タグ:蝶・蛾 ( 59 ) タグの人気記事

2017年 01月 29日
ウスバフユシャク交尾(薄羽冬尺)
e0134713_22142765.jpg

仕事関係で出かけた先が玉川上水の近くだったので、考え事ついでに上水沿いに15kmほど歩いて帰宅してみようと思い立つ。冬の夜に見られるというフユシャクが見られるんではないかとの期待もあってのウォーキング。

しかし歩いてみたら思っていた以上に辺りは暗く、もしフユシャクがいたとしても見つけるのは至難の技っぽい。で、フユシャクのことは早々に諦め、イヤホンを装着して考え事に没頭して歩いていたら、点在する街灯の光の中を、白っぽく反射しながら羽ばたいて横切って行く小さな蛾が見えて、我に返って慌てて追いかけた。光の照らす範囲では白く光って姿が見えやすいが、そこから外れて暗い薮に入られてしまうともうどこに行ったのかわからない。

そんな感じで2匹ほど見失って、3匹目。運良く街灯が届く範囲で柵にとまっているオスを見つけた。それで近くでよくみたら、自らの翅の下にメスを隠している!
e0134713_2214256.jpg

私の小指と並べて、サイズはこれくらい。メスの体長が7-8mmかな。
年末に見かけたチャバネフユシャクに比べて、だいぶ小柄な冬尺だ。
e0134713_22142160.jpg

メスには翅が無く、腹部の先端には毛束が生えているのが見える。
産卵時にこの毛で卵を覆うようにするらしい。毛で覆う理由は、卵を隠すため・防寒・乾燥防止のため等、諸説あるようだ。
e0134713_2214196.jpg

その後も点々と、メスを探し回っているオスを見かけた。たぶん、全部ウスバフユシャク(薄羽冬尺)だと思う。

どれも図鑑に載っているウスバフユシャクよりは白っぽくて黒点の位置や大きさも違うような気がするけど、ウスバフユシャクの色柄にはけっこう変異があるようだから、そのせいかな。
e0134713_22141673.jpg
e0134713_22141497.jpg


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


散歩のお供は、Pixiesの新アルバム "Head Carrier"
ブラック・フランシスの歌声、なんか投げやりで、ダメなもんはダメなんだから仕方ないなとちょっとヤケクソの気分になるから好きだ。10年以上前の再結成ライブで見たっきりだが、今度また来日ライブがあるので楽しみ!!


[PR]

by macchi73 | 2017-01-29 23:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)
2016年 12月 23日
成虫で越冬する蝶(ウラギンシジミ、ムラサキシジミ)
e0134713_20401435.jpg

昨夜は12月も下旬だっていうのに、台風みたいな生暖かい雨と風だった。

で、今朝は台風一過って感じの良い天気。なんと20度超え!

裏庭で冬眠に入っていたはずのミドリガメが目を覚まし、成虫で越冬するタイプの蝶が庭でも道でもパタパタ飛んでる。調子狂うね。でも楽しい。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

青く光る翅が眩しいムラサキシジミ。
冬の間は枯葉の裏に止まって越冬してることが多いはずなんだけど、翅の裏側は枯葉みたいな色柄なんで、いつも気にして探してるのに全然見つけられない……。くやしい。
e0134713_20401265.jpg

翅裏が真っ白でマットな質感のウラギンシジミ。
普通に飛んでると純白は目立つが、越冬時に照葉の樹木の葉っぱの裏なんかにじっと止まってると、葉っぱの反射や葉裏の質感に紛れて、けっこう見つけられない……。くやしい。
e0134713_20401067.jpg

ちなみに、ウラギンシジミは、成虫で越冬するのは雌だけらしい。
今の時期、翅の表が黒地にオレンジレッドの派手な柄が入るオスはぜんぜんおらず、見かけるのは黒地に青白紋のメスばかり。

↓これは今日みかけたメス。翅の柄は青っぽくて地味な感じ。
e0134713_2040876.jpg

↓ こちらが今年の9月に見かけたオス……って、オレンジレッドの柄がほとんど見えてない!!見かけた時(仕事中)は、おお〜燃えるような赤だ〜!ってわくわくして追っかけたんだけど、建物を越えて飛んで行ってしまったんだよな。飛翔力に驚いた記憶あり。
e0134713_2040640.jpg

そんなこんなで、いつも探してもなかなか見つけられない越冬蝶を、今日はいっぱい見られて楽しかった。

ちなみに子供も、目を離してるとすぐに見えなくなるのであった。
私は、探し下手かもしれない。(下の写真にも子供がいるの、分かるかな?)
e0134713_20502798.jpg

