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2012年 07月 09日
人形を作る
末っ子が寝てしまった後、頼まれた人形を作る。
最近夜は飲み歩いてばかり、来週も再来週も不在気味なので、今晩作っちゃうぞ!

椅子にかけたり色んなポーズができるよう、園芸用の誘引針金を芯に入れてみる。
大きな関節も動かせるよう、頭部・胴体・手・足とばらばらに作って、最後に合わせることにする。
マスコットなんて作ったことないので、昔なんかの本で見た、関節人形のイメージで。

作っている途中、「なにそれ、コワイ……」とか言われる。
いや、これからきっと愛らしくなるはず……たぶん……。
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大きいのと小さいの、2体作って洋服を着せた。
手持ちの材料が無く、小さい古い端切れをやりくりして作ったせいか、出来たばかりなのに既に何だかヨレっとしている。
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夫が笑っているが、自分としてはそんなに悪く無い気がする。
見た目はアレだけど、古いTシャツから作ったから柔らかくって手触りは良いし、動くしさ……。

明日の朝、娘が見つけるよう、テーブルの上に飾っておく。
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疲れた。その割りに成果物がぼろい。
そういう時って、仕事でも家庭でも、なんとも言えない気分になるけどね。
まあ、何事も練習。

でも下書きも計画もなく、いきなりハサミで切り始めるやり方は、次回はやめとこうと思った。
これは目下面している、色んな事に言えるかもしれない。心して覚えとこう。
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by macchi73 | 2012-07-09 01:34 | 出来事・その他 | Comments(6)
2012年 07月 08日
小人の食器
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このところ、ちょくちょく焼いたり絵付けしたりしていた陶芸が、本日やっと完成。
おおー、なかなか良いじゃない!

娘は自分で計画した通りの出来映えだったらしく、すごく満足そう。
一番大きい蓋付鉢でも直径3cmもなくって、とっても小さい。
でもポットもちゃんと穴が通っていて、実際に使える作りで面白い。

私も作った蚊取り線香立てを使ってみたくてたまらず、まだ蚊のいない庭で無駄に線香を焚いてみる。
ふふ。なんか楽しいねー。

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「あれ、何か良いものあるような」

さっそく嗅ぎ付けて忍び寄る緑色の影。

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カサコソ、カサコソ……。

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我が物顔でお茶会を開く。
異形の3人衆。

なんか食性とか全員違いそうだけどな……。


庭のハーブを摘んで良い匂いのお茶を作ったりしながら、お茶会を楽しんだ後で娘が一言。
いつも来るお友達ともお茶会して遊びたいから、この椅子にちょうど良いお人形を2つ作ってくれないかな?お茶会ドレスの着替えができると良いんだけどなーと。
そういや、うちに可愛いお人形って無いね。と気付いてなんか可笑しくなる。

そうか。やっぱりこの緑の小人では無かったか。はは。

* * * * * * * * * * * * * * *


e0134713_17554065.jpg収納もできる。

優れもの。


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by macchi73 | 2012-07-08 16:43 | 出来事・その他 | Comments(5)
2012年 06月 18日
小人の家具
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親戚が観光しに泊りに来ていた週末。
実家の父から末っ子に届け物だと、手製のミニチュア家具を貰った。
「ピノコが電話で言ってる小人って、今はやりのコレだろう?」と、不気味なマスコットのおまけがついている。いや、娘の小人はもっと可愛いはず……。

しかし大変に喜ぶ子ども。ははは……。
いいの?こういう小人に庭で不意に会ったらコワくないの?大丈夫なの?

私のDIY好きは、父親譲りの性質だなと思う。


「お孫さんが『こびと』って言ってるなら、いま子供たちに人気のコレで間違いないですよ!」と、通っている病院で情報を仕入れたと言う。

確かにこれらのこびとは設定が凝ってて面白いんだけど……絵面のインパクトが強過ぎて、末っ子の小人の脳内イメージがこっちの小人で塗り替えられてしまいそうだ……。


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by macchi73 | 2012-06-18 06:28 | 書籍・CD | Comments(6)
2012年 06月 08日
子どもを騙す
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庭隅に小人への手紙が置いてあった。
小人の住処を見つけた娘が書いたものだった。

