タグ:熊 ( 4 ) タグの人気記事

2013年 09月 22日
ジビエのレシピ(熊と猪)
e0134713_10582558.jpg

鹿肉に次いで、熊肉も貰った。
聞けば臭くて固いという熊……マタギが食した後は、カムイとして篤く葬るという熊……。
畏れつつ、庭に生えているものを総動員して臭み消しの下ごしらえをしてみた。
でも実際は特に臭くはなくとっても美味しい肉だった。

熊肉の調理は初めてで、ネットを調べてもどんなレシピが良いか分からなかったのでメモしとく。

料理の出来上がり写真も撮っておけば良かったなー。
20人以上集まって飲んだり喋ったりでワイワイやってたら、写真のこと忘れてた。

e0134713_10583072.png
熊料理の参考にした元レシピはこちら:

>>> 冬のジビエで...熊肉と鹿肉のラグー
>>> コース料理の裏メニュー


【熊肉のラグー】
まずはブロックに切った熊肉をジップロックに入れて、赤ワインに一日漬け込んでおく。
肉と一緒に、香りの強い野菜、ハーブ、スパイスなども一緒に漬け込む。

何を入れても良さそうだけど、今回使ったのは下記の通り。
 ● 野菜:タマネギ(薄切り)ニンジン(千切り)
 ● ハーブ:ローズマリー、タイム、月桂樹、フェンネル、アルプス乙女(全て庭で収穫)
 ● スパイス:ニンニク、丁字、ブラックペッパー、粒マスタード

翌日、肉をオリーブオイル・塩こしょうで炒め、タマネギとセロリのみじん切りを加えて更に炒める。その後、ポルチーニ茸を加え、トマト缶・ニンニク・ハーブで煮込んで出来上がり。

熊肉は固く仕上がり易いので、とにかく低温で長時間煮込むのがコツらしい。
でも今回は4,5時間かな?鍋に入れてオーブンの中に突っ込んでおくだけなら楽チン。

【熊肉の味噌煮込み】
ブロックにした熊肉を、ショウガ・ニンニク・ネギと煮て、茹で溢すこと2回。味噌に漬け込んで一晩置く。
翌日、味噌を取り除き、ゴボウ・ネギ・酒・八丁味噌で煮込む。

元レシピによれば、八丁味噌を使うのがコツみたい。
ご飯によく合うオカズになった!

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

ジビエつながりで、猪のレシピもこれまで美味しかったものをメモしとく。
e0134713_10584826.png

●猪骨スープ:
血に塗れた猪のアラを貰った時、作ってみた。ショウガとネギと野菜くずと煮込むだけ。
一回目の煮汁は、台所中臭くなり、汁は赤黒く、ヤバいものを作ってしまったのではと怯えた。

でもそれを何回も茹で溢すことを繰り返して二日間ほど煮たら、透明なスープになった。
ラーメン作って食べた。今までお店で食べたことのあるどの豚骨ラーメンよりも美味しかった。また食べたいけど、台所を臭くして何日も煮込むと考えるとひるむ……。
獣肉が臭いか臭くないかは、血抜きによるんだなーと実感。

●猪肉のコンフィ:
友達が作ってくれた。甘くて柔らかくてすごく美味しかった。
細切れにした猪肉を、オリーブオイルとニンニクで煮込む。低温で長時間煮るのがコツらしい。
e0134713_10585554.jpg

●瓜坊(仔イノシシ)の丸焼き:
瓜坊を一頭貰った(not alive)と話したら、カンボジア帰りの友人が、そっちの方のスパイスをまぶして丸焼きにしてくれた。仔イノシシは柔らかくて癖が無い。とっても美味しかった。

でも、きょとんとした可愛い顔してたのが可哀相な感じもした。
でも美味しかった。でも申し訳なかった……。
e0134713_1059353.jpg
命は大事にいただきましょう。
本当は、人間は肉を食べなくても生きられるんだろうけど……

[PR]

by macchi73 | 2013-09-22 11:19 | 【庭】収穫、料理 | Comments(2)
2012年 01月 23日
雪の庭
e0134713_0152610.jpg

夜、会社出て驚いた。
うわー、すごい降った、雪!
歩くと足元がキュッキュと鳴る。これは良い雪。

22時過ぎ、やっと家に辿り着いて門を開けたら、庭の入口で小さな雪だるまが出迎えてくれた。
子供たちが作ったもののようだ。

そんなら私も!と思って、家には入らずにそのまま大きな雪だるまの制作にとりかかる。
なんかワクワクする。雪国育ちの血が騒ぐ。
最後は地面に落ちてたフェイジョアの実で顔を作って出来上がり!
身丈70cmほど。ベンチに乗せたら、顔の高さがちょうど娘と同じくらい。
うーん、結構かわいくできた。ふっふっふ。
明日の朝、子供たちビックリするだろなー。