[PR]

by macchi73 | 2016-12-23 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2016年 12月 18日
冬のオオキノメイガ(大黄野螟蛾)
e0134713_1831572.jpg

黄色の綺麗な蛾がいた。
これもフユシャクの仲間かなーと思って図鑑を見たけど、全然似てるヤツがいない。

おっ、こんなに派手なのに図鑑に載ってないよ!珍しいのだったらどうする?と末っ子に言ったら、「もし新種だったら命名は『キバネマダラフユシャク』がいいな」と笑う。へえ、自分の名前入れたりしなくていいんだ?と聞いたら、少し考えてから「キバネマダラピノコ」と言った。黄色の羽を生やして、水玉模様になった娘が想像された。

それから落ち着いて、フユシャクのページだけでなく蛾全体を対象にして調べたら、オオキノメイガ(大黄野螟蛾)という蛾のようだった。このように腹部末端に毛束があるのはオスで、メスはもっと腹部が太くて尻尾に毛が生えていないらしい。

しかし図鑑やインターネットの記事では、オオキノメイガの出現時期は6−9月というのが多く、長くても6−11月という記述ばかり。冬の蝶ではないようだ。

すごいサバイバルしてここまで生き残ちゃったのか?それとも特殊な場所にいたせいで羽化の時期がみんなとずれちゃったのか?それとも、成虫で越冬できたりもするのかな。

e0134713_1831294.jpg
e0134713_1831054.jpg

[PR]

by macchi73 | 2016-12-18 07:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2016年 12月 16日
フユシャクと卵とクサカゲロウ
e0134713_22392479.jpg

擬木の上の不審な二匹。

白黒模様の豊満な姿はチャバネフユエダシャクの雌。
その目の前に陣取っているのは、鋭い牙を持つクサカゲロウの幼虫。
よくよく見ると、両者の間には、フユシャクの卵らしきものが一つ転がっている……。

e0134713_22392228.jpg
弧を描く鋭い鎌状の大顎は、いかにも肉食。

ただし獲物はアブラムシなどの小さい虫たちで、卵を食べたりするような記述は見つからず。


単に偶然、近くに居合わせてるだけなのか?
それとも何かの意図や関係性があってのこの状況なのか?
見つめ合っているのか?お互い無関心なのか?

e0134713_22391845.jpg
e0134713_22392030.jpg
なんとなく、アンリルソーっぽい風景に見えなくもない。

ねえコレどういう状況?っていう感じが。


何か動きがあるかと思ってしばらく見ていたが、二匹とも動きを見せず。
次の用事の時間が迫っているので、後ろ髪引かれる思いで、その場を後にした。

擬木の上の昆虫観察がちょっと面白くなってしまい、通るたびにチェックしてしまう。
今日はチャバネフユエダシャクのメスを複数箇所で見つけた。
だんだん目が慣れて、すぐに見つけられるようになってきた気がする。

今日はオスも近くで見つけた。しかしオスとメス、全然似てないね。

e0134713_22391068.jpg

[PR]

by macchi73 | 2016-12-16 23:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(3)
2016年 12月 11日
冬の深夜の虫たち(チャバネフユシャク♂♀、アオスジアゲハ)
夜中にそっと家を出た。

そのまま玉川上水を西進して、夜の虫を探す。手袋をしてフードも深くかぶって防寒はバッチリ。頰に当たる夜の冷気がむしろ気持ち良い。

小型の懐中電灯で藪や樹木を照らしながら歩いていたら、アオスジアゲハの蛹を見つけた。懐中電灯の光を受けて、真っ黒な闇の中、鮮やかな翡翠色に浮き上がって見える。アオスジアゲハって蝶も綺麗だけど、蛹も綺麗だ。透明感のある緑色がまるでジェリービーンみたいに見えたので、まだ柔らかいのかなと思ってそっと触ってみたら硬かった。

e0134713_1873543.jpg


時々動くものを見つけるが、だいたいが蜘蛛の巣に引っかかった枯葉が風に吹かれて動いているだけだった。蜘蛛の巣って照らすと光るから、夜には目を引くんだよな。そしてたまに、巣の持ち主も……。冬越しできない絡新婦たちだけど、風の当たりにくい物陰にじっとしてたりして、まだ頑張っているようだ。誰でもみんな終わらなくちゃいけないのは自然の掟だとしても、終わりが安らかでありますよう。