鉛筆が添えられ、裏に返事を書くことを求められていてる。
うわ、どうしよう。異種間交流を求めてくるとは。急にオロオロしたりして。

結局迷った挙げ句、手紙の裏には、植物の汁で小さな水玉をいくつか残しておいた。
露草の青、矢車菊の紫・ピンク・水色、ドクダミの葉の緑、バラの赤。けっこう発色が良い。

これが子供に対して決まり悪くなる一歩手前の、ギリギリのライン。
小人の形跡を残すのは良いけど、小人に成りすましての語りはまずいよな? なんとなく。

娘には、ホーキング博士に倣って「小人との接触は考え直した方が良い」とでも話してみるか(嘘)。

* * * * * * * * * * * * *

子どものピュアな心と、成長ということについて考える。

『くらやみの速さはどれくらい』(エリザベス・ムーン)

自閉症の治療が可能になりそうな近未来で、自閉症のルウがした選択とその結果とは?という話。

キャッチコピーは、21世紀版『アルジャーノンに花束を』だったらしい。
確かに構成が似てる……けど、こちらはそっからもう一ひねり、ぐるっと旋回する感じ。

この世には「ピュアな弱者、聖なる愚者」系物語というカテゴリがあると思う。
有名どころで『ハツカネズミと人間』とか『アルジャーノンに花束を』とか。
純粋な心を持った弱者の悲劇によって、この世の過酷さなんかが浮き彫りにされるというストーリー。本当に書かれているのは弱者そのものではなくて、彼らを鏡として映し出されるこの世界、っていう仕組みだ。

しかしこの話は、そんな「ピュア弱者」定番の筋書きを、ピョロッとはみ出している。
ええっ、そう行っちゃう!?って、ある意味、ルウに裏切られ、置いてきぼりをくらった気がするかもしれない。
これは、作者のエリザベス・ムーンには実際に自閉症の息子がいるってのが大きいんだろうな。
ムーンは、弱者という鏡に映し出される社会ではなくて、ルウを含めてーールウの中でもーー刻々と動いている世界そのものを書きたかったんだと感じた。

物語の中のピュアな弱者って、ある時期の子供に似てる。
子どもには、「人には優しく」とか、教えられたことを守ろうと一生懸命な時期があったりして、その非力&可憐な佇まいと相まって、「なんて純粋なんだ!」と大人に涙させたりする。
でも実際のところ、本気で子供を「このままずっとピュアなままに留めておきたい」なんて思う保護者はいないだろう。
ピュアって一番重要なことではない。というか、周囲にとってはいざ知らず、本人にとっては全く重要なことではない。

読んだ後、「あなたは今のままで良い」ってのは「変わりなさい」ってのと同じくらい、期待に満ちた言葉である場合もあるんだなーと思った。ルウを好きになって、期待してた読者としては、結末、寂しかったけど……。
が、どの期待にも応える必要はない。万歳!

また全然別ものかもしれないけど、『トーチング・トリロジー』の「死んだ人間のことは愛し易い」って台詞を思い出した。
自分を動作主として考えると、死んだ人間と弱い存在って、同じように愛で易いかもなーと思って。
でも、自分が置かれる立場として考えると……どっちにも、甘んじにくいよなあ。

それとタイトルについて。
語感も良く、物語中でも何度か繰り返されたフレーズだったが、恥ずかしながらピンと来なかった。
物事は本質として変化・運動・成長を内包している。だから可視できる限界の先にある暗闇にも、速度は内包されている、ってことかな?

登場人物では、保身を計りつつ、でもできる範囲でルウたち自閉症者の便宜を図ろうとするショボイ係長みたいなおっさんに共感した。誰にも大して感謝されないのがまた良し。


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by macchi73 | 2012-06-08 23:58 | 書籍・CD | Comments(15)
2012年 06月 01日
1/12 スケール
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寝かしつけの時、ベッドの中の娘と話していたら、小人の大きさってどのくらいかというテーマで大きく意見が食い違った。

末っ子が考えている小人は、身長10cmに満たない女の子。すごく小さい。妖精っぽい。
対して私がすぐに思い浮かべる小人は、赤ちゃん〜幼児くらいの大きさ。
「見たことないからわかんないね。でもお母さんの小人だと、庭のお家に入れないね」と呟く娘。
「白雪姫の小人もいるし、アリエッティもいるし、たぶん色々なんじゃない」と私。

