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2016年 05月 19日
紅花ハルジオンと、ハルジオンに集まる虫
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庭にも野にも道端にも、ハルジオンが咲いている。

白い花が多いが、たまに濃いピンクの花をつけてる株も見かける。すぐそばで咲いていても、あっちは白い花の群生、こっちはピンクの群生、という場所も見かけたので、ちょっと不思議な感じがした。
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色の濃いタイプをベニバナハルジオンと呼んでハルジオンとは区別している図鑑もあったが、別の種というわけではなくて、同じハルジオンの中の色のバリエーションの一つというだけのようだ。

Wikipediaによれば、『花弁の白い部分がやや紫がかる個体が見られることもあるが、これは清浄な空気の中で育った時にできるものである。』って書かれていたけど、空気が清浄だと花弁の色が変わる理屈がわからない……。アジサイみたいに土壌のPHで色が変わるなら、感覚的にもわかるんだけど。空気の影響って、どういうことなんだろう?


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ハルジオンは花粉を食べやすい形をしているせいか、春の虫をたくさん呼び寄せる。

ハナムグリ : 花潜

花に潜って花粉を食べるのが大好きだから、ハナムグリ(花潜り)。

黒地に白い二つの斑があるのが、クロハナムグリ(黒花潜)。
メタリックグリーンの地に白点が散った模様のは、コアオハナムグリ(小青花潜)。
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モモブトカミキリモドキ : 腿太天牛擬

「え?別に腿太くないじゃん!スマートだよー」って思ってしまうが、これはメスだから。オスの場合は、メスとそっくりな姿だけど、腿だけが太い。

ラメっぽく青緑に光る翅がよく見ると綺麗だと思う。カミキリモドキの仲間なんで、これも不用意に触ると痛い目に遭うのではと思う。注意。
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ヒメマルカツオブシムシ : 姫丸鰹節虫

キク科の花に、やたらとついている虫。幼虫は、乾燥した動物性の繊維質(人家の箪笥の中のセーターなど)を主食にする。

うちの庭では、毎年この時期、すごい数だ……。これってウチだけなのか?だから私のセーターにはいつも虫食い穴が空いてるのか?
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シジミチョウ : 小灰蝶

どこでもいるけど、かなり好き。そして意外と種類が多くて、見分けにくい。
とても小さくて地味な蝶だが、翅を開くとほのかにメタリックに光るタイプがけっこう多くて綺麗だと思う。

左の薄青いのがヤマトシジミ、右の橙色のがベニシジミかな。
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スジグロシロチョウ : 筋黒白蝶

昔は全部、白い蝶はモンシロチョウに見えた。
が、スジグロシロチョウを知ってから見ると、今度はスジグロばっかりが目について、モンシロチョウの方がなかなか見つからない気がする。そして、キチョウとモンキチョウも然り。
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セスジハリバエ : 背筋針蠅

全体的に丸い感じで、腹部が色鮮やかなオレンジなので、ぱっと見、マルボシハナバエ(丸星花蠅)かな?と思ったんだけど、よく見たらチクチクした感じの毛が生えてる……。マルボシハナバエは全体的にツルッとした質感なので、これはセスジハリバエか。どちらであっても、幼虫はイモムシなどに寄生するヤドリバエの仲間なので、虫が集まるハルジオンの上は格好の活動場所なのかも。

ちなみに、寄生バチと違って、ヤドリバエは直接イモムシなどを刺して卵を産み付ける訳ではないようだ。ヤドリバエの卵は花の茎や葉の上に産みつけられ、そこで孵化した幼虫は寄生できるイモムシなどが通りかかるのをジッとその場で待って、寄生するらしい。そのため、幼虫は乾燥などに強いという性質を持つ。
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by macchi73 | 2016-05-19 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2015年 04月 12日
メスアカケバエ(雌赤毛蠅)
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庭の芝生のふちに変わった虫が何匹もいるよー!と、末っ子が教えに来た。

黒い翅・赤い背中・オレンジ色の腹部のこの虫は、メスアカケバエ。
メスが赤い体を持ち、オスは黒い体を持つケバエの仲間だ。

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複眼が小さくて小顔。

ぱっと見はハエっぽくない外見だと思う。


交尾が数日間と長いのが特徴で、英語ではLove BugとかHoney Moon Flyとか呼ばれるという。
(→ あおもり昆虫記:メスアカケバエ

幼虫は朽葉などを、成虫は花の蜜を主食にする。
花の蕾を食べちゃうこともあるので、害虫扱いされたりもするようだ。

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by macchi73 | 2015-04-12 13:29 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2014年 09月 02日
アシナガキンバエ? ウデゲヒメホソアシナガバエ?
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帰宅したら、夫が得意そうに「青緑に凄く光るハエがいたよ!写真見てみてよ」と言う。
ええっ、ソレって銀蝿っていう……とひるんだら、「違う、違う、それくらいは知ってる!」と心外そう。

銀蝿だったらちょっと嫌だなーと思ってカメラを見たら、お、確かに銀蝿ではない。
背景のヤエムグラとの比較から、多分体長は4,5mmしかない、非常に小柄なハエだ。
脚が長くてスマートで、少し可愛い雰囲気。

