2012年 02月 14日
![]() この頃、嬉しいはずの結果が色々出ているのに、どうも気分が乗らない。 なんつうか、もっと喜びを感じられても良い気がするんだけどなあ。なんか腑抜けて、上の空。 これって、もしかして、燃え尽き症候群か中高年鬱……。 やばいやばい、エネルギー補給はしないとだ。 とか思って庭を見れば、収穫後、何も世話されず放置されているアルプス乙女の樹に気付く。 そうだ。去年いっぱい頑張ってくれた君にもエネルギー補給をしておかねばだ。 【アルプス乙女の冬期剪定】 ●上に伸びた枝の処理をする。 → 日当たりを良くするために間引いてしまうか、水平方向に誘引しておく。枝垂れさせる方法もあるらしい。 ●長く伸びた新梢は2/3程度切り戻し、脇芽(短果枝)を出させる。 → 果実は前年に伸びた枝から出た脇芽の先端につくので。 ●有機肥料(油かすなど)を株もとに埋める。 本当は、根が動き出す前の年末年始に行うべきだったみたいだけどな。すっかり忘れてた。 ちょっと遅くなっちゃったけど、どうか効果が出て、今年もまた美味しいリンゴを実らせてくれますように。 それと、疲れた中年にも剪定&施肥を……。 今週こそは髪を切りに行って、それから施肥はいかがしよう。夫、なんか、頼む。 オット、ナンカ、タノム!(なんて、しつこくリピートするエネルギーはあり) 2012年 02月 06日
『林檎の礼拝堂 La chapelle des pommiers』 田窪恭治という現代美術家が、ノルマンディー地方の一つの廃チャペルを再生するプロジェクトの記録。 コンセプトは、建物の中と外の垣根を取り払うこと。例え礼拝堂内にいても、天井や壁は透明となり、外に拡がる景色との繋がりを感じることができること。 そんな基本イメージが、試行錯誤されながら具現化されていく様子が良く分かって面白かった。 綺麗な表紙にノックアウトされて読んでみたが、表紙から想像したより写真は少なくて文字情報が多い。写真集的なものではない。 礼拝堂再生のステップが時系列に記述されていて、何かを作るっていうことはどういうことなのかが具体的に分かりやすい。 庭造りにも、参考になるかも(規模が違うけど)。 読んだ感想: 「こんなことやりたい」と思ったら、何も整わないうちにそれに飛び込んで、周りに支援を働きかけるのが凄い。自分で責任とれるかどうか分からない時に周りの協力を仰いでいくのって、結構怖いことだと思う。 更に、そんだけ周りを巻き込んでおいて、なかなか目に見える行動にとりかからないのも凄い。 他人からどう見えても、自分の内から沸き上がる確信をつかむまでジッとしているってのは、かなり胆力を使うもんだと思う。 私だったら、「みんなのこと待たせてるし、広げた風呂敷はちゃんと早くたたまないと……」なんてソワソワして、とりあえずのとこで手をつけてしまうかも。 というか、スロースターターの事情ってこうなのかと初めて知った。 目にはさやかに見えねども。停止してる訳じゃないんだな。 そっか、それなら周りで不要に騒いで急かすのは止めよう。我慢しよう。 それから、それだけ事前に自分の中でイメージを深めるために力を注いでおいたのに、いざ実現化にとりかかった時には他人のやり方も受入れられるってのが、一番凄い。 フランスの職人さんたちの仕事の出来具合と、自分の考えていたイメージとのギャップによるとまどいからも、今ではすっかり解放され、彼らとの共同作業を楽しんでいるのです。言い換えれば、私はアーティストではなく、新しいタイプの職人として、工事に参加している1人にしかすぎないのです。 何についてもそんな風に、関わっている人同士のコラボレーションなんだと思えたら、きっと一人でガツガツするより良いことが出来るんだろうな。自分には欠けている部分だなーと思って、今後のやり方を考えさせられてしまった(色んな方面について)。 今後の練習として、庭作りくらいはそういう感じで子どもと一緒にやれるようになりたいもんだと思う。 自分のためだけでなく、子どもにとっても一緒の何かになるように。 ……なんて、凄い凄いと3連発してみたが、文章のトーンが全然凄くないのも、何となく面白かった。 別に胆力とかありそうでもなく、芸術家っぽくもなく、文章としては面白くもなく(失礼)、真面目な普通の人が素直に書いてる感じ。でも何となく最後まで興味深く読んだ。 