e0134713_188762.jpg


あ、こっちは巣を貼らない徘徊性の蜘蛛っぽいかな。
蜘蛛がいるってことは獲物もまだきっとその辺にいるんだろう。よしよし、いい感じ。期待感高まる。ふっふ。

e0134713_1881180.jpg


しかし、その調子で5kmくらい上水沿いを探してみたが、お目当てのものは見つからず……。立ち止まって、ちょっと考える。

今日のお昼のことだが、娘と夫とのカフェでの休憩中、なぜ冬シャクって冬に活動するんだろう…….なんてことを検索していたら、面白いページを見つけてしまったのだった。その記事によると、フユシャクの大半種は日没から二時間位まで活動する夜行性だが、チャバネフユエダシャクは例外的に深夜に活動する種だという。それできっと真夜中に探したら、チャバネフユシャクのペアがざくざく見つかるのでは?と期待しての深夜の徘徊なのだった。
生き物を求めて今日も行く!「裏山の奇人」徘徊の記:
  →冬の秘めごと(小松貴)......とっても面白い記事だった!

でも、これだけ探しても一匹のフユシャクも見つからないってことは、環境の条件は揃っていても、虫はいるところにはいるし、いないところにはいないってことだろう。フェロモン頼りにメスを飛び回って探すフユシャクのオスの苦労が偲ばれる気がした。上記の記事によれば、フェロモンって1-2mくらいしか届かないというし、どこにいるとも分からない相手を探し当てるってのは結構な骨だろうな。

仕方がない、ちょっと格好悪いけど、来た道を戻って、お昼に見つけたフユシャクの夜の姿を見ることで良しとしよう。もしかしたら、オスが呼ばれて来てるかもしれないし。

で、街灯もない本当に完全に真っ暗な公園内の道を懐中電灯で照らしながら恐る恐る進んだら、メスはお昼と同じところにそのままいた。翅がないから移動もそうそうできないもんな。今度はマクロカメラを持参したので、じっくり撮影&観察させてもらう。至近距離で見ると、ピンクの地肌に白黒模様のビロードのような短い毛が生えている様子は、白豹かホルスタインのようで、なかなか魅力的。
でも、しばらく待ってみたけど、オスの気配は全くない……。

e0134713_189579.jpg


ま、残念だけど、予想どおりにばかりは行かないのが虫探し。今夜は風が強いのが敗因かもしれない。

仕方ない、もう帰るか……と明るい方を目指して公園内のトイレを通りかかったら、あ、いた!ガラスブロックの壁にチャバネフユシャクのオスと思われる姿があった。多分、トイレのライティングに惹かれてきたんだろうな。おーい、探してるメスは500mくらい先で待ってるぞー!

e0134713_18103647.jpg


ちょっとだけ、このオスをさっきのメスのとこまで連れてってやろうかな?なんてチラッと考えたけど、やめといた。伴侶は自分で探すよな。そんなことを考えつつ、トイレのガラスの壁にちょっと登って、オスの写真をスマートフォンで撮ったりして(←よく考えたらすごい不審者、やばいかも)。

ふと気づいたら、もうとっくに日付も変わってた。

虫を探して足元も視界も悪い暗闇をずっと歩き回ってたら、お腹が空いた。

それで私もフユシャクと同じく、暗闇に点々と光るお店の灯に誘われて、深夜1時にお腹いっぱいにしてから家に帰る(フユシャクの成虫に摂食機能はないけど)。

虫は見つからず、カロリーだけをゲットしちゃったなー。

e0134713_18105943.jpg

[PR]

by macchi73 | 2016-12-11 02:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(6)
2016年 12月 10日
チャバネフユエダシャク♀@井の頭公園
e0134713_052453.jpg

玉川上水でフユシャクが見られるとコメント欄で教えてもらったので、早速、探しに出かけることにした。できれば今度は普通の蛾の姿のオスじゃなく、独特な姿をしたメスが見たいんだよね。

身軽に一人で行こうかなと思ったけど、ちょっと迷って、夫と娘も誘う。いつもあんまり家にいないんだし、やはりたまの休日くらい一緒に過ごす方が良いだろう。

フユシャクは冬に活動すると一口に言っても、11月から3月くらいまで、時期によって見られる種類は違うようだ。今の時期だとチャバネフユエダシャクあたりが狙い目っぽい。なので、スマートフォンにチャバネフユエダシャクのメスの画像を映し出し、刑事っぽく娘に伝える:

「今回のホシはこの虫だ。
体長は150mm前後、性別は女。調べによると木を高く登る習性があるため、樹木と間違って登った柵や杭のてっぺんで目撃されることが多いようだ。玉川上水での目撃情報が寄せられたので、私は左岸、君らは右岸を探してくれ」


で、てんでに散って探し始めた……と思いきや、すぐに、飽きた二人から携帯電話がかかってきて、ねえ美味しそうなお店があるから入ってみようよー、なんて呼ばれる。ちぇ。だから虫探しの時は一人の方が良いんだよな。やっぱり次は一人で来るか。
e0134713_0524280.jpg

それでストーブが焚かれた暖かいお店の中で、ぬくぬくと美味しいガレットやスープやナッツのミルクをいただきながら、ホシであるフユシャクについて、さらに調べる。

そしたら去年の12月頃にチャバネエダシャクの写真をアップしてるブログがあって、そこの景色がめちゃくちゃ見覚えある場所だった。あれ、なんだこれ近所じゃん。こっからでも歩いて数分だよ。やった!