これは多分、アシナガバエの一種かな。
アシナガキンバエか、ウデゲヒメホソアシナガバエあたりかと思うんだけど、詳しいところまでは分からず。

腐肉などを食べる銀蝿とは違い、蚊などの小型昆虫を捉えて食べる。
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by macchi73 | 2014-09-02 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2010年 08月 08日
庭の捕食者たち
収穫の終わったトウモロコシの上に食事中のハラビロカマキリがいた。
自分の体より大きなトンボを食べている。
カマキリってそんなに素早そうに思えないのに、空飛ぶトンボをどうやって捕まえてるんだろう。
不思議だ。

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更に、何かを抱えて目の前を横切って行く羽虫を発見。
目で追っていると、ブーンと飛んで、物干竿にとまった。ムシヒキアブだ。
虫引虻の中でも、これは大きくて毛深くて褐色と黒のシマシマだから、「シオヤアブ」のメスかな。
(オスだと、お尻の先に真っ白な毛束がついてる)

自分と同じくらいもあるカメムシを抱えてよく空を飛び回れるよなあ。パワフル。

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そして地面を見れば、暑さにやられたミミズに集まるアリたち……。
どこもかしこも、食べたり食べられたりだ。

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by macchi73 | 2010-08-08 22:27 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2010年 06月 01日
アメリカフウロ草の上のヒメヒラタアブ
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パッと見ミツバチっぽい雰囲気だけど、とっても小さいヒメヒラタアブ。
幼虫はアブラムシをもりもり食べてくれる、頼もしい庭の益虫だ。

とまっている草はアメリカフウロソウ。
黒くて尖った、変な形の種をつけている。
可愛い小さな花と真っ赤な紅葉が特徴の可愛い雑草と言えないこともないが、この種が弾けてどんどん・どんどん増えるんだよなあ。
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by macchi73 | 2010-06-01 20:19 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2010年 05月 15日
ミツモンハチモドキバエ
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網戸にとまっていた、透明感のある飴色の虫。
顔と足はハエっぽい雰囲気なんだけど、お尻に大きな針がついている。

ハエ・アブなのか?ハチなのか?
かなり調べたのだが分からなかったので、ドキドキしながらむし探検広場で質問してみたら、「ミツモンハチモドキバエ」という虫だった。

お尻の針のようなものは、産卵管。
コガネムシの幼虫に、この管で卵を産みつけるらしい。
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by macchi73 | 2010-05-15 22:41 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2009年 05月 02日
ムシヒキアブ
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このところアブ・ハチばっかり調べている・・・おかげで、だんだん見分けられるようになってきた気がする。

これは多分、ムシヒキアブ。他の昆虫を捕まえて体液を吸うから「虫引虻」。
見た時に「巨大な蚊みたいだな」なんてちょっと感じたが、吸血虫ってことで何か見た目が共通してくるんだろうか。
ただしムシヒキアブが吸血するのは昆虫のみ。ほ乳類は対象外らしくて、良かった。

しかし綺麗な花を愛でるブログのはずが、こんなにアブハチばかり撮ってるなんて・・・と考えたとたん、「あれ、『アブハチとらず』ってどんな意味だっけ?」と気になってしまう。
正解は、二兎を追うものは・・・と同意義だった。
アブもハチも別に取りたくないよ、と思って由来を調べたら、クモの視点からみた成語だった。
どんどん脱線。
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by macchi73 | 2009-05-02 08:37 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2009年 05月 02日
ヒラタアブ
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幼虫はアブラムシを大量に食べてくれる、園芸家にはありがたいアブらしい。
腹が平たいのが特徴なので、ヒラタアブ。
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by macchi73 | 2009-05-02 08:35 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2009年 05月 01日
ハナアブ
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パッと見た時は「あ、これは黄色くてミツバチの仲間っぽい」と思ったんだが、よくよく見ると足や口の形がハチとは違ってハエっぽい。
逆に、ハナバチを見た時は、「これがハナアブってやつかな」とアタリをつけて調べたんだが、アブではなくてハチだった。

ハナアブとハナバチ、見分けにくい・・・。
噛まれたら痛そうな口をしているのがハチ、舐められたら嫌そうな口をしているのがアブか。
あとは、眼がピカピカ硬そうなのはハチで、マットな質感だったらアブ。
それと、触覚が長くて目立ったらハチかな。
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by macchi73 | 2009-05-01 23:56 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2009年 04月 27日
ニクバエ
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見るからに小物そうな小さな羽虫たちの中で、一匹目だって大きいヤツがいた。
赤いサングラスに縦縞スーツ。歯を剥き出しているように見える口元が悪そうだ。
どう見てもハエだが、「花にとまってるし・・・ハエじゃなくてアブかな。ハナアブってヤツ?」なんて思って図鑑を開いたら、やっぱりハエだった。

どうもニクバエっていうやつっぽい。
で、更に詳しく知ろうとwikipediaでニクバエの項目を読んだら、なんだかブルーになった。死肉、死肉って連呼され過ぎ・・・。

ところで多くのハエは、生殖活動に必要なタンパク源は肉やら何やらから摂るが、主食は花の蜜やアブラムシの甘露らしい。知らなかった。肉とかばっかり食べてるものかと。
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by macchi73 | 2009-04-27 11:01 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)