数日後、ホームセンターでドールハウス用の食器など見かけて、「このサイズだと娘の小人だな」とふと思う。
見回せば、統一規格でもあるのか、だいたい同じサイズのミニチュア食器やら家具やらが並んでる。
1/12スケールっていうサイズらしい。しかし、人間の1/12って、こんなに小さいか?
尺が1/12ってことで、体積としてはずっともっと小さくなるってことなのかな。

更に数日後。
ワイヤー飾りの植木鉢を眺めながら、娘サイズの小人の部屋にちょうど良さそうだなーなんて想像してしまう。

そしてある夜の深夜過ぎ、家族が寝静まった後、植木鉢の中に1/12の住処を作っている自分がいた……。

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万が一、急に子どもが起きてくるとヤバいので、電気を消した部屋隅で作業する。

道具類は全てちゃんと使えること、という点にだけこだわった。

ドライハーブを瓶に詰めたり、唐辛子を吊ったり、縄を編んだり、フックを作ったり。


完成した家は、ちょっとやそっとでは見つからない、庭隅のクリスマスローズの藪の中に隠しておこう。
子どもが見つけるかもしれないし、見つけられないうちに苔でも生えて腐っちゃうかもしれない。
そのドキドキ感や良し。

いつか娘が思いがけなく不意に発見したとしたら……。
想像してみて、ウヒヒヒヒと深夜に一人笑い。

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* * * * * * * * * * *


小人つながり、ミニチュアつながり。


『ノーム』(大型本)

十代の頃、本屋さんから段ボール箱一杯の本を購入できる特典を得た時があり、その時注文した本。

「ちょっと子供っぽいかなー」と思っていたが、読んでみたら、予想に反して凝った内容でなかなか面白く。結局、その時ゲットした十数冊の中で一番愛着深い一冊になったのだった。

(ちなみにその時一緒に注文したのは、当時話題になってた椎名桜子の小説など。『ノーム』とは反対の意味で呆気にとられたので、覚えてる)

ノームを中心とした西洋の小人の眷属について、住居や生態を、あたかも実際に観察したかのように記録した内容になっている。いま、『こびとづかん』ってのが流行ってるけど、あちらがポップで面白風なのに対して、こちらは昔の図鑑画風で。

我が家の子どもたちが小人遊びを始めた時期って覚えてないが(気付いたら何となく定番の遊びになってた)、もしかしたらこの本の影響があるかもしれないな……と、今思い当たったりして。

* * * * * * * * * * *


『スコープ少年の不思議な旅』(桑原弘明)

以前、長女が面白がって見ていた写真本。
桑原弘明というオブジェ作家が作る、スコープ(とても小さいミニチュアの世界を拡大鏡を通して眺める仕組み)の写真が載っている。なんかワクワクする。

あまりに面白そうだったんで、実物を観に行ったんだった
ミニチュアの部屋の窓から明るい緑の景色が見えたりして、面白いもの作るもんだなあと感心した。

あんな風にリアルに作り込んだ小人の家、私も作ってみたいなあ。


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by macchi73 | 2012-06-01 06:30 | 書籍・CD | Comments(2)
2012年 04月 07日
雑草刈り
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暖かくなって、地面が緑色になってきた。綺麗だ。

……などと言ってられない。全部、雑草だ。

これまでは「土がむき出しよりは、雑草でもあった方が良いかもなあ。綺麗だし」なんて、つい草刈りするのを躊躇っていたが。
夏になると手に負えないジャングルになるということを学習したので、今年は今のうちに刈り取ってしまう所存。
可愛い青い小花を一面に咲かせているオオイヌノフグリだろうが、瑞々しいミドリハコベだろうが、容赦なく全部刈り取る!

ただしヘビイチゴは残す。(偏愛)

e0134713_2238310.jpg地面に這いつくばって草刈りしていると、視覚でよりまず嗅覚で花に気付く。

ローマンヒヤシンスが甘いお酒みたいな匂いをさせていてウットリする。随分増えた気がするなあ。あっちにもこっちにも咲いてる。

ヒヤシンスって、「風信子」って書くんだよな。
「信子=シンス」はまあ読めるとして。「風=ヒヤ」って思うと、何となくちょっと可笑しい。

e0134713_22425585.jpgAmeliaさんの庭から分けてもらったスミレが、末っ子の庭で咲き始めてた。

e0134713_22444484.jpg「良いもの拾った~。小人の花瓶~」と娘。

この蜂の巣は何だろう。
規則的に並んだ、丸っこい穴。
地蜂の巣かな?