しかし、自分が他人の世界を通して、何かある共通したものを感じることができるのであれば、それは誰がどんな方法を真似しようとたいした問題ではないでしょう。むしろ、ちっぽけな自我(オリジナリティー)に左右されることなく、素直に他人のなかに自分と共有できる世界を見つけることの方が、自然な生き方であるように思えます。 * * * * * * * この本を読んでいて、思い出したのが日本画家の千住博の文章。かなり対照的。 才気とパワーに溢れる千住氏タイプって現代の華みたいなところもあり、グイグイ読めて、なんとなく勢いで「そうそう、そうだよな」とか共感する。一方、田窪氏の方は、ふーん、こういう考え方とか物の進め方ってあるんだなとチマチマ読み進めながら、自分の知らなかったことを一つ知った気分。 どっちも面白かったけど。 文章自体が面白く、表現者って熱い!と思わせる内容。 こっちで触れられている「芸術」は、止むに止まれぬ個の表出か。 力強く朗々とした文章で、最後まで一気に読ませる。 これは著者がちょっとハンサムで濃い感じなのも、在り方に影響してるかもとか思ったり……。 2011年 11月 06日
雨の日曜日。寒い。 末っ子だけが賑やかに、幼稚園のキリスト生誕劇の練習をしている。 クリスマスか……。今年はどうしようかな。 ![]() 聞けばイギリスには作るのに半年もかかるというクリスマスプディングというお菓子があるらしい。 どんなもんだろうとwikipediaで調べたら、作り方はパンとナッツとドライフルーツを混ぜて蒸して、その後、長いこと寝かせるだけらしい。 なんだ、ずいぶん簡単そう。 材料も、手元にあるようなものばっかりだし、試しにちょっと作ってみようかな。 半年は間に合わないから、適当に1ヶ月ほどに短縮してみるか(適当)。 ということで、前準備として、まずは洋酒漬けフルーツを作っておくことにした。 昨日作ったユズピールと、干し柿と、庭で収穫したアルプス乙女を、自家製梅ブランデーに漬け込んでみる。 レシピは、「魔法使いの森」にあったものを参考にした。 同サイトにはクリスマスプディングのレシピもあったので、そちらも参考にさせてもらう予定。 「漬け込みフルーツをつくる」 【今回の材料】●自家製の梅ブランデー ●自家製の柚子ピール、干し柿、アルプス乙女 ●市販のドライフルーツ(イチヂク・クランベリー・スグリ・ラズベリー・ブルーベリー) ●クルミ、バナナ 材料とするフルーツは、結構なんでも良いらしい。 【洋酒漬けドライフルーツのレシピ】参考レシピによれば、ドライフルーツは一週間ほど前からラム酒に漬け込んでおくらしいが、今回はいきなり全てを漬け込んでしまうことにする。手抜き。 (1)水気のあるフルーツ(バナナ・干し柿・リンゴ)をラム酒で煮込む。 (2)ドライフルーツを小鍋でラム酒と煮立て、少しふっくらしたら、(1)に混ぜる。 (3)煮沸した容器に(2)を入れ、熱したブランデーをたっぷり注いで冷蔵庫で保存する。 2011/11/12 先週末に漬け込んだドライフルーツを確認してみた。 お、イチジクなんかも良い感じにふっくらして、つまみ食いしたらなかなか美味しい。酒っぽい。 本当は一ヶ月以上寝かせるものらしいが、もうこの程度で良いかなあ(……と、勝手に短縮してよく失敗するんだが)。 それと、あれから色々なところのクリスマスプディングのレシピを見たら、必ずレーズンは入れるものらしいけど……ま、いいか。 クルミとバナナ以外は、全部庭で収穫できる果物にしてみたんだ。 もしクリスマスプディングが美味しいものだったら、来年からはドライフルーツから全て自家製で作っても楽しいかもと思ってのチョイス。 ![]() 2011年 10月 10日
![]() 遊びに来た友達と上野の密教美術展が面白かったねという話をしていたら、息子が鎌倉寺院見物をアレンジしてくれると言う。 いつも自分が引率者なので、人にまかせて旅行するなんて殆どない経験だ。 しかもそれが息子だなんて。成長したなあ!楽しみだ。 そうして翌朝。 「もう出発まで5分だよ、急いで!」「ちょっと遅れたけど、乗り換えは余裕を見ておいたから大丈夫!」などなど、張り切る息子。時刻表やら地図やらを見てきっちり旅程を作ってくれたのは良いんだけど……人工物より自然が好きな家族たちがなかなか掛け声通りに動いてくれず、せっかくの計画はガタガタになる。 ふらふらといつまでも海で遊ぶ家族に対して、「鎌倉まで来て八幡宮を見ないで帰るつもり!」