タグ:チュウレンジバチ ( 4 ) タグの人気記事

2017年 05月 01日
バラの葉っぱの食べ方いろいろ(シロズヒメヨコバイ、ハモグリバエ、クシヒゲハバチ)
e0134713_236841.jpg

庭で虫たちを放し飼いしてあげてるので、薔薇の葉っぱがボロボロだ。可愛い食いしん坊たちだなあ!(←嘘、負け惜しみ)

そんな虫たちの食事の様子を観察していたら、虫によって葉っぱの食べ方も違えば食害跡の出方も違うことが分かった。これまでどれもゴッチャになっていたところがあるので、ちょっとメモ。


シロズヒメヨコバイ: 白頭姫横這

シロズヒメヨコバイは、成虫も幼虫も、葉っぱの裏側にとまってチマチマと移動しながら口吻を葉の組織に突き刺し、チュウチュウ吸っているっぽい。葉の表から見ると、汁を吸った跡が非常に細かい点状にプツプツと並んで絣模様みたいになっている(小さい歯型、じゃないんだろうけど)。
e0134713_236118.jpg

食害跡のある葉っぱを裏返すと、幼虫と成虫が一緒に群れでいることが多いようだ。
成虫でも体長3mm程度と、とても小さくて目立たない虫だけど、間近で注目してみたらかなり綺麗な虫だと知った。白地に黒斑のある透明感のあるボディが美しい。
e0134713_2395271.jpg

ちなみにどうでも良いことだが、白頭大横這(シロズオオヨコバイ)というヨコバイもいるけど、お互いは全然似てないのであった。


ハモグリバエ: 葉潜蠅

ハモグリバエは、葉っぱの中の組織を袋状に食べながら進むので、食害跡は白っぽい模様が描かれたようになる。幼虫の通ったトンネルの中には黒い糞が点々と残っていて、トンネルの最先端には幼虫がいる。
e0134713_23125479.jpg

ハエの子なので、容姿はウジムシっぽい。ただし葉っぱを食べてるせいかな、色はとても綺麗な透明感のある黄色だった。


クシヒゲハバチ: 櫛髭葉蜂

クシヒゲハバチは、葉の裏側から柔らかくて美味しそうな部分だけをムシャムシャ食べていた。葉の表面や葉脈などの硬そうな部分は食べないので、表から見ると白く透けた穴があいているように見える。
e0134713_23154437.jpg

クシヒゲハバチは、成虫もたくさん葉っぱの上をウロウロしていた。
しかし何故か葉っぱの上をうろついているのは全部メスばかりで、名前の由来となっている櫛状の触覚を持つオスは見られなかった。ちなみにオスは触覚がボサついているだけで、あとはメスとそっくりな姿らしい。
e0134713_23163681.jpg
e0134713_23164577.jpg

なにをそんなにウロウロしてるんだろう?としばらく見ていたら、薔薇の茎に産卵を始めた。お尻の先を茎に刺して産卵し、また数歩すすんで産卵し……という感じで、点々と茎に卵を産みつけていく。

その動作や雰囲気は、チュウレンジバチにそっくりだ。ま、チュウレンジバチは体が黄色いからすぐ見分けがつくけど、体が黒っぽいという黒いルリチュウレンジなんかだと見間違えちゃうかもしれない。ただし、チュウレンジバチは触覚が三節しかなくて先端の一節だけが長いので、触覚に注目すれば見分けはつくか。
e0134713_23171438.jpg
e0134713_23172131.jpg
e0134713_23173233.jpg

ちょっと不思議に思ったのは、茎の傷跡からして、もうこの場所って他の蜂(チュウレンジバチ?)が産卵済の場所っぽいんだけど、それは気にしないのかな?