夢中で半日草刈りしていたら、段々と黒い地面が広がってきた。良い感じ。
あとは平日の夜にでも種まきなどして、良い感じに整えよう……とベンチで休憩しながら悦に入っていたら、娘が飛んで来た。

e0134713_22462581.jpgビューン!!

小さい魔女でーす。お母さんに魔法やりまーす。

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e0134713_22481143.jpgジャジャーン!

e0134713_22491665.jpgすごい!
姿を消す魔法だね。

「ちがう、お手伝い魔法だよー!」


うわー、庭には物干し場もあるのに、黒魔術やめて。
むき出しの土の危険性を認識。土埃。

やっぱり、雑草でも無いより有る方が良かったか?
早目にグラウンドカバーしよう。

どんな風にしよっかなー。
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by macchi73 | 2012-04-07 23:16 | 庭仕事・収穫 | Comments(10)
2011年 05月 08日
5月、第2日曜日
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朝、末っ子がいないと思ったら、パジャマのまま庭の隅にしゃがみこんで何かやっている。
すごく熱心そうにもぞもぞ動いていて、見ていて可笑しい。

何やってるの、と声をかけたら「今秘密してるからこっち来ないで!」と拒否された。
なんだよー。一抹の寂しさ……アンド、ちょっとした期待。

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秘密って?サプライズ?

今日は何の日、フッフーン。

よし、今日は絶対に自分から母の日を言うまい、と決心。


拒否されたので、すごく遠巻きにうろつきながら、ふふん花束作ってるだけじゃん、それどうすんの、と言ったら「これはお母さんにあげないよ」と言ってあっさり見せてくれた。あ、なんだ、そうなの……一抹の寂しさ、だけになってしまった。

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いいよ、お母さんもつくろーっと!と張り合って、娘より大きな花束を作ってテーブルにドンと飾った。
春の花って、雑草まで明るい色で綺麗だなー。

後で見たら、小人の家が花束で飾られている。
母、小人に負けたり。

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部屋に戻った娘は、鼻歌なんか歌いながら怪傑ゾロリを読んだり、踊りの練習をしたり。
そのうち、夫と二人でおでかけの準備を始めた。上の子たちは模試で留守。
あーあ、私も囲碁でも行ってこよ。

摘んだ花の一部は、ゾロリの栞にされていた……。
ちなみにこれはタチカタバミだな。

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by macchi73 | 2011-05-08 12:53 | 出来事・その他 | Comments(2)
2011年 04月 05日
木の花
子どもたちがメンテナンスしている、庭隅の小人住居区。
この春改築して、家が大きくなっている。

小人用に小さいブドウも入れておいたんだよと娘が言うので見たら、ムスカリの花が摘まれていた。
確かにブドウに見える……。

背後にはクリスマスローズの薮が覆い被さるように咲いている。
この家からだと、俯いて咲く花の顔が良く見えそうだ。
小人になって花見したら楽しいだろうな。

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花見と言えば、木に咲く花。
そろそろ今週末あたりが花見のベストシーズンかなあ。
うちに桜が無いのは残念この上ないが、庭では木瓜とゆすらうめが、いま見頃。

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by macchi73 | 2011-04-05 15:18 | 栽培日記:春の植物 | Comments(0)
2010年 10月 01日
アリエッティと、こどものにわ(東京都現代美術館)
先日。
末っ子がトコトコやって来て、「ハサミ貸して」と言う。
そして数分後、襟元に切り込みを入れた赤いワンピースに着替え、「なんかこのドレス、アリエッティみたいに 最初から 切れてた〜」なんて言いながら、にへにへ笑いながら戻って来た。
なんと言うミエミエ。
e0134713_14164312.jpg「いやいや。いま切ったでしょ。さっきのハサミで。」と指摘したら、「お母さんはバカー!」と私を指差しての、いきなりのシャウト&クライ。なんなんだ。

そこですかさず飛び出てきたのは上の娘。
「分かる、分かるよ〜。お母さんのそういうところ嫌だよねえ」(なんで?どこが?)なんて言いながら、器用な手つきで末っ子の髪を洗濯バサミでポニーテールにし、巨大なマチ針をササッと作り上げたら、今泣いたカラスがすぐ笑った。コスプレ好きか。