で、ほかほかに温まった体で外にでて、その辺の杭の上を見て回る。
そしたら見つけた、チャバネフユエダシャクのメス!蛾なのに翅は退化して、不思議な姿。

「いたよー、こっち来て見てごらん!」と得意そうな娘。
「へえ、いると思ったところで本当に見つけられるなんて面白いね」と夫。


見つけてみれば、一人で探すよりもみんなでの方が面白いな。

チャバネフユシャクは発生時期が早いタイプだけど、年が明けてからはもっと多くのフユシャクが見られるっぽい。そしたらまた今度、みんなで一緒に探しに来よう。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

上水沿いの疑木柵の上には、フユシャクの他にも色んな虫がいた。
擬木の上は冬の昆虫観察の良いポイントとされているようで、擬木ウォッチャーという人たちもいるようだ。面白い。擬木、今度から注目してみよう。

e0134713_0524060.jpg

[PR]

by macchi73 | 2016-12-10 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2016年 12月 04日
クロスジフユエダシャク@岩殿山
e0134713_23315846.jpg

友達と岩殿山に行ってきた。

木々が落葉して明るく陽が射す山林を、ぱたぱた飛び回っている白っぽい小さな蝶がたくさんいる。道中ずっと見かけるし、何匹も集まって地面近くを行ったり来たりしていたり……。冬の山林で、みかけるのはその小さな蝶と雪虫ばかりなり。

冬にこんなにいっぱい活動してる蝶っているんだなー、あっ、もしかして、これがフユシャクってやつか?とちらっと思う。

フユシャクって見たことはないが、12〜2月頃の厳冬期に活動する虫ってことで昆虫記事によく出てくるんだよな。オスについては詳しく知らないが、メスは翅が退化していて一見蛾には見えない不思議な姿をしていることでも有名。

メスの姿だけは写真で知ってたので、もしかしてその辺にいるのかも、でもフユシャクじゃないかもだしなーと、なんとなくぶらぶらと木の幹や朽木の裏を覗いたりして、みんなから離脱しながら寄り道して歩く。

しばらく一人で歩いてたら、前方のみんなが呼ぶ声がして、行ってみたら一匹捕まえてくれていた。
e0134713_23315587.jpg

しかしその後すぐ、絶壁の鎖場や稚児落としと呼ばれる恐怖の細道などを通ることになり、歩くだけでヒヤヒヤで全く余裕がなくなってしまい、虫のことは一旦忘れる。

で、帰りの電車でフユシャクについて検索していたら、やっぱりそうだった!

フユシャクとは冬に活動するシャク蛾の総称。これは翅の柄からして、クロスジフユエダシャク(黒筋冬枝尺蛾)のようだ。フユシャクは殆どが夜行性なのだけれど、このクロスジフユエダシャクは珍しく昼行性のタイプで、落葉の下に隠れたメスのフェロモンに惹かれて、地面付近を複数のオスがよく飛び回っているらしい。

そこまで調べてハッとして、えっ、じゃあ、複数のフユシャクが飛び回ってたあの林床、あそこの葉っぱをめくって探せばメスがいたんだ!!うわーっ、見たかった!どっちかっていえば、不思議な形のメスの方を見たかったよう!と、残念に思う。余裕のなかった自分の体力なしさ加減を呪う。

でも、これでフユシャクの姿と動きは覚えた。

こんど登山で見かけたら、次はきっと、メスの姿も見てみようっと。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * *


ちなみに岩殿山とは、戦国時代に屈指の堅固さを誇っていた岩殿山城があったという、ちょっと奇観も見られる楽しい場所。岩が切り立つ格好良い見た目の山だが、登山としては初心者向け。
山ガールのための山歩きガイド:岩殿山
(同行者に誰も山ガールはいなかったけど)

ただし「稚児落とし」の絶壁っぷりには震えた。末っ子の動きが信用ならず、「だーいじょうぶだよー!」と調子にのった風で少しでも動くたびに、クラクラめまいがして気分が悪くなる。