葉っぱの食べ方は、クシヒゲハバチの幼虫は中心部から表面を齧り、チュウレンジバチの幼虫は葉の縁から残さず食べていく感じだから、卵の孵化でも何か競合しない仕組みがあったりするのかな(無さそうだけど……)。ここの茎は覚えておいたので、たまに様子を見てみようと思う。
[PR]

by macchi73 | 2017-05-01 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(5)
2012年 06月 05日
チュウレンジバチ(若齢幼虫と老齢幼虫)
e0134713_22464976.jpg

早目に起きて、出かける前にちょこっと庭仕事したりしてる。
今朝はチュウレンジバチの幼虫を重点的に探してみる。見つけたらビニール袋に放り込んで行く。
よくよく見ると頭が黒いものと黄色のものが混在していることに気づく。
別種かな?と調べてみたら、どちらもチュウレンジバチの幼虫で、若齢幼虫と老齢幼虫の違いだった。

チュウレンジバチの幼虫は、成長にしたがって頭部の色が黒から黄色に変わるんだ。
知らなかった。

頭が黒い方は、体が小さくて透明感のある黄緑色。まだ赤ちゃんで可愛い感じ。
頭が黄色い方は、体が大きくて胴体に黒点がある。よく見ると頭だけ蜂みたいで、ちょっと不気味。
長い6本脚が目立つのは、蜂の幼虫の特徴なのかな。チョウやガの青虫もこうだったっけ?

そうやって一々葉っぱをチェックして巡回していると、他にも小さい虫が色々いるが、どれもこれも名前を知ってる。全部言える。生態とかもだいたいは知ってる。何か嬉しい。寧ろ知らないニューフェイスの虫にも来て欲しいくらい。

e0134713_224789.jpg
葉っぱチェックして回ってたら、一角だけ、バラハタマバチのゴールが沢山ある場所があった。

その一角は、チュウレンジバチとかは逆にいなくて、葉っぱには全然穴が空いてない。

なんだろう、棲み分けとかしてんのかな。偶然かな。


傷んだ花や葉を除去しながら庭を一周したら、ゴミ袋が一杯になってしまったが。
残った葉っぱは(今のところ)ピカピカだと思えば、良い気分。
[PR]

by macchi73 | 2012-06-05 06:15 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2012年 05月 10日
アカスジチュウレンジ(成虫)
e0134713_19263950.jpg

庭のバラの若葉の上で、じっと動かない蜂を発見。チュウレンジバチだ。
オレンジ色のぷっくりしたお腹と、黒い羽が目立ってる。
嫌だなあ。産卵場所を探してんのか。

幼虫はよく見るけど、成虫は初めて詳しく観察するかも。
幼虫は、バラの葉っぱをモリモリ食べることで有名。
頭を高く持ち上げる動作がちょっと可愛い、とっても小さい青虫だ。

よくよく見ると、この蜂は胸まで黄色いから、アカスジチュウレンジバチ(赤筋鐫花娘子蜂)だな。
チュウレンジバチの胸部は黒いはず。

e0134713_1932592.jpg

チュウレンジバチの仲間を駆除するためには、幼虫を見つけたら手で取るのが一番簡単。
(が、うちは毎年放置しているが、大した被害になったことは無い)

成虫も産卵中は動けないので捕まえ易いようだ。
ちなみに、チュウレンジバチは蜂と言っても人を刺すことは無い。
見つけたら手で捕まえても平気っぽい。
[PR]

by macchi73 | 2012-05-10 06:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)
2008年 11月 02日
チュウレンジバチ(幼虫)
バラの茎に卵を産みつける、腹が黄色い蜂。
九連地蜂かな?なんて思ったら(嘘)、鐫花娘子蜂と書くようだ。読めない・・・。
「もの凄い速さで卵を次々と産みつける姿が不気味」とは、産卵現場を目撃した夫の談。

●卵が孵化した跡:

e0134713_2038502.jpg

●幼虫:
葉を縁の方から黙々と食い、あっという間に丸坊主にする。
葉の縁に何匹もならんでビッシリ付いていることが多く、何故か全員一緒に頭をもたげたりお尻をあげたり、組体操みたいな動作をしてることもあって面白い。

e0134713_20393019.jpg

バラ愛好家には物凄い嫌われっぷりだが、茎に対して縦に産卵するため水分を運ぶ管は切断されず、開花に影響はないようだ(葉っぱが全部食べられてしまわない限り)。

e0134713_20515592.jpg

[PR]

by macchi73 | 2008-11-02 20:42 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)