嬉しくなって、ビューイ!と鋭く口笛を吹いたら(近所迷惑)、家から子供が飛び出して来た。
あれま、起こしちゃったや。

風邪ひいたらまずいけど。
ちょっとだけ一緒に雪を堪能して、おやすみ。

e0134713_0162619.jpg熊の中でも最も凶暴な灰色グマのような姿の娘。

こんな雪の中、冬ごもりをしていない熊は「穴持たず」と呼ばれ、非常に危険な存在だという……。

e0134713_017342.jpge0134713_0173589.jpg人の気配に感付くや否や、高笑いしながらいきなり雪玉を投げて来た!

やはり凶暴!

e0134713_0175322.jpg
雪上には熊の足跡。

もちろん裸足。熊だから。


[PR]

by macchi73 | 2012-01-23 23:59 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(5)
2011年 03月 07日
雪の日、熊を考える
ニクーリン・サーカスに行ってから、すっかり熊フィーバーしている我が子たち。軽薄也。
熊だって猛獣なのだ。舐めてはいけない。
可愛いなんて言っていてはいけないのではないか。
サーカスで見た熊の姿は自然ではない。

その辺をガツンと語ってやろうと思い、日本獣害史上最大の惨劇を描いたドキュメンタリー小説である『羆嵐』を読んでみた。
事件の概要はこちら:wikipedia)

……恐い。
淡々としたドキュメンタリーなのに、脳裏に浮かぶのは横溝正史チックな情景。

一度食べたら美味しかったからといって、人間の女性だけに異常に執着する熊なんて、あんまり怖過ぎじゃないか!?
表紙の絵だって、ドキュメンタリータッチじゃ無いよな。クマじゃなくてアクマみたいな顔してる。

読む前には、「熊を侮るなよ!」という戒めのために子どもたちにも読ませようかと思っていたが、止めた。
横溝ワールドを母親に勧められた時の子どもの気持ちを考えたら、朗らかではいられないかもなーと思ったので。
でも、決して残酷シーンがメインの本ではなく、よく調べて書かれた実録小説(昭和文学風味)だとは思う。


うーん、熊怖い……。
時折の山歩きをレジャーとする身としては、こんなびくびくした気持ちのままではいられない。
自衛策として『クマにあったらどうするか』を読むことにする。


これは良書だ。
今後クマにあったら私はどうするかと言えば、次のようにする:

●絶対に、背を向けて走って逃げない。
●クマに目を据えてできるだけジッとし、あればヒモ状のものをクネクネと振ってみる。
●それでも組み敷かれてしまったら、腕をクマの口に突っ込むなどの反撃を最後まで試みる。腕一本くらいでは人は死なない(そうなの?)。諦めるな!
●逃げる時は、クマと自分の間に何かを引きずるようにして立ち去る。
●でも上記はただの方針で、肝心なのは、今、自分がどんなタイプの熊とどんな状況にあるのかをよく見ること。

なんだよそれーってな感じだが、一々ちゃんとした理由があるのだ。これから山歩きする時には復唱してから出かけようっと。


面白かったので、もう少し詳しくメモっとく。
この本はアイヌ民族最後のクマ撃ち猟師、姉崎氏へ数年間かけて行ったインタビューをまとめたものだ。
インタビュー形式って、いまいち入り込めなくて退屈を感じることが多かったが、この本は違った。
対話を越えて、話されている事件やクマの動作が、臨場感あふれる映像として浮かんでくる。

姉崎氏のキャラクターが面白い。
熊を自分の師匠だと言い、一人きりで、熊になりきって森を歩き回る。
クマを獲物として追いつつも、同時に尊重もしている感じが、話の端々から伝わって来る。
例えるなら、ルパンを追う銭形のような……。

あと、インタビュアーもしつこくて良い。
一度聞いた話について、戻ってから気になる点があれば何度でも舞い戻る。
細かいこと気にする奴だなーという感もあるが、本当に興味を持ってるんだなーと感心してしまう。やはり、強い興味を持って書かれた本は面白い。