と涙目になる息子。済まない。 結局、八幡宮は見られなかった。息子はガックリと肩を落としていた。本当に済まない。 でも、すごく楽しかった。 コンプリートは出来なかったが、良い旅程だった。 そういえば今日は十三夜だよ、ということで、夜の海でお月見をした。月餅を食べた。 ![]() 波の音が大きくて怖い!と、波打ち際に近寄っては離れ、近寄っては離れの娘。 怖くて楽しい夜の海。 鎌倉、近いうちにまた来よう(八幡宮見に!)。 ![]() 一応、大仏も観た。 * * * * * * * * * * * * そんなこんなで、この連休も庭仕事はしていない。 長いこと放置している庭には、フジバカマやペニセタムなどの背の高い草花が伸びて来て、花穂を揺らしている。 色褪せてきた緑の陰には、所々、赤く色づいた果実――ローズヒップ、コーネリアンチェリー、リンゴ、冬珊瑚――が見え隠れしている。 どう見てもダメな庭なんだけど……各種寺院の侘び寂びに触れた後では、これも案外風流かも……と、思えるような、思えないような……。 ![]() フジバカマは背がとても高くなってしまったので、今年は夏に一度刈り込んでみた。 咲くかな?とちょっと心配していたが、無事、良い感じの高さで咲いた。 ![]() ペニセタム(ファウンテングラス)は、フワフワの穂を次々伸ばしてきた。 ススキとはまた違った風情があって良い。 ![]() リンゴもここ数日で急に赤くなり始めた。 今年は幾つ収穫できるかな。 十三夜の月。少し霞んで、だけど煌々と。 ![]() 2010年 12月 18日
![]() 末っ子の幼稚園の大きな木に、赤い実が沢山ついている。 なんの実かなーと見上げていたら、ヒメリンゴだよ食べられないよ、と娘が教えてくれた。 本当だ。木に名札が下がってる……ってか、心読んだな。 園庭には、他にも実のついた木がいくつか。 冬の実っていうのも綺麗で良いもんだ。 ![]() 大きなキンカンの木。 すっごいたわわに実がなっている。 ウチのキンカンは、毎年ほんのちょっと実をつけるだけなのに……。 何年たったらこんな大木になるもんなのか。 冬の青空に紅葉ってのも綺麗。「うちの紅葉ってモッタリした葉っぱだよね。こういう繊細な形の方が良いなあ……」と、羨む夫。 何を!と何故かちょっとムッとしつつ、確かにモミジには案外色んな葉の形があるんだよなあ……と、ジッと葉を見る。 2010年 11月 16日
![]() ●りんごのジュレ&コンポートの作り方● リンゴのジュレとコンポートを一緒に作っちゃおうぜ!と手抜きなことを試してみた。 (1) 材料は以下の通り。 ・小玉紅玉4個 ・砂糖お好み(今回は250g) ・レモン汁少々(大さじ1) ・水(リンゴがヒタヒタになるくらい) (2) リンゴを8等分に切り、皮を剥く。 (3) 鍋に水、リンゴ、皮、芯(種含む)を全て投入し、中火にかける。 (4) 沸騰しそうになったら、鍋に蓋をして弱火にし、20分煮る。 (5) 煮えたら、ガーゼをひいたザルで濾す。 → ガーゼに残った部分から実を取り出し、一晩シロップにつけてコンポート完成。 (6) 濾した煮汁に砂糖とレモン汁を加えて15分煮詰める。 (7) 消毒したビンに詰めて、一晩冷ます。 → りんごのジュレのできあがり! 残業続きで、たった一人の深夜ご飯の日々。寂しい也。 先日たくさん貰った紅玉が、幾つか残っているのが気にかかる。 そろそろ全部食べちゃわないとなーと思い、もそもそと、暗い台所の片隅で、りんごのジュレとコンポートを作ってみることにする。 ![]() ジュレとコンポートの両方を作るため、皮も実も芯も一緒に煮てしまう。 ジュレを固めるためのペクチンは、種の周りに多いらしい。 ![]() 煮立ったら、20分ほど蓋をして弱火にかける。 その間に、隣ではビンの煮沸消毒をしておく。 ![]() 結構柔らかく煮えちゃった。良い匂い。果肉が入るとジュレが透明にならないので、潰さないようそっと濾す。 ![]() 濾したばかりの時は、濁った煮汁。 が、レモン汁(が無かったので今回は柚子汁)と砂糖を加えて煮詰めると、だんだん透明になる。 ザルに残った実は取り出し、シロップををかけて一晩置いておく。シロップは、ガーゼの中身をギュッと絞り、自家製梅ブランデーと三温糖を加え熱したもの。 薄ピンクで、なかなか綺麗だ。 ……が、味はアレかなー。イマイチぼんやりしてる。