福生市は通ったんだけど。
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昼じゅう無心で外の眩しい世界を探し回っていたら、がっつり日に焼けてしまったようで、唇と頰が熱くてヒリヒリ染みる。でも、思い煩うグズグズは霧散(嘘。でも半減くらい)。プラスマイマスではプラス。

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本日の参考書はこちら。

『図鑑と探鳥地ガイドでまるごとわかる・バードウォッチング』(谷口高司、Kankan)

どんなところでどんな鳥が見つかりやすいかなどの探鳥のコツと、探鳥ポイントのガイドなどが載っている。多摩川でベニマシコが見られると書かれていたので、今回のサイクリングでも参考にして探したら、見つけることができた。

本に載ってる探鳥ポイントなんて人がたくさんいるのかな?と思ったら、全くそんなことはなく(まあ、多摩川広いしな……)、ものすごく静かでのんびりした良い探鳥になって嬉しい。



# by macchi73 | 2019-01-20 23:55 | 【生物】野鳥 | Comments(4)
2019年 01月 16日
小鳥のサイズ
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なんかズーム撮影ばかりしてたら、写真アプリの中がいろんな小鳥のクローズアップばっかりになって、「うわっ!なんじゃこりゃー!」と思った。すぐに中毒するヤツ、それは私。実際は広い景色の中で点のように見える小さな鳥たちが、けっこう近くて大きい生物のような感覚になってくる。ヤバいヤバい。って、別にヤバくはないか。

肉眼ではよく見えなかった仕草や食性などが観察できるのはとても楽しいし、うへえ可愛いもんだなーと親近感も湧くけど、自然の中での本当のサイズ感はちょっと狂うかも。
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実際は、体長25cmのツグミを5,6mくらい離れたところから撮影すると、次のような感じかな?
マウスパッドだけで即席合成だから、かなり適当だけど。ってか、風景自体が126mmのものだから、実物大(1倍)が虫みたいな印象になってしまって失敗だ……(けど直さないでアップ)。
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ズームからだんだんと引いて行くと、少しずつ、自然な感じに近くなる。ほんとうは、どれもこれも、誰も彼も、風景の中ではとても小さい。

ってことで、鳥を撮影するときは、ズームばっかりじゃなくて、風景の中でどれくらいのサイズ感かってのも撮るようにしとく方が良いかもな……。この広ーい地球の上で、誰にも知られず勝手に動き回っている小さいものがいっぱいいるっていうグルーヴ感が失われないように。

とか言って、すっごい遠方のターゲットを狙い定めて、ズームで綺麗にピントあった写真が撮れるとチョー嬉しく、まだまだチャレンジしたい所存ではあるんだけど。
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# by macchi73 | 2019-01-16 06:00 | 【生物】野鳥 | Comments(2)