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で、本日は末っ子と2人で東京都現代美術館の「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」を観に行った。巨大セットの中で自由に歩き回り、小人の視線を楽しめる内容。
映画に出て来た小道具が、あちこちに仕掛けられている。
ちょっとした脇穴を潜ってみると大きなゴキブリが蠢いていて驚いたりもする。
興奮のあまり鼻息荒く、無口になる末娘……目がピカピカと光る。

私としては、アリエッティの庭を構成している植物が、うちと殆ど同じだった事にほくそ笑んだ。
タンポポ、ドクダミ、シソ、カタバミ、ハコベ、シダ、アザミ……つまり雑草庭。
しかし今回のように地を這う昆虫目線で見ると綺麗なもんだ。
雑草庭、捨てたもんじゃないな。


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その後、同時開催中の「こどものにわ」展も観てみたら、これがなかなか楽しかった。

作品の中に入って行く、体感型のインスタレーションがいっぱい。

前に行った十和田市現代美術館もそうだったが、こういうのって、子どもが大好き。私も好き。



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この記事中の写真はどちらも"Echoes-INFINITY"(作家:大巻伸嗣)。「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。


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『小人の冒険シリーズ』(メアリー・ノートン)

ジブリのアリエッティの原作。
ジブリでは人間の少年(翔)とアリエッティとの交流が大きかったけど、本の方は「小人は小人、人間は人間」というアッサリした扱い。小人一家が落ち着く先を求めて転々としていくお話だが、全編を通して淡々としていて、話し上手なお年寄りに家族の歴史を聞くときみたいな雰囲気だ。

メアリ・ノートンの書く小人たちは、特に善でも悪でもなく、特殊能力なども特になく、ただの極小サイズの普通の人たちという設定。そういう設定を退屈と思うか、「自分も縮んじゃったらこんな風な生活になるかも!自分だったらこう工夫する!」と肩入れしやすく思うかで、好みが分かれそうな物語だ。

英雄的な冒険譚ではなくて、等身大の冒険って感じが、女性作家って感じがすごくする。
ミニチュアや模型が好きな読者なら、きっと興味津々で読めるはず。私はとても面白く読んだ。

年頃の子供の、保守的な大人に反発する気持ちや、でも良い子でいたい気持ち、外に対する好奇心に満ちあふれたところなんかは、活き活き描かれてると思う。女性に制約が多かった時代の、でも自由に心ときめかせ、自分らしく生きたい女の子……って感じには爽やかに感動もした。現代だと制約なんてないから、こういう瑞々しい葛藤は無いよなあ。私は体験したことない(野放図)。そういう意味でもファンタジー。

しかし息子はファンタジー好きだが、この本に関してはそれほど反応はなかった。
同じ小人ものでも、『指輪物語』(トールキン)とか『ウィロー』(DVD)とか、善悪の戦いを含んだハラハラドキドキの壮大な物語の方が好きみたい。

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by macchi73 | 2010-10-01 23:59 | 書籍・CD | Comments(0)
2010年 08月 06日
水場の風景
終わりが近付いてきた夏休みを惜しみ、子供たちと泊まりがけで泳いでいる。
夜には街を散歩して、宿近くの映画館で『借りぐらしのアリエッティ』を観た。
いつも子どもたちに付き合って観に行くジブリ映画を面白いと思わなくなって久しかったが、今回はなんだか私までどきどきした。小人家の細々した道具とか、舞台になる家――それほど田舎の大自然でもなく都会でもない身近な懐かしい感じ――とか、引き込まれてしまった。

で、うちに足りないのは水辺なんだよなあ、小川とか庭に引きたいなあ(無理!)なんて夢想しつつ、近所の水場を散歩して回った。
水辺には水辺の植物が生えていて、水中にはメダカやザリガニが見て取れる。
なんだか懐かしい夏の景色。

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でもこれを懐かしいと思うのは、子どもの頃に小川で遊んだ記憶があるからなんだろうか。
家の近くに水場はあれど、だいたい「自然保全中。小鳥や虫の住処です。入らないで下さい」的な立て札があるし。
遊びのフィールドは街か公園で、いかにもな自然にはイベントとしてしか触れない我が子たちの「懐かしい」って感覚は、どんな風景になるのか。

想像しようと思ったが、いまいちピンと来なかった。
でも多分、子どもたちには子どもたちの、私の時代とはまた違う感じの原風景みたいなのがあるんだろうな。
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by macchi73 | 2010-08-06 17:37 | 出来事・その他 | Comments(0)