オススメできない。 ジュレ用の果汁に旨味が逃げ出した!? 濾し汁は、15分ほど煮詰めたらビンに詰める。まだサラサラだけど、ちゃんと固まるかな。明日の朝が楽しみだ。 そして朝。 ウキウキして、子供たちに「おはよう!良いものアルヨー!」なんて声をかけて冷蔵庫を開けたところ…… ジュレは固まってなかった。 微かにトロミはあるものの……多分、最初の水(800cc)ってのが多過ぎたんだな。 仕方が無いので、鍋にかけて再度水分を飛ばした。 翌朝。 今度は綺麗に固まった。 水を飛ばしたので、量は半分近くに減っている。 うーん、ピンクゴールドだったジュレが、紅くなってしまった。 ![]() さあ、どうだ!と思ったら、 今度は固過ぎた。 器を傾けてもプルン!と弾んでる。ちょっと煮詰め過ぎたみたいだなー。 もう少しトロッと柔らかくても良かったなあ。難しい。 味も、ちょっと濃すぎ甘過ぎかも。 そのまま食べるというよりは、紅茶に入れると丁度良い感じに甘酸っぱい。 でも真っ赤で透明な質感が綺麗なので、子供には好評。 クリームチーズと一緒にパンに乗せて食べている。 次に作る時は、水500cc、砂糖はずっと少なくて良さそうだな。 ![]() ![]() 2010年 10月 31日
庭のアルプス乙女の木を見て、遊びに来た子供たちが「りんごだ、りんごだ〜!」と言っている。 そうなんだよ、りんご育ててるんだよ、と得意な気分で語るわたくし。 ![]() 数えてみると、真っ赤なリンゴが11個! 紅玉と並べてみても、この大きさ! ![]() ちょっと凸凹はしてるけど(ホウ素欠乏?)、今年のアルプス乙女は、なかなかの色艶 & 大きさじゃないだろうか。 紅玉とアルプス乙女の両方で、子供たちと一緒に焼きリンゴを作ってみた。 バター+砂糖+シナモン+ブランデーをネチャネチャ混ぜたフィリングを、リンゴの芯をくり抜いたところに入れて焼くだけ。 簡単だけど、とっても美味しい。満足。 ![]() ![]()
2010年 10月 16日
![]() 苗木を植えてから三回目の秋を迎えたアルプス乙女の実が、着々と赤くなってきている。 現在、収穫できそうな実は10個。 完全無農薬のせいか実の表面に少し凹凸はあれど、今年は実の一つ一つが大粒で、かなり期待できそうだ。 ![]() 今年の夏に、勢いの良い枝がググーンと数本伸びて、去年の二倍くらいの高さになっている。 これを主幹にして、来年度はちょっと背を高くしてみるか、それともこれまで通り、水平に誘引してエスパリエ仕立てにするか……。どうしよっかなー。 ![]() 2010年 04月 18日
2009年 12月 19日
バレリーナツリーの育て方: ●結実までの年数は3~5年。 ●花期は4月。収穫期は9~10月。 ●剪定は12月。短果枝を出すために、長い枝の先端を切り戻す。ただし、バレリーナツリーは横枝を殆ど出さない性質なので、植えて数年は剪定は不要。 ●厳冬期に有機肥料。 ●過湿より乾燥気味の方が味が良くなる。 2009/12 冬、それはホームセンターにリンゴの苗が出回る季節。 今年のアルプス乙女の実がとっても美味しかったので、来年は是非収穫量を増やしたい。 実を沢山ならせるためには受粉樹があると良いと聞き、隣にバレリーナツリーを2本植えてみた。 バレリーナツリーとは姫りんごの仲間で、アルプス乙女の受粉樹になるし、実も食用可。 横枝を殆ど出さないので、直径60cmの空間があれば育てられる省スペース樹木らしい。 品種は悩んだ末、「メイポール」と「ワルツ」にした。 実の収穫はまだまだ先だろうけど、ま、しばらくは花の鑑賞用として、アルプス乙女の受粉樹になってくれれば良いや。 ●メイポール:濃い紅色の花が咲く。 果実は小さく、果実酒や製菓用に良いが、生食には向かない。 ●ワルツ: 白い花が咲く。 果実は生食しても美味しいとのこと。 < 前のページ次のページ >
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![]() 家で主夫してる夫には会社人間呼ばわりされて傷ついてみたりもするが、本当は自然と家庭も好きだと思う。手近なところで鳥・虫・草・子供を観察すべく、雑草いっぱいの庭を構築中。植栽メモ、時々ただの日記。 by macchi73 検索
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