読者の気を引く質問形のタイトルをつけておいて、中身はさっぱり答えになっていない本というのも多々あるが、この本は「クマにあったらどうするか」という設問にもしっかりと答えていたのも好感度大。
クマに襲われて助かったケース、ダメだったケースを色々と網羅し、そこから見えてくるクマの習性は興味深い。

基本的には、クマも人間を怖がっているという点を肝に銘じておくのが大事みたいだ。
何故に強いクマが弱い人間を怖がるのかというと、野生動物というのは周りを気にして動くものなのに、無神経に歩いている人間たちを見れば、よっぽどあれらは強いんだろうと動物たちは判断すると言う。
クマでも倒せない大木を、斧やらチェーンソーやらで倒す人間の技。
小さな毒矢で仲間のクマたちを倒すアイヌの狩人。
そんな場面を見続けてきた動物たちが、人間を「なんか変な力があって嫌なやつらだな」と思っているというのは、説得力ありそうだ。
森を歩く人間からは野生動物の姿は見えないけれど、動物たちは、気配を消してジッと人間を見ているのか……。

それに思うに、全身毛皮に包まれた獣達から見て、ヌメッとした地肌むき出しで、変なとこだけ毛が生えてる人間(しかも後ろ足だけでトコトコ歩く)って、結構、見た目的にも気色悪かったりするんじゃないのかな。

ところで、『羆嵐』の事件を裏付けるように、姉崎氏も「一度人を襲って人間の弱さを知ってしまったクマは、人を何度でも襲うから、なんとしても絶対に殺すしかない」と言う。アイヌの風習でも、そんな風に決まっていたようだ。
でもそうやって攻撃性の高い個体は淘汰されてきたから、逆に、今いる多くのクマの気性は臆病なのではないかという説も面白かった(これは姉崎氏ではなくて聞き手の推論だったかも)。

とりあえず、この本を読み終えて強く感じたことは、クマも自然の中で生きる野生動物の一つなんだなーと言うこと。
森の中では、熊も鹿も栗鼠も同じように暮らしていて、そこに人間もたまに出たり入ったり……。
クマはやはり恐いが、同じ土地で共に生きる仲間でもある。
そう思うと、『羆嵐』のオドロオドロしい横溝ワールドからは脱出できた。

ま、だけどよく考えたら、本州にはヒグマはいないんだよね。
遭遇する機会は多分無いんだろうな(と祈る)。
[PR]

by macchi73 | 2011-03-07 00:50 | 書籍など | Comments(0)
2011年 03月 05日
ニクーリン・サーカス
末っ子が「自分だけサーカスに一回も行ったことがない!」と上の子たちに対抗意識を燃やすので、ニクーリン・サーカスを見に行ってきた。

e0134713_21502097.jpg

オールドサーカスと呼ばれる昔からのサーカスだと聞いて、地味な感じかもなあと思いつつおでかけ。
しかしオープニングのアクロバットで、「え、良いじゃん!」と身を乗り出してしまう。
色鮮やかな衣装と、団員男女の肉体美。豪華な絵画みたいだ。
最近のスピーディなショーを見慣れていると、ちょっと進行にユルい感じはあるかもだが、これはこれで意外に良い。
中学生の息子は、乗馬シーンの衣装と音楽が格好良かった!ゾワッとした!との感想。
末っ子は、空中ブランコと子犬のサーカスで大喜びし、綱渡りで悲鳴を上げていた。

ショーの後、一緒に写真撮影できるということで、熊と触れ合う。
うわー、毛皮がモコモコだ~!と喜ぶ子どもたち。
うちでもクマ飼いたいねえ!なんて言い合っている。
ええ?でもよく見れば、ガッシリ口輪もはめてるし、喉の奥では結構なドスのきいた声でグーグー唸ってるし。
ちょっと庭では飼えないよなあ。

「貴方達にはアオがいるでしょー」と言ったが、子どもたちには曖昧な笑顔を返される。
カメ、子熊に思いっきり負けてるよ……。

末っ子は、家に帰ってからもジャグリングの練習をしたりで、影響されまくり。
「ピノコ・アンド・オカーサン・ゲキジョーバン・サーカスです!」と、自らサーカス団を名乗る有様。
どうやら「劇場版」という単語を、「豪華」の意味だと思っているようだ。

e0134713_2152595.jpg
夜まで遊んで、スカンジナビア料理を食べて帰りました。
カシスビアが美味しかった。

ビールとカシスシロップを混ぜただけっぽいから、夏になったら庭のカシスでも作れるかもなー。

[PR]

by macchi73 | 2011-03-05 21:58 | 【その他】日記 | Comments(0)