私って高所恐怖症だっけ?と納得いかず、みんなが先に行ってから少し戻って一人で似たような崖の縁の方に立ってみたが、そしたら別にそれほど怖くなかった。

結論:高い場所より、高い場所にいる人を見るのが怖い。
e0134713_23315394.jpg

[PR]

by macchi73 | 2016-12-04 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(3)
2016年 09月 16日
アカボシゴマダラ(夏型)
e0134713_6584192.jpg

このところいつも、昼休みにランチに行く途中にアカボシゴマダラを見かける。いつも同じようなルートを飛んでるんで、多分、テリトリー監視のための巡回っぽい。

それで待ち伏せしてみたら、ラッキーにもすぐそばの植え込みにとまった。ちょっと後翅は破けちゃってるが、色艶も良くてまだまだ元気な個体っぽい。写真に写ってないけど、近くで見ると口吻が物凄く鮮やかな黄色なんだな。白、黒、赤、黄とカラフルで綺麗。

アカボシゴマダラは、日本にはもともとは奄美亜種しかいなかったのに、1995年から関東地方にのみ ポツンと局地的に外国産の種が見られるようになったことで有名。その出現がなんだか唐突な感じなので、人為的な放蝶の結果だろうと言われている。

春〜秋にかけて数回「孵化→羽化→産卵」が発生する多化性の蝶なので、1年のうちに春生まれのものと夏生まれのものがいるが、関東地方で見られるアカボシゴマダラの場合、後翅が赤いのは夏生まれの個体だけで、春生まれは全体的に白黒のモノトーンとなるのが、在来種である奄美亜種には見られない特長。

e0134713_6583981.gif ←アカボシゴマダラ分布図
(国立環境研究所「侵入生物データベース」より引用)


「侵入生物データベース」、けっこう身近でよく見る生物がいっぱい載ってて面白い!

うちにいるミドリガメも載ってるし(これはわかる)、ただのイヌ、ネコまで……。猫の侵入時期は平安時代以前、犬は縄文時代っていう記述みて、在来種ってなんだっけ?って気分になった。


そんな感じで、迷惑な新参者として扱われることの多いアカボシゴマダラだが、休日にちょっと郊外の公園を散歩してみるだけでも数匹は見かける状態であることを思うに、もうすっかり定着しちゃってる感がある。

逆に、幼虫の食草がエノキで競合するとされる在来種(オオムラサキ、ゴマダラチョウ、テングチョウなど)って、身近で見たことないんだよなあ。
e0134713_6583852.jpg

[PR]

by macchi73 | 2016-09-16 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(6)
2016年 08月 19日
ヒカゲチョウ(日陰蝶)
e0134713_18341173.jpg

別のところの粘着罠には、ヒカゲチョウがくっついていた。
もしかしたらクロヒカゲ(黒日陰蝶)かもしれないが、翅の裏が見られないので、判別つかず。

翅の裏は、ヒメジャノメなどによく似た斑紋があり、そこを走る黒い条線のカーブが、ヒカゲチョウとクロヒカゲでは微妙に違うらしいんだけど。

しかしここ最近、ジャノメチョウ亜科の蝶ばかり記事にしてるな……。

ジャノメチョウの仲間って湿った暗いところを好むっぽいから、手入れされていないような鬱蒼とした山林の日陰を歩いていると立て続けに色々と見かけたりする。というか、実はうちの庭でもジャノメチョウの仲間はよく見かける。鬱蒼具合、推して知るべし。
[PR]

by macchi73 | 2016-08-19 23:58 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2016年 08月 19日
サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰蝶)
e0134713_18115413.jpg

鮮やかなオレンジ色の蝶が、森の中の罠に引っかかってた。
何かの調査なのかな?粘着罠って、見ると痛そうで辛い感じがする。

色柄の感じからして、ヒョウモンチョウの仲間かと遠目では思ったけど、近寄って翅の裏をみたら、サトキマダラチョウっぽかった。

へえ!いつも見えるのは翅の裏ばかりだったし、こんなに綺麗なオレンジ色の翅を持っているイメージは無かったな。どうもwebで調べると、夏型は翅の色が濃くなるようだ。
e0134713_18115290.jpg

ちなみに、翅の裏はこんな感じ。
黄色っぽいゴチャゴチャした模様で、これまで、綺麗と思ったことはなかった。樹液とか腐った果実とかに群れてブンブン(っていうのも、チョウに似合わない擬音だけど……でもそんな感じの飛び方なんだ)集っていることが多いので、私の中では、ちょっと怖いイメージがある。
e0134713_18115094.jpg

[PR]

by macchi73 | 2016